BO6のやり込み要素

オーバーウォッチ2の現状と今後:S4からランクリセット撤廃、サポート2名追加へ、年内にもう1つのコラボ予定、オン・ファイヤとPOTG再構築など

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本日2023年3月25日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 のニュースページを更新。当該記事では、オーバーウォッチ2のゲームディレクターAaron Keller氏より、リリースから間もなく半年が経過する『オーバーウォッチ 2』の現在の立ち位置や、これまでに開発チームが学んだことなど、寄せられたフィードバックをテーマに過去6ヶ月の振り返り今後の展望について語られています。

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ディレクターの視点:「オーバーウォッチ 2」を振り返って

ディレクターの視点:「オーバーウォッチ 2」を振り返って

「オーバーウォッチ 2」のリリースから早いものでもう6ヶ月が経とうとしています。まだ信じられない気持ちですが、気づけばシーズン3も終わりに差し掛かり、シーズン4が目前に迫っています。これからもエキサイティングなコンテンツの数々が待ち受けています。今回はマッチメイキングのような特定のトピックを取り上げるのではなく、過去6ヶ月を振り返り、ゲームの現在の立ち位置や、これまでに学んだことをお話ししようと思います。リリース当初から情報を追っている方にとっては、耳慣れた話題も多いかもしれません。この半年を振り返りながら、お付き合いいただければ幸いです。

フィードバック「開発側からゲームに関する話が聞こえてこない

ウィンストン ランク情報

過去、プレイヤーから「開発側からゲームに関する話が聞こえてこない」というフィードバックが頻繁に寄せられた。この状況を打開することに集中し、今後の展開と私たちの考えの両面から、ゲームに関する情報をプレイヤーに提供することに力を注いできた。

当面はこれを続ける予定だが、プレイヤーとのコミュニケーションをさらに充実させるための方法を話し合っている。例えば次の1シーズンだけでなく、さらにその先のロードマップの公開。これにより、長いタイムスパンでゲームの展望をイメージすることが可能になると考えている。これについては他のリリース予定とともに4月に詳細を公開予定。

フィードバック「サポートヒーローが狙われやすい

S3 サポート

開発チームはリリース以前からこの問題を解決したいと考えており、以下3つの異なる角度からこの問題の解決に取り組んだ。リリース以来学んだ教訓やそれら取り組みの結果、今現在のサポートはとても良い立ち位置にあると考えている

シーズン4とシーズン6では、さらに2人のサポートヒーローを追加予定。これを含め、引き続きサポートの体験改善を実施していく。

実施された「サポートヒーローが狙われやすい」問題の解決策

1. ダメージヒーローが敵のバックラインに割り込んでサポートを狙う能力を抑える。
ダメージヒーローの移動速度上昇のパッシブを削除し、敵のバックラインに切り込むフランカーの何人かは下方修正を行った。

2. 脅威へ対処するための、追加のアビリティをサポートに与える。
その上でサポートヒーローが生き残りやすくするため、ロール・パッシブを強化、一部のヒーローの生存能力を高めた。ゼニヤッタのキックやブリギッテのシールド増加のような変更は、これがうまく機能した例だが、マーシーの“ガーディアン・エンジェル”の変更のように、修正しすぎたと思うものもある(シーズン4で対応予定)。

3. 過剰な調整はひかえる。多くのプレイヤーは次第に5v5の環境に適応してきていた。

これら変更の進め方は、サポートのプレイスタイルを維持しつつ、核となる問題に対処するものであった。

フィードバック「ワンパンマン コラボについて」

ワンパンマンコラボ

TVアニメ「ワンパンマン」とのコラボレーションは大好評で、心より嬉しく思っている。コラボ発表の際に話した「こうしたイベントを行う上で私たちの大事にしている価値観」をプレイヤー達も受け入れてくれたと感じられた。

ワンパンマンのような素晴らしい作品であっても、「オーバーウォッチ」の世界に別の作品を取り入れることには不安があったが、今回のイベントの成功によって、私たちはさらなるコラボを行う自信を得られた。年内にはもう1つコラボを公開したいと考えている。

フィードバック「ランクリセットによってゲーム体験が損なわれている」

ライバル・プレイ

「毎シーズンの部分的なランクリセットによってゲーム体験が損なわれている」というフィードバックに加え、マッチメイキングのいくつかの問題も加わり、マッチングに関して多くの混乱が生じてしまった。シーズン4からはこのリセットを撤廃。プレイヤーはシーズンを越えて自分のランクをより明確に把握できるように変更していく。

ただ、社内ではいまだにランクリセットをライバル・プレイシステムの一環として残すべきか意見が分かれている。『OW2』のシステムとしてランクリセットはあってもよいと考えているが、現在とは違う形をとる必要がある。例えば、1年ごとのように長期のタイムスパンで、ゲームやランクシステムの大規模な変更と併せて部分的にランクをリセットするという案がある。

ランク付けの際に何が起こっているのかを把握したい(より多くの情報を提供、各試合成績の鮮明化)という要望に対しては、徐々に機能を追加しておりシーズン4からは、次の「ライバル・プレイのアップデート」までの進捗状況とその過程の勝敗を可視化する。また、マッチにおけるチーム全体のスキルレンジやバランスについての情報提供も検討中。

フィードバック「費やした時間、努力に見合った報酬が得られない」

S1 バトルパス

特に注視している「費やした時間に見合った報酬が得られず、努力が報われない」というフィードバックに応えるため、ゲームにいくつかの変更を加えた。

特に多かったプレイヤーの要望3種と対応策

1. ゲームをプレイした時間に見合った適切な報酬がほしい。
多くのイベントでスキンが手に入るようになり、バトルパスで得られる「クレジット」を導入。クレジットの導入により初代『オーバーウォッチ』のほぼすべてのイベント限定スキンがアンロック可能になり、1回の対戦で獲得できるXPも大幅に増加させた。

2. 費やした時間やプレイヤーの腕前がゲームに反映され、それを他のプレイヤーにも見せられる機能がほしい。
ヒーローとプレイヤーの大規模な進捗システムを計画中で、早ければ年内に導入予定。この新システムは、旧来のプレイヤー・レベルに代わるもので、それを発展させながら、プレイヤーがレベルを上げ、自分の進歩を他の人にアピールするための多くのカテゴリーを提供。

3. 試合中に高いパフォーマンスを発揮したら賞賛や反響がほしい。
オン・ファイアシステムを新エンジンで再構築中。プレイ・オブ・ザ・ゲームではこれまでにない勝敗を左右するようなプレイを取り上げる変更を加える予定。

これらの側面に関しては、今後も継続して取り組んでいくつもり。手に汗握るバトルだけでなく、こうした進捗を進めることもまた、「オーバーウォッチ」の醍醐味の一つ

この半年間は本当にエキサイティングでした。私たちはコミュニティから多くのことを学び、ゲームを継続的に改善していくことを楽しみにしています。繰り返しになりますが、シーズン4とその先をお披露目できるのを楽しみにしています。2023年はまだまだ楽しみが盛りだくさんです!それでは、素敵な週末をお過ごしください!ゲーム内でお会いしましょう!

  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch

Source: Overwatch 2

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • そういえばPvEの話はどうなりましたか…?
    これが出ない限りOW2って言われてもただタンクが1人減った以外はOW1の大型アプデぐらいにしか思えない

  • とりあえずまだMMRにしがみつくなら従来のランクマ撤廃して
    MMRを元にランク出して
    これしないことにはランクマに平穏は訪れない

  • ワンパンマンコラボってそんな好評だったのか…?

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