Escape from Tarkov：大型アップデートまでの開発ロードマップ公開、fps最適化やレイド人数を60人まで増加など

05/01/202307/11/2024

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2023年4月28日、『Escape from Tarkov（エスケープフロムタルコフ）』公式Twitterより今後の開発ロードマップが公開されました。

この記事は日本のエミッサリーとして活躍するHakuhatsu3氏とEmilio_EFT氏の許可を得て、開発ロードマップ（原文）の日本語翻訳を掲載しています。エミッサリーとはBSG公認のEFTコミュニティ代表で、各国のEFTスペシャリストです。

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EFT 今後のロードマップ

テクニカルアップデートの0.13.0.5から、大型アップデートの0.14.0.0までのロードマップが公開されました。

1. パッチ0.13.0.5 - テクニカルアップデート

フラッシュライトの機能や視覚的な不具合の修正
全マップで空の描画を一新
InterchangeとLighthouseのOculus Audioの調整
ヘッドセットのシステム変更
AIの敵の掛け声や話し声に関するシステムの変更（主に頻度や音量、位置など）
近距離での発砲音や爆発音と、それらの音量を修正
AIの敵が伏せている場合の挙動に起こる不具合の修正

2. Unity 2021への移行

UnityはEscape from Tarkovのゲームエンジンだけでなく、開発環境や実行環境も含むゲーム開発のプラットフォームです。これを新しいバージョンに移行することで、HDRへの対応、マップやアイテムのメモリ使用量の最適化による負荷の軽減など、視覚表現の最適化や更新を目的とした新しい技術の導入が可能になります。

3. パッチ0.13.1.0 - テクニカルアップデート

開発当初からの古く問題の多かったコードを新しく書き直すことで、プレーヤーの表示や同期ズレの問題、サーバーへの接続など、ゲームの基本となる部分を根本から一新
- レイドの参加人数を段階的に増加（最終的にAIの敵を含め60人まで）
- 弾丸の当たり判定の改善
- プレイヤーの位置判定の精度の改善
- オンラインレイドにおけるfpsを飛躍的に向上
- サーバーとの同期が失われてしまう確率を軽減
- ネットワークトラフィックを最適化
古いマップのカリングを更新
- ※「カリング」とはメモリの負荷を軽減するために画面に映っていない部分など、描画する必要がないオブジェクトを描画しないようにする設定のことです。
メモリリークの可能性の排除など、RAM消費の最適化
建物や車の窓ガラスなど、半透明な素材のレンダリングを最適化