Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では日本時間8月4日より新シーズン「エマージェンス」がスタート。このアップデートに先がけて新レジェンドであるシーアのアビリティ詳細も判明し、「強すぎるのでは」と早くもコミュニティの心配の種となっています。しかし開発者によると、実際には扱いが難しいレジェンドだそうです。
シーアの戦術アビリティは強すぎる?
日本時間7月27日にはシーズン10「エマージェンス」のゲームプレイトレーラーが公開されました。合わせて一部ではアーリーパッチノートが紹介されており、この中で新レジェンド・シーアのアビリティも判明しています。
シーアのアビリティセットは情報収集の役割を担うのにうってつけのようですが、特に注目されたのは彼の戦術アビリティです。
- 戦術 / フォーカス・オブ・アテンション(日本語名不明):
- シーアはミニドローンを展開し、自分の前方にいるすべての敵をマーキングする。マークされた敵は8秒間、回復アイテムの使用と蘇生ができなくなり、シーアと彼のチームメイトは、その敵の位置と体力ゲージを見ることができる
ブラッドハウンドと同様に「ボタンを押すだけスキャン」ができるだけでなく、発見した敵の回復や蘇生を封じ、しかも体力ゲージまで見えてしまうというこのアビリティは、とても強力そうに見えます。
他にもADSをするだけで敵の心拍が聞こえるパッシブや、一定エリア内の敵をマーキングし続けるアルティメットと合わせて、現時点では「シーアは強すぎるのではないか」という反応が国内外で多く見られています。
実際には当てるのが難しい?
一方で、あまりにも前評判が高いことを気にかけたのか、リードゲームデザイナーのDaniel Klein氏はシーアのアビリティについて、その詳細な仕様を解説しています。
Klein氏:細部にまだ話しきれていない重要な点がありまして、シーアの戦術アビリティには非常に高い正確性が求められるんです。ブラッドハウンドのスキャンは自分の周囲全体を覆うのですが、シーアの場合はどちらかというとスナイパーライフルなんです(レジェンド一人が通れるくらいのトンネル型)
なので実際のところ、当てるのはとても難しく、(大きな警告が表示されるので)敵はそれを回避するというプレイもできます。もし当たってしまうと、本当に長い時間位置がバレてしまうんですけどね。
Klein氏:それと皆さんサイレンス効果(※回復・蘇生ができなくなる)を心配しているようですが、シーアのサイレンス効果は数秒しか続きません。あれは妨害に使うもので、レヴナントのサイレンスと違って永遠に続くように感じるものではありません。
Klein氏によると、シーアはスキャンの範囲がトンネル型であることがポイントのようです。確かによく見ると、上述の説明文にも「前方にいるすべての敵をマーキング」とあるため、使いやすさの面ではブラッドハウンドに軍配が上がりそうです。
強すぎたら即弱体化
とはいえ開発側も、リリース前にすべてのバランスを計算するのは不可能であることを認めています。過去にもシーズン7当時のホライゾンが想定よりも強かったり、シーズン8で登場したヒューズが想定よりも使われなかったりしていました。シーアについても同様に、予想外の統計が出る可能性はあります。
こうした懸念について、ライブバランスデザインを担当するJayBiebs氏は、「そのために私がいるんです」とRedditのエーペックスサブレに投稿しています。
JayBiebs氏:もしランページやシーアが限度を超えてしまったら、こちらはすぐに修正を加えます。もしそれらが強く、しかしメタのどんな部分で失敗しているのか分からなかったときは、普段は後のパッチによって進展を待つようにしています。
このように、開発側としてはシーアは言われているほど強くはないと想定しているようですが、もし予想が外れた場合はすぐに修正するという二段構えで備えているようです。
果たして実際のところ、シーアは新環境にどのような影響を与えていくのでしょうか。真相は日本時間8月4日よりスタートするシーズン10「エマージェンス」で明らかとなるでしょう。
Via: DEXERTO
コメント
コメント一覧 (19件)
いやだからテストサーバーを作って一般公開しろよ
だからテストプレイせーや
強すぎるからナーフとか毎度アホ臭い
外す要素を他に割り当ててやれよ
サーバーといい新キャラといいせっかくの新規を呼び込むタイミングで既存のプレイヤーを見放していくよな
一気に人減りそうで弱体化する頃にはもう手遅れとかなってそう
8秒サイレンスされたら詰められて終わるんだが
おっ今日もオタクが運営を叩いていい気になってるねぇ