本日2022年8月10日、Riot Games(ライアットゲームズ)は無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』にて実施される「アップデート 5.03」のパッチノートを公開しました。今回のアップデートでは、主にチェンバーの弱体化、ネオン、チェンバー、ジェットのUlt仕様変更が実施されます。
『ヴァロラント』パッチノート 5.03 「全体のアップデート」
- エンジンをUnreal Engine 4.26にアップデート
- このアップデートでは開発チームが使用するツールセットが大幅に改善されますが、プレイヤーの皆さんがこの変更に気づくことはおそらくないでしょう。本来ゲームエンジンのアップデートとは、気付かれることなく行われるべきものですから。
- ですが、今回に限っては主にUI周辺で不具合が起きていることが判明しています。発生している不具合は可能な限り速やかに修正しますが、しばらくはゲーム内やメインメニューの一部が正しくない状態になる可能性があることをご留意ください。それがゲームプレイの障害になるようなことがあれば、お手数ですが不具合の報告をお願いします。
- エージェントブラウザーのビジュアルデザインを一新
- エージェントを題材としたアートを活用して、VALORANTのスタイルにより合うデザインとなりました。
『ヴァロラント』パッチノート 5.03「エージェントのアップデート」
チェンバー
ランクおよびプロシーンのプレイヤーがチェンバーをマスターしたことで、彼の強みが弱点を上回り始め、 チェンバーの「ランデヴー」と彼の武器に対するカウンタープレイが期待したほど効果的ではなくなってきました。またチェンバーの能力全般も強力すぎるように感じられるため、全体的に能力を落としても競争力は保てると判断しました。
- “ランデヴー”(E)
- 基本クールダウンが延長:20秒 >>> 30秒
- 回収時のクールダウンが延長:20秒 >>> 30秒
- 「ランデヴー」のアンカーが破壊された際のクールダウンを45秒に設定
- チェンバーが「ランデヴー」を発動できる範囲の直径を縮小:21m >>> 15m
- チェンバーの「ランデヴー」はエリアを制圧する上で強力なものとなるよう設計されていますが、従来の範囲ではそのサイズが意図した以上に有利に働いていました。この変更により、チェンバーは対戦相手から発見されにくい位置を確保するために従来よりも工夫が必要になります。
- 破壊された「ランデヴー」のアンカーに対するペナルティーの強化と有効範囲の縮小により、チェンバーメインのプレイヤーはより慎重なゲームプレイが求められます。さらにこの変更によって、チェンバーの破壊可能なオブジェクトによるカウンタープレイが、他の破壊可能なオブジェクトの挙動とより近いものになります。
- “トレードマーク”(C)
- スロウの持続時間が短縮:9.5秒 >>> 6秒
- “ツール・ド・フォース”(X)
- 必要なULTポイントが増加:7 >>> 8
- スロウの持続時間が短縮:9.5秒 >>> 6秒
- “ヘッドハンター”(Q)
- 弾のコストが増加:100 >>> 150
- 「ヘッドハンター」がチェンバーにとって強力なサイドアームであることは重要です。しかし、現在のコストでは他のエージェントに比べるとマネーに関する判断を軽視しやすい状態になっています。この変更は、チェンバーのピストルラウンドやセーブラウンドでの判断に大きく影響するはずです。「ツール・ド・フォース」のULTポイントの変更も、この目的に沿ったものです。
- 弾のコストが増加:100 >>> 150
アルティメット・アビリティを含むすべてのアビリティが弱体化されています。“ツール・ド・フォース”のスロウ効果短縮がアタッカーサイドで有利に機能する可能性はありますが、大幅な弱体化と言わざるを得ない調整です。
アビリティーによるダメージの部位別内訳
下記のエージェントのアルティメットをアップデートして、体の特定の部位に与えるダメージが武器と同様の法則に従うようにします。つまり、ヘッドショットとレッグショットでは異なるダメージ倍率が適用されるということです。この変更を導入する目的は、正確性を正当に評価し、VALORANTにおけるダメージ全般に一貫性を持たせることにあります。
特にネオンに関しては、異なるスキルレベルに対応するためのバランス調整の手段が増えることになります。さらにこの変更により、ネオンのアルティメット使用時に必須となる、ダッシュしながら狙いを定めるスキルの習熟に深みが加わることでしょう。
ネオン
- “オーバードライブ”(X)
- 1発のダメージが減少:22 >>> 18
- 射程が延長:15m >>> 20m
- レッグショット倍率が減少:1.0 >>> 0.85
- ヘッドショット倍率が増加:1 >>> 3
当てる部位によるダメージ倍率の違いが設定され、ヘッドショットを狙う高い価値が生まれました(ボディショット、レッグショットはダメージ減)。射程距離の延長とは、距離減衰が有効になるまでの猶予が長くなった事を指しており、今までよりも中距離でのキルを行いやすくなりました。
チェンバー
- “ツール・ド・フォース”(X)
- レッグショット倍率が減少:1.0 >>> 0.85
オペレーターと同様のダメージ倍率となり、体力フル+ヘヴィーシールドの敵をレッグショットで倒せなくなっています(レッグショット時:127.5)。
ジェット
- “ブレードストーム”(X)
- レッグショット倍率が減少:1.0 >>> 0.85
レッグショット時のダメージが42.5に減少。これにより、体力フル+ヘヴィーシールドの敵をヘッドショット以外で倒す場合、レッグショットが絡むと4本のナイフが必要になります。
ゲームシステムのアップデート
- カスタムゲーム以外でも「ゴースト」のキーバインドを変更できるように
- このオプションは「設定」>「操作」>「アクション」からご確認いただけます。
不具合修正
エージェント
- ジェットの“テイルウィンド”でダッシュ中に武器を切り替えると、武器を取り出すアニメーションが必要以上に長くなる不具合を修正
ゲームシステム
- レイナとキルジョイのHUDの一部が、ユーザーインターフェースを非表示にした後も表示される不具合を修正
- オーブを素早く連続タップした場合に解除のアニメーションが乱れる不具合を修正
既知の不具合
- ゲーム内でクロスヘアの不透明度設定を変更すると、クロスヘアのプレビューがちらつく不具合を修正
- スパイクのアナウンスUIが適切に表示されない不具合を修正
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
Source: VALORANT
EAA FPS(イーエーエー)をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント