「やあ変態諸君、汚れた過去を一掃しよう」
7月28日、ゲーマー向けを謳うゲーミングブラウザOpera GXへ、我々の死後の評判を守る「Fake My History(フェイク・マイ・ヒストリー)」機能が追加された。
Operaはこれでもう「恥かしい閲覧履歴を誰かに見られる心配はなくなる(意訳)」としている。
Opera GXとは?
Opera GXは、Operaをゲーマー向けにカスタマイズしたブラウザー。CPU、RAM、ネットワークリミッター機能を搭載し、いかにもゲーマーなデザインやTwitchやDiscordといったゲーマー向けサービスをサイドバーに統合しているのが大きな特徴。
恥ずかしい閲覧履歴を自動でキレイな履歴に
「フェイク・マイ・ヒストリー(ニセの閲覧履歴)」機能を使う方法は簡単で、Opera GXの「履歴」→「私の魂を救済する」を有効化するだけ。
あとは14日間Opera GXを使わないでいると、Opera GXはあなたが死んでしまった(か別ブラウザに移行した)と判断。性癖丸出しの恥ずかしい閲覧履歴でも「完全に架空」で「高潔な履歴」に自動で書き換えてくれる。
実際に死んでみた
Opera GXの「履歴」→「私の魂を救済する」→「すでに死んでいるふりをする」ボタンから、死後(ブラウザ移行後)にどのような書き換え内容となるのか確認することができる。
すると、おばあちゃんが見たら卒倒する閲覧履歴は全消去され、おばあちゃんが誇りに思う聖人君子のような閲覧履歴に改ざんしてくれた。以下がその一例だ。
- ボランティアの原点
- 病院でボランティアをする
- 米国動物愛護協会|すべての動物の苦しみをなくすために
- エチケット入門 - 相手を嫌に気持ちにさせないために
- 自己を成長させる
- 科学研究に寄付
- 正義を守る
- 楽しく・簡単に節水!
これで我々の人生は誇らしいものとなり、清々しい気分で来世を迎えることができる。むしろ閲覧履歴を見てほしいくらいだ。現時点では英語のみだが、家族に性癖丸出しの履歴を見られるよりマシだろう。
Opera GXのダウンロード
直接公式サイトからダウンロードできるが、Microsoft Storeからもインストールできるのでこちらの方がおすすめ。と言いたいが、現在Store版は最新ではなく「魂を救済」してくれない。執筆時点では公式サイトからのダウンロードがよいだろう。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Opera
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