Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン8「メイヘム」スプリット2が進行中。またランクマッチで頻発するチーター対策の一環として、開発スタッフは「チーターに対戦が壊された場合の敗北を免除する」というシステムを考えているようです。
チーターによる敗北を免除へ
『エーペックスレジェンズ』はその人気が高まるにつれて不正行為も激しくなっており、シーズン8のスプリット1では、サーバーへのDDoS攻撃によってまともにプレイできないことが多くのプレイヤーから報告されていました。
それ以前から存在するのがチーター問題で、こちらは根本的な解決は難しいと言われていますが、その一方でチーターによる被害を補償することは可能のようです。
Respawnのスタッフがユーザーからの質問に答える動画「Respawn Responds」の中で、エーペックスのデザインディレクターJason McCord氏は、敗北免除のようなチーター対策システムの導入を検討していることを明かしています。
現在の敗北免除システムは、ランクマッチ中に回線エラーなどで味方がいなくなってしまった場合に機能するものですが、これをチーター対策にも拡大していく形です。
McCord氏:現在は対戦時にチーターからの被害を受けたプレイヤーに対して、何ができるかを模索しているところです。恐らくは過去の対戦を遡って敗北免除をする形になると思います。ランクマッチでチーターがいた場合は、ランクポイントが返還されるというわけです。
他のタイトルの敗北免除システム
「過去の対戦を遡る敗北免除システム」のイメージがつかないという方のために他のFPSタイトルで説明すると、たとえばUbisoftのタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』には、チーター対策の一環で「MMRロールバック」というシステムが実装されています。
これはランクマッチの対戦で敵チームにチーターがいたことが判明した場合、後日のログイン時にチーターに負けて失った分のMMR(エーペックスのランクポイントに相当するもの)が返還されるというものです。具体的には、チートツールを使っているアカウントが見つかると、監視システムがそれをBANし、過去にそのアカウントが参加していた対戦データを参照してそれらを無効試合にするという流れです。
ただし知らないうちにチーターとチームを組んで勝利していた場合は、逆にそのとき獲得した分のMMRを没収されます。
具体的な実装スケジュールは不明ですが、エーペックスの「敗北免除」システムはどのような仕組みになるのでしょうか。人気タイトルの宿命でチーターやDDoSなどの不正行為に悩まされているこのバトロワタイトルが、今後どのような形で一連の問題に対処していくかに注目したいところです。
基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin) / Xbox One。
Source: DEXERTO
コメント
コメント一覧 (17件)
> 見つけられるならbanできるだろ
だからbanされても帰ってくるんだって
根本的なbanは無理なわけで
業者を取り締まらない限りいたちごっこなんだよ
セキュリティホール全部潰すより簡単に全部の案件カバーできるって事は良さそうだけどグリッチの温床にな理想な予感もする
チーターと組まされて没収されるのまだわかるけど
その組まされた分の人生の無駄にしてしまった時間をどう保証してくれるのか
プレデター帯までスルーされてるチーターが当たり前にいるのにちゃんと漏れなく機能するかどうかは微妙そうだな
目的がチーターを「無くす」事じゃなくて、「減らす」事だからなぁ。たかがゲームとは言いたく無いけど、保証までは考えてないと思う。
ゲーム自体時間の無駄だから一緒
時間をどうこう思う人はこうゆうチーター減らないゲームやめた方がいいよ
見つけられるならbanできるだろ、まぁセットなんだろうけども
昨日免除されてた
違う、そうじゃない
これチートを検出すること前提だけど大丈夫なんかな…
こんなのつけてもどうせバグかチーターにいいように使われるだけだよ
明らかなチーターとパーティーになった時は即抜けしてるけどそれも保証されるのか?
被害者はチーターに殺された人だけじゃなくてチーターと組まされた人も被害者なんだからちゃんとして欲しい