現地時間1月8日、Appleが複合現実ヘッドマウントディスプレイの「Apple Vision Pro」を2月2日からアメリカで発売すると発表した。ストレージは256GBで販売価格は3,499ドル(約50万円)。
Apple Vision Proが2月2日発売
昨年6月、Appleが「デジタルコンテンツを現実の世界とシームレスに融合しながら、実世界や周囲の人とのつながりを保つことができる革新的な空間コンピュータ」というヘッドマウントディスプレイ「Apple Vision Pro」を発表した。
そんな「Apple Vision Pro」が現地時間の2月2日より、アメリカ国内のApple Store実店舗とオンラインストアで販売を開始する予定と発表した。 また、太平洋標準時の1月19日5時から事前予約を受け付ける。 残念ながら日本を含むアメリカ以外の国での販売予定は不明だ。
メガネ着用者のためにZEISSと協力して開発された、ZEISSオプティカルインサートと呼ばれる度付きレンズも99ドル(約14,000円)で用意されている。 処方箋は149ドル(約21,000円)。
ゲームはできる? 性能は?
Apple Vision ProのディスプレイはマイクロOLEDパネルを採用し片目あたりの解像度は4K以上。さらに12個のカメラ、5つのセンサー、6つのマイクを載せている豪華な仕様だ。
そして肝心のCPUには「Apple M2」チップを搭載。 Appleが独自開発したMシリーズはGPUを内蔵しており、WindowsPCとの直接的なベンチマークの比較はOSが違うので難しいが、だいたいRTX 2060や3060といったエントリーモデルぐらいの性能と言われているのでそこそこのパワーがある。
Apple Vision Proは新しく「VisionOS」を搭載しており、Unityエンジンで制作したアプリやゲームが動作するという。 Unityで製作されたゲームには『原神』や『ポケモンGo』といった大ヒット作があるが、Unity製FPSゲームで有名なタイトルには『Escape from Tarkov』も含まれる。
さすがにタルコフをApple Vision Proでプレイできるとは考えにくいが、iOSアプリやiPadOSアプリもVisionOSに対応させればプレイできるようなので、時間が経てば思わぬFPSタイトルが遊べるようになるかもしれない。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Apple
コメント
コメント一覧 (2件)
ブランド量を上回る性能を発揮してくれるのか、スタバでドヤれるだけの置物になるのか
50万でこれを買ったとして活かせるコンテンツが無いのがなぁ。そもそも利益のために出すわけじゃないから何でも良いのか。