Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、日本時間5月23日に新シーズン「オペレーション・ベクターグレア」の全貌が公開されました。この記事ではそのうち、新オペレーターのSens(センス)について紹介します。
「オペレーション・ベクターグレア」新オペレーターSens
現地時間6月7日にリリース予定のイヤー7シーズン2の新オペレーターはSens(センス)。ベルギー出身のオペレーターで、Doc(ドク)の率いるチーム「ウルフガード」のメンバーとして加わります。
固有ガジェット「R.O.U.プロジェクターシステム」はマップ内の特定エリアにおける射線をコントロールするユニークな性能を持っており、新武器POU-9とともに攻撃側に新たな戦略をもたらします。
Sensのロードアウト
SENSは体力が125でスピードが1のオペレーターで、チームのサポート役に適しています。ロードアウトも、防衛側のガジェット破壊を支援するGONNE-6や、ルート構築用のハードブリーチングチャージ、そして裏取り警戒用のクレイモアをもたせることができる構成です。
- 体力:3
- スピード:1
- メインウェポン
- POF-9(アサルトライフル)
- 417(マークスマンライフル)
- サブウェポン
- SDP 9mm(ハンドガン)
- GONNE-6
- サブガジェット
- ハードブリーチングチャージ
- クレイモア
- 固有ガジェット
- R.O.U.プロジェクターシステム
ロードアウトの注目点は、Sensだけが持っている新武器POF-9。タイプはアサルトライフルですが、ドラムマガジンによる50+1発の装弾数によってLMGに近い運用も可能です。メインウェポンはこの新武器と、威力が高く反動の少ないDMRの417との二択になります。
- POF-9のステータス
- ダメージ:35
- 連射速度:740
- 機動力:50
- 装弾数:50+1
POF-9は基本ステータスがしっかりしている代わりに垂直リコイルが高めの武器で、アタッチメントをつけたり、射撃練習場でリコイル練習を繰り返す必要があるでしょう。
固有ガジェット:R.O.U.プロジェクターシステム
Sensの使うR.O.U.は、スモークグレネードの変異型のようなガジェット。タイヤ型の本体を床に転がすと、その軌道上に小さなプロジェクターが連続してばら撒かれ、エメラルドグリーンのスクリーンを次々に投射していきます。このスクリーンは不透明で、向こう側の視界をカットすることができます。Sensはこれを3個所持しています。
このスクリーンは継続時間13秒で、12秒目から徐々に消失していきます。スクリーンはスモークグレネードの煙と似たような性質を持ち、オペレーターの体や銃弾、ガジェットはすり抜けます。
一方でタイヤ型の本隊は壁などのオブジェクトに当たると進行角度を変えるため、一直線以外にもさまざまな形状のスクリーンを形成することが可能です。ただし自分が思った通りの形のスクリーンを作るには、あらかじめ練習が必要そうです。
R.O.Uの強み:射線が厳しい状況を一気に解決できる
基本的にはスモークグレネードと同じく、気になる射線を封じてしまうのに使います。スモークグレネードでは不可能だった、広範囲かつ多様な射線カットができるようになるため、ディフューザー設置を第一目標にした作戦の多様性が一気に広がるでしょう。
攻撃的に使うこともできます。Glaz(グラズ)のフリップサイトはスモークと同じくこのスクリーンを透視できるので、GlazとSensのコンビでどんどん前に進んだり、相手の引きを一方的にロックしてしまうなどの運用が可能です。
R.O.U.を使われた側の対応ですが、オペレーターのモデルのデザイン上、スクリーンを強引に通り抜けようとすると武器だけが「先見え」の状態になってしまうため、スクリーンを張るだけでも相手へのけん制になります。
また、本来の用途ではありませんが、単純に敵がいそうなところに投げるという使い方もあります。目の前でスクリーンが展開すると相手は何も見えなくなってしまうので、その隙に距離を詰めてしまいましょう。
R.O.U.対策:Wardenの価値がさらに高まる?
R.O.U.は各種防衛ガジェットで対応可能で、中でもスモークを透かして見ることができるWarden(ウォーデン)が分かりやすいアンチピックです。昨今ではフラッシュバンの仕様が変わり、Ying(イン)を使った戦術も強化されてきたことと連動してWardenの評価も高まっていますが、もしSensが高く評価されるなら、Wardenの価値もさらに高くなるでしょう。
- R.O.U.への対処法
- 防弾カメラ(サブガジェット):スクリーンの向こうを透かすことができ、テイザーでスクリーンの一部を無効化することもできる。
- Maestro(マエストロ):イービルアイでスクリーンの向こうを透かすことができる
- インパクトグレネード、ニトロセル(サブガジェット):爆発物でスクリーンのプロジェクターを破戒できる
- 有刺鉄線(サブガジェット):本体の転がるスピードがダウンし、スクリーンの展開幅も減少する
- Bandit(バンディット)、Kaid(カイド)、Aruni(アルニ):通電状態の壁やスーリヤゲートなど、攻撃側にダメージ判定のあるガジェットに触れると破壊される。スーリヤゲートは、床との隙間を転がせば回避できる
- Warden:スマートグランスグラスでスクリーンを透かし見ることができる
- Jager(イェガー)、Wamai(ワマイ):投擲物として扱われるため、ADSには破壊され、MAG-NETには捕まる。MAG-NETに捕まると、落ちたところから再び転がり始める
- Mute(ミュート):R.O.U.本体は停止しないが、ディスラプターの範囲内に設置されたプロジェクターはスクリーンを起動しなくなる
- その他:転がっているR.O.U.本体を破壊するとスクリーン展開も途中で止まる
テストサーバーは5月24日、リリースは6月7日
イヤー7シーズン2「オペレーション・ベクターグレア」の新コンテンツをテストできるPC版テストサーバーは、現地時間5月24日より利用可能になります。PC版シージをお持ちの方はぜひテストに参加し、データやフィードバックを提供してみてください。
また、シーズンアップデート日は現地時間6月7日であることも発表されました。コンシューマー版シージでプレイしている方は、この日に備えてアップデートの詳細を予習しておきましょう。
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