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レビュー:これ1台で完璧!ゲーム配信者向けハイエンドUSBダイナミックマイク「ロジクールG YETI GX」の使用感と推奨設定

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PCアプリ「Logicool G HUB」の設定

LogicoolG logitechG ロジクールG ゲーミングデバイス ゲーミングマイク 卓上マイク USBマイク ハイエンド 最高級 最上位 RGB プロゲーマー 配信者 ストリーマー 実況者 ダイナミックマイク BlueVo!ce BlueVoice ブルー イエティ YetiGX Microphones マイクロフォン 音質 ハイクオリティ GHUB OBS Twitch Youtube Live 生放送 ライブ配信
Logicool G HUB 初期画面

PC専用アプリ「Logicool G HUB」では、YETY GX単体で行えるゲイン入力やスマートオーディオロックの設定に加え、マイク入力に処理を加えて音質が向上する「BLUE VO!CE」を有効化できる。検証の結果から言えることは、BLUE VO!CEの有効化はかなりオススメ

以下で目ぼしい点を列挙してみよう。なおアプリでの設定前に、YETI GXのアップデートが来ているはずなので適用しておこう。

  • BLUE VO!CE:有効化するとマイク入力に処理が加わり音質が向上する機能。初回は8種のプリセットが用意されているので、自由に試しながら自分の手で調整を加えてみよう。
  • エフェクト:入力したマイク音声を変換するネタ機能。エイリアン、悪魔、ヘリウムガスなど多種多様なプリセット20種から自由に選んで友達を笑わせよう。
  • サンプラー:ボタン1つで効果音やセリフなどのSEを再生できる機能だが、現時点では項目のほとんどが選択できない。マイク上で再生できるなら面白い機能なので、今後に期待。
  • LIGHTSYNC:YETI GX背面と正面ロゴのRGBを好きな色に変更可能。フリースタイルだと背面は12か所も色を設定することができ、アニメーションを設定するとカラフルで幻想的。ずっと眺めていられる。

BLUE VO!CE上で調整できる項目を全て数えた所、驚愕の32項目!大元となる処理項目には全て説明文が用意。マイク初心者でも声をテスト確認しながら設定すれば、求める音に向けて調整可能だ。慣れてくればスタジオ級の収録環境を自宅に作れるのかもしれない。

不満をあげるとすれば、エフェクトとサンプラーの設定に選択した項目が分からないなど、細かな問題はある。あまり重要とは言えないが、せっかく用意されている機能なので今後に期待しよう。

YETI GX の個人的おすすめ設定

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2時間費やしたマル秘プリセットを紹介!

小声は大きく、大声は小さくした上で、ノイズを極力まで減らす」筆者おすすめプリセットを紹介。デフォルトプリセット「Boom Arm - Natural」をベースに非常に細かい部分までカスタムしたので、お気に入りのプリセットが見つからない場合は、このカスタムプリセットを参考にしてほしい。ただし、ノイズ対策を強化するため、微妙に機械音チックなマイク音質になるかもしれない。収録環境によっては、ノイズリダクションを下げたりゲートを無効にしてみよう。

YETI GX自体のマイク音質が優秀なので、調整が楽しすぎて気付いたら2時間も費やしていたのは秘密だ。

  • Windowsのサウンドコントロールパネル「録音」タブ
    • マイク:100
    • 形式:1チャネル、24ビット、96000Hz(スタジオの音質)
Windows上から形式を変更しないとYETI GXの全力を出せない
  • G HUBのマイク「BLUE VO!CE」タブ
    • 入力ゲイン:75
    • BLUE VO!CE:有効
    • スマートオーディオロック:有効
  • BLUE VO!CE「イコライザー」タブ
    • バイパス:81Hz
    • ボイスEQ:無効
  • BLUE VO!CE「信号クリーンアップ」タブ
    • ノイズリダクション
      • 感度:15dB
      • リリース:335ms
      • バイアス:2dB
      • 最大減衰:-5dB
    • ゲート
      • ノイズゲートスレッショルド:-50dB
      • 最大減衰:-20dB
      • アタック:100ms
      • ホールド時間:5ms
      • リリース:100ms
    • コンプレッサー
      • コンプレッサースレッショルド:-31
      • アタック:15ms
      • リリース:100ms
      • ポストゲイン:2dB
      • プリゲイン:0dB
      • レシオ:2:1
    • ディエッサー
      • スレッショルド:-21dB
      • 周波数:7600Hz
      • 幅(Q):0.5
      • アタック:4ms
      • リリース:200ms
      • 最大減衰:-6dB
    • デホッパー
      • スレッショルド:-21dB
      • 周波数:110Hz
      • 幅(Q):2
      • アタック:7ms
      • リリース:210ms
      • 最大減衰:-11dB
    • リミッター
      • ブースト:10dB
      • アタック:5ms
      • リリース:250ms

BLUE VO!CEをオンまたはオフに関係なく、マイクの入力ゲインは75に設定すると、叫んでも音割れしない安定した音質になる。音量を自動調整するスマートオーディオロックでも防げない音割れはあるので、ゲイン調整も忘れずにしておこう。

BLUE VO!CE有効時の入力遅延を簡単に測定するため、映像が遷移するのと同時に声を入れた録画ファイルを編集ソフトで再生して遅延を確認。入力遅延は約0.12秒ほどだった。どのマイクにもエフェクトを入れられるvoicemodより、体感上はBLUE VO!CEの方が断然に速い。

全ての設定が完了したらG HUBを終了してもOK。アプリが立ち上がっていない状態でも設定は継続してくれる。可能な限りバックグラウンドアプリを減らしてゲームの動作を優先させよう。

ロジクールG YETI GX レビュー 総評

これ1つで完璧!配信者向けハイエンドUSBダイナミックマイク「ロジクールG YETI GX」正直レビュー
ロジクールG YETI GX レビュー 総評

アプリは未完成の部分を感じるも、単体での「YETI GX」はダイナミックマイクとして高い完成度を誇り、自宅でスタジオ級の収録環境を構築したいゲーム配信者には特におすすめだ。


マイク初心者でも、BLUE VO!CEが提供する優れたデフォルトプリセットにより、簡単に音質を向上させることができる。ハイエンドモデルでありながら、YETI GXは誰でも簡単に使いこなせる製品だと感じた。

余談ながら発表されたのはブラック1色だけなので、ロジクールGの強みとも言える「カラーリングモデル」の販売も検討してほしいと感じた。

繰り返しになるが、個人的には「YETI GX」をメインマイクにする予定だ。新しい配信向けマイクをお探しの方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

YETI GX 製品仕様

製品名(日本語)Yeti GX ダイナミック RGB ゲーミングマイク
製品名(英語)Yeti GX Dynamic RGB Gaming Microphone
ブラック
型番G-YETI-GX-BK
品番988-000572
価格オープン価格
ロジクールオンラインストア価格32,780円(税込)
発売予定日2024年2月15日(木)
保証期間2年間
サンプルレート96kHz
ビットレート24bit
指向特性単一指向性(スーパーカーディオイド)
周波数特性60Hz - 18.5kHz
最大 SPL135dB(THD 1% kHz)
SN 比率78dB
システム要件USB 1.1 ポート(またはそれ以上)が利用可能な、Mac または Windows システム
付属品製品本体、着脱式デスクトップスタンド、USB-C - USB-A ケーブル(2m)、マイクスタンド/アーム用アダプター(3/8 インチ用・5/8 インチ用)
製品サイズ(幅 x 奥行 x 高さ)100mm x 100mm x 170mm
製品重量616 g
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これ1つで完璧!配信者向けハイエンドUSBダイナミックマイク「ロジクールG YETI GX」正直レビュー

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • こちらのマイク買おうか迷っていたけど
    なんかいろんなyoutubeの海外レビュアーからボロクソに言われていて買うに買えないんだよね…

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