本日2023年11月17日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』のニュースページにて、定期的に連載されている「ディレクターの視点(英語)」を公開。今回は2023年11月4~5日に開催されていた「BlizzCon 2023」の内容を振り返りながら、今後予定しているアップデート内容等について語られている。
OW2 「マウガ」に寄せられたフィードバックとパフォーマンス
BlizzCon 2023での発表直後から数日の間、シーズン8で実装される新ヒーロー「マウガ」が全プレイヤーを対象にテストプレイ可能となっていた。その結果、僅か数日間のテストプレイ期間であったが、ビジュアルや性格、アビリティのユニークさを見て「マウガ」を気に入ったという声が多数寄せられたことが報告されている。
一方、性能面については「(かなり)弱い」というフィードバックが寄せられたようだ。事実、マウガが示したパフォーマンスは平均的なヒーローのそれを下回る結果となっており、高いスキルを持ったプレーヤー同士ではその傾向がより顕著に現れていたと記載されている。
現在テストされている「マウガ」の強化案
これらを受け「マウガ」は、テストプレイ時の性能にバランス調整を行った状態での実装が発表されている。
主な調整方針として挙げられているのは「マウガの生存能力の向上」「小さなターゲットに対する攻撃の安定性向上」。逆に、もともと攻撃が容易であったタンク等の大型ヒーローに対しては、ダメージ出力をもう少し抑えたいとし、以下のような強化案が挙げられている。
- 検討されているマウガの強化案
- 体力の一部を通常体力からアーマーに変更、現在150でテスト中
- ヘッドショット判定の縮小
- “オーバーラン”のダメージ軽減率
- “ガーディアック・オーバードライブ”の回復量を増加
- メイン武器(“焼夷チェーンガン”と“ヴォラタイル・チェーンガン”)の性能を複数変更
挙げられた5つの強化案の内、上の4つは「マウガの生存能力の向上」に関する部分。“ガーディアック・オーバードライブ”の回復量増加は、マウガだけでなくチーム全体の生存率向上にもつながるだろう。
メイン武器の調整については「2つの武器を同時に使用した場合の集弾性や射撃レート」「ダメージ量やダメージの距離減衰パターン」「1マガジン内の弾薬量」など様々な部分を変更しながらテストを行っているとのこと。
リリースまでにまだ数週間あるため、数値等が変更となる可能性は高いが、明確な調整案が決定し次第発表が行われるようだ。
オープンなテストプレイは今後も実施?
今回「ライブ環境」という場でヒーローを試験的にリリースするという初の試みが行われたが、多数のフィードバックや実戦におけるヒーローのパフォーマンスデータなど、貴重な情報を多数収集できたと報告されている。
かつてはPTR(パブリックテストリージョン)サーバーという形で、PC版プレイヤーを対象に実装前の新ヒーローをテストできる場も存在していたが、全てのプレイヤーが無料で新ヒーローに触れられるという機会は初。SNS等でも好意的な意見が多数見られ、社内外共に「好印象」という結果に終わったようだ。
今後もこういったテストプレイの機会を設けることに対して前向きな姿勢を見せており、ヒーローだけでなく、他の大型コンテンツでの適用も可能性として示唆されている。
コメント
コメント一覧 (5件)
正直マッチ終了直前に参加させられるのはまあそこまで大きな問題に感じない
まあいいかぐらいの話
どうでもいいからチートをなんとかしろよ
リスポーン短縮はいいね!
もうリーグも終わるし、バランス調整もグダグダで、競技用としてはボロボロ
だったらカジュアルによせたほうがいい
無理だろ
いまだにマスターにゴールド入ってきたりするクソマッチすら直せてないんだから
ロードホッグが一年掛けてあのざまなのに数週間で直るのかい?