Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン9「英雄の軌跡」が進行中。このシーズンアップデートで登場した新武器・ボセックボウについて、専用の「アロー」の光がてんかん発作を誘発する恐れがあると一人のプレイヤーが指摘しており、開発側もこれを深刻に受け止めて対処にあたるようです。
ボセックボウのアローにてんかん発作誘発の恐れ
5月5日にスタートしたシーズン9「英雄の軌跡」では、さまざまな追加コンテンツの一つとして、エーペックス初となる弓武器・ボセックボウが登場しました。
まだ研究が始まったばかりの新武器ですが、コミュニティでは今のところ「ボセックボウは強すぎて問題がある」という意見が一定の支持を得ているようです。一方でこの弓には、開発スタッフにとっても想定外だったと思われる、別の問題が生じているようです。
エーペックスをリリース最初期からプレイし続けているという一人のプレイヤーがRedditの海外エーペックスサブレで訴えたところによると、彼は「Sparkalaphobia(スパーカラフォビア)」という病を患っており、ボセックボウのアローはてんかん発作を誘発する恐れがあるとして、Respawn社の開発スタッフに対応を求めています。
Sparkalaphobiaという単語には該当する日本語訳が見つかりませんでしたが、「色のついた光が点滅するのを見つめ続けていると、てんかん発作が起きてしまう」という彼の説明からは、「光過敏性発作」に近いものであることが察せられます。
具体的な問題点は、ボセックボウの専用弾である「アロー」の仕様にあります。このアローはオブジェクトに刺さるとその場に留まり、回収が可能なのですが、アローの位置が遠くからでも分かるように羽の部分が点滅する仕組みになっています。投稿したプレイヤーは実際にてんかんを患っており、狭い範囲に集中したアローの点滅を見つめていると、後頭部に痛みを感じるそうです。
「今のところ他のエフェクトは点滅が遅いので問題ありません。テルミット、Lスター、オクタンが注射を打ったとき、ヒューズの戦術、ミラージュボヤージュなどの点滅も、すぐに消えるものです。(中略)ですがアローの点滅だけは3分以上見つめ続けることができません」
開発スタッフは対応へ
開発スタッフの一人でコミュニティ・ディレクターを務めるRyan K. Rigney氏は「深刻に受け止めるべきことだと思うので、チームにも知らせておきます」とコメントをしています。
なお投稿したプレイヤーによると、アローの点滅から感じる痛みはカラーブラインド・オプションを使っても解決できなかったとのことで、現状のオプションセットで解決できなければ将来アローの仕様にアップデートが入る可能性もあるでしょう。
てんかん発作は重い症状になると、意識を失ったり、無呼吸発作を併発したりしかねないものです。エーペックスに限らず、ゲームをプレイ中に頭痛などの違和感を感じた場合は、すぐに中断して医師に相談することをおすすめします。
- タイトル:Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
- 配信日:2019年2月5日
- 対象機種:PS4, PS5 / PC (Origin, Steam) / X1, Xbox X | S / Switch
Source: Reddit
コメント
コメント一覧 (37件)
刺さった矢を3分ずっと見続けるのは本当いちゃもんの域よな
普通にゲームプレイしてたら5秒も見続けない
というか目に前の矢回収出来るやろクレーマーがよww
てんかんだと強い光が出るようなゲームはなるべくやらないように、自分の意思で辞めなきゃだめよ。自分もてんかん持ちだけど、ゲームはやった事あるけど、頭が痛くなるから自分の意思で辞めたけどね。
医者から進められないゲームを自分の都合で変更しろはわがままだわ
てんかん持ちってこんな文章力低いの?さすが障害者やな
別に拾えなくてもよくね?強いんだし。
点滅するのを抑えるのってぼせっくの弱体化につながるのか?
純粋にゲーム楽しみたい人が何か言われるのはおかしくないか
アンチより信者の方が質悪い