Raven Softwareの『Call of Duty: Warzone(コール オブ デューティ ウォーゾーン)』ではシーズン1.5が進行中。ウォーゾーンではシーズン1でアンチチートシステム「RICOCHET」が稼働しているのですが、このシステムから「チーターからのダメージをすべてゼロにする」という驚きの新機能が発見された模様です。
チーターの攻撃をすべて無効化する新機能か
『CoD:V』および『ウォーゾーン』では現在、新たなアンチチートシステム「RICOCHET(リコシェ)」が稼働しています。これはAIを使ってサーバー側とプレイヤー側の双方のシステムからチートツールを検出し、BANを実施するという仕組みで、次世代のアンチチート構想として注目を集めています。
実際のところ、このRICOCHETには今なお謎が多く、中には昨今増加しているバグの一因としているプレイヤーもいるのですが、その一方でRICOCHETには公表されていないアンチチート機能が搭載されている可能性があるようです。
プロチームNRGに所属するコンテンツクリエーターのJoeWoが、1月18日に興味深いクリップを投稿しています。配信の中で突然、彼は遠距離から不自然な精度で撃たれ続けるのですが、よく見ると何発被弾してもまったくダメージを受けていません。JoeWoは逆にチーターの疑いのあるそのプレイヤーを追い詰め、難なく仕留めることに成功します。
JoeWoはこの出来事について、「チーターが俺をキルできなかったのは、弾が(サーバー側に)記録されなかったからだ」としています。
対チーター戦争は好転するか
RICOCHETには昨今、コミュニティで一つの仮説が登場していました。「アンチチートRICOCHETは、外部のソフトウェアを検出してBANするだけではなく、チーターのようにスキル記録の少ないアカウントが不自然な精度のダメージを出した場合、サーバー側でその分のダメージをカットしている」というものです。
「スキルベース・ヒットレジスター(Skill based hit reg)」という仮称がつけられたこの機能が本当に実在するのであれば、これまでは「チーターによる被害が発生してから(検出や報告などを経て)そのチーターがBANされる」という流れだったものが、「チーターによる被害を未然に打ち消し、かつそのチーターをBANできる」ことになるため、画期的であるとして人々はRICOCHETへの期待をさらに高めています。
この現象については、単なるサーバー側の弾抜けバグとして否定する意見や、実在するとしても純粋に上手いプレイヤーのダメージも誤ってカットされてしまうのではないかという懸念の声も見られます。そんな中、Los Angeles GuerrillasのGavinは、「スキルベース・ヒットレジスターなんて無いと言ってる人たちは、このアンチチートのやってることを見てみろ。間違いなく実装されている」としています。
チーター晒し上げ動画
同様のすり抜け現象はリプ欄でも複数報告されており、まったく勝てなくなってしまったチーター配信者の反応をさらし上げる動画もアップロードされています。
RICOCHETのチームからは今のところ、この機能に関する公式な解説はなされていませんが、果たして「スキルベース・ヒットレジスター」は実在するのでしょうか。チーターとの戦いが多くのプレイヤーにとって良い方向に向かうことが期待されます。
Source: Twitter
コメント
コメント一覧 (13件)
>まったくダメージを受けていません
ウソはいけないな。擦り傷ながらしっかりダメージ受けてるぞ