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エーペックスレジェンズ:シアの弱体化は今後も続く? "ウォールハック・メタ"について開発スタッフ語る

エーペックスレジェンズ:シア弱体化は今後も続く? "ウォールハック・メタ"について開発スタッフ語る
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Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン10「エマージェンス」が進行中。日本時間8月24日の小型アップデートでは新レジェンド・シアの弱体化が行われましたが、開発側は今後さらなる弱体化の用意があることを語っています。

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シアの弱体化は適正?

シーズン10「エマージェンス」で登場し、そのアビリティセットの強力さから物議を醸していた新レジェンド・シアですが、日本時間8月24日未明に配信されたアップデートによって各アビリティに弱体化が施されています。

その一方で、プレイヤーからは「弱体化すべきはそこじゃない」として、戦術アビリティによって回復や蘇生まで妨害されてしまう点が変わっていないことへの不満が寄せられています。

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今回の弱体化は本当に不十分なのでしょうか。Respawnでエーペックスのバランスデザインを手がけているJohn Larson氏は、パッチノートの掲載に合わせてツイートを投稿し、一連の変更の背景にあるデザイン意図について「シアとウォールハック・メタ」というタイトルを添えて説明しています。

なおこのツイートは21ツイートにも渡る長文であるため、以下にその内容を要約してお届けします。

「シアとウォールハック・メタ」の要約

  • 目的
    • 今回の変更は、シアのアビリティのユニークな部分が根本から損なわれないようにしつつ、不満になっている点や、プレイパターンが劣化している点に手を加えるのが目的だった
  • パッシブアビリティについて
    • シアは最低限のコストで多くの情報が得られていた。360度見回して「クイックスキャン」を行う事例が多数あった。そこで心拍がスパイクする間隔を長くして、射程距離も短くし、最大HPの敵を捉えるのには多くの時間を要するようにした
    • 引き続き作業をしていく必要があると考えている。ソロキューのランクマ勢は分かっていることだが、ラッティング(ハイド)が実質的に不可能になっているからだ。ラッティングを再び有効なものにしたい
  • 戦術アビリティについて
    • 大量の効果が盛られた「スキルショット」のようにデザインしたことは、本来的には悪いことではないと考えている。しかしシアの場合はパッシブやアルティメットとのシナジーが強力で、戦術アビリティが使われるタイミングも、敵が回復や蘇生をするために停止しているときが多かった。そこで少なくとも、敵に戦術アビリティを避ける時間を与えるようにした
    • 多くの人が、8秒間の妨害効果を変更しなかったことにがっかりしていると思う。しかし今回は調整の第一段階だ。データが何と言おうと、内外からのフィードバックが何を示唆していようと、引き続き作業をしていく必要があると考えている
  • ウォールハック・メタについて
    • 本来なら、限られた情報の中から敵の次の動きを読み取ることで初心者はゲームセンスが磨かれていく。しかし壁越しに敵の情報が分かってしまうと、初心者はゲームセンスを磨くことができないし、センスに自信があるプレイヤーはそれを失ってしまう。戦いはスキャンによって完全な情報がそろってから行われるべきものではない
    • しかしスキャン能力に対抗できるように、たとえばバンガロールのスモークを強化するなど、一人のレジェンドを強化してしまうと、今度はそのレジェンドにピックが偏り、また選択肢が狭まってしまう
    • シアはさまざまな情報を暴くことができるが、それだけに、こちらも多くの選択肢を模索できる。シアの登場によって、(ブラッドハウンドのときからあった)「情報公開メタ」の最もきつい部分を再検証し、それに対抗するための手段を導入していくプロセスが加速された
  • 今後の予定
    • リリースされたシアの強さは想定を上回っていた。1つのシーズン中ずっと、同じレジェンドや武器を選ぶ必要性を感じるべきではない。こちらはバランス調整チームとして、繰り返し調整をしていくことができるので、一つの修正パッチだけで「情報公開メタ」の不満を解決することはできないものの、他のデザインチームメンバーとともに、長期的に解決策を模索していきたい

今後さらに弱体化か

今回のツイートからは、シアには引き続き弱体化を含む調整が模索されていることが分かります。しかし単純に各アビリティの数字を下げたり、効果を削除したりすると、シアのユニークさが損なわれてしまうので、今回のようにスキャンに対抗する手段を増やす方向で調整していくようです。

一方で、特定のレジェンドを対シア用に強化するのは、逆にピックが偏るため、有効な解決策としては考えていないようです。

また、Larson氏のバランスデザインチームは長期的な目線で現在のメタの問題点を調整していくとのことで、シアへの次の弱体化は、あったとしても今後すぐには実施されないことが察せられます。

8月24日に配信されたアップデートによって、今後シアの立ち位置はどのように変化していくのでしょうか。そしてシアへの追加の弱体化がリリースされるとしたら、それはどのような形になるのでしょうか。引き続き公式からの発表を待ちたいところです。

  • タイトル:Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
  • 配信日:2019年2月5日
  • 対象機種:PS4, PS5 / PC (Origin, Steam) / X1, Xbox X | S / Switch
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Source: Respawn Twitter

エーペックスレジェンズ:シア弱体化は今後も続く? "ウォールハック・メタ"について開発スタッフ語る

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • まさにそれで、redditえらいことになってるよ。AMAした意味もなかったし、調整延期した意味もなかったってな。

  • パッシブの何がダメって、三次元でいる場所わかることなんだけどな
    CoDの第六感みたいに水平軸で情報取れるようにすればいいと思うが

  • 何でもいいけど回復阻止とフラッシュ無くしてくれればそれでいい。正直すきるもよほどの事がないと当たるんだからパッシブなんて全キャラの、中で一番強いと思うし回復阻止は避けようとしたら一回回復やめないといけないし当たっても回復阻止されるしほんとにキモイ。エペ辞める勢い今はこんなにキャラで苛ついたのはほんとに初めて

  • シアのアレは擁護できないが
    ハイドにメスがかかったランクマは中々に快適だったともいう
    おかげで万年プラチナ止まりな俺もダイヤまで行けたし

  • >しかし今回は調整の第一段階だ。
    第一段階とは実装前のテストの時点じゃないのかね
    「パッシブスキャンって強力なんだなー勉強になったわ~」とか言ってるようじゃ批判は止まないだろうな

    • ウルトだけじゃなくアビリティもクールダウン長くしろよ

    • まさにそれで、redditえらいことになってるよ。AMAした意味もなかったし、調整延期した意味もなかったってな。

  • ブラハと違ってパッシブで常時情報を取れる以上、シアにピックが偏るのは避けられないわな
    シューターファーストを目指すなら、情報の強さを理解して欲しい
    特にバトロワなんて、特殊要素がなくても100%正面衝突のフラットなガンファイトするほうが珍しいしな

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