Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン8「メイヘム」が進行中。日本でも世界第2位のプレイヤー人口を持つほど人気が高まっているこのバトロワゲームですが、最近では言語の違いが原因で日本人が誤BANされてしまうケースが生じているようです。
「逃げろ!」と言ってBANされた?
日本の『エーペックスレジェンズ』は世界第2位のプレイヤー人口を持つほどの人気ぶりで、4月にはパブリッシャーであるEAが日本のゲーマーに向けたオンラインインタビューを実施するなど、米国からも熱視線が注がれているところです。
ですが、ここへ来て日米の言語の違いからとある問題が生じているようです。
Redditの海外エーペックスサブレに最近掲載されたこれら2つの投稿は、どちらも「日本人のアカウントがヘイトスピーチをしてBANされた」ことを説明しています。
アカウントBAN自体はさまざまな理由で生じうるものですが、これらの投稿が話題になった理由は、言語の違いのせいで誤BANされてしまったからです。
ヘイトスピーチの証拠として、サポートメールに記載されたチャットログに挙げられていた文字は「nigero」や「ニゲロ」というものでした。日本人なら、これは味方に「逃げろ」と指示しているだけだと分かりますが、英語を使う人たちにとってはとある人種差別用語に見えるというわけです。
世界中のプレイヤーに同様の悩みが
コメント欄には、この誤BANに対する同情の声が寄せられています。また日本語に限らず多くの国の人々が、自分たちの国の言葉が英語ではBANワードになってしまう悩みを抱えていることが分かります。
- 「分かる。自分の本名も英語の禁止ワードに近くて、ウェブサイトに本名で登録ができないんだよ」
- 「スペインの人たちが『黒』って言うのに苦労してる件については申し訳ない」
- 「これこそまさに自分がテキストチャットを使わない理由」
- 「他の英語圏のプレイヤーも、それぞれ現地のスラングのせいでこういう目に遭ってる」
- 「みんなはどこ住み?」、「俺はナイジェリア(Nigeria)」、「僕はニジェール(Niger)」、「いいね!」→ サーバー切断
- 「どのみちこの単語は英語だと侮辱に使われてるし、BANの解除はなさそうだな」
誤BAN対応策
根本的な解決策はプレイヤー側にはありませんが、さしあたって「逃げろ」と同じ意味を持つ「Run」や「Escape」などを代用するのが、安全かつ日本人にも意味は伝わると思われます。
人種差別と言えば先日も、エーペックスとのコラボを予定していたブランド「Chinatown Market」が、アジア系の人々から反発を受け、改名とブランドの再編を発表しました。エーペックスが世界中で展開されている以上、日本のプレイヤーもこうした論点を避けて通ることは難しいようです。
誤解されて誤BANされたくないと思った方は、チャット欄は使わないようにするか、開き直ってすべて日本語で書き込むのが無難かもしれません。
基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin) / Xbox One。
Source: Reddit
コメント
コメント一覧 (31件)
escapeじゃ伝わんねぇよ
ゲーマーの学力舐めない方がいい
運営からしたら、
英語こそ世界語だからそれに合わせろ、他の言語での禁止ワードはキリがないから受け付けない
が本音なんだろうな。
英語中心主義はクソだ。
これからは「走れ」って言うしかない
ヘイトスピーチ禁止って要するに自分の思想に合わないやつは排除するって排外主義だよね
傲慢な白豚に飼い慣らされたポンコツロボットの機嫌取るくらいならこんなゲームやめちまえ
.
「逃げろ」じゃなくて「逃げて」でも誤BAN喰らいました。
NとIとGが並んでるだけでEAとしては有罪ということなんでしょうね。
これカタカナって事は日本人が日本人に言ったんやろ?
だったらなんの問題もないやろ。
人種差別よかチーターどうにかしたら?
今の環境、終わってるで?
チーターはBANしないのに、ニゲロって言っただけでBANは草
ほんとここの運営には呆れるよ