Ubisoft(ユービーアイソフト)の基本プレイ無料アリーナシューター『XDefiant(エックスディファイアント)』は、いよいよ日本時間5月22日に正式リリース。
1つの注目点として、カジュアルのプレイリストにはいわゆる「スキルマッチ」システムが無いことが挙げられる。具体的にはどのようなシステムになっているのか、ランクのマッチメイク方式とあわせて公式ブログの解説記事を紹介。
『エックスディファイアント』はスキルマッチなし
『コール オブ デューティ』のようなオンライン対戦ゲームのコミュニティでは、「スキルマッチ(SBMM)」が恒例の議題。これは簡単に言うと「スキルの近いプレイヤー同士をマッチングさせる」というシステム。バランス調整を目的にしたものだが、そこにはメリットとデメリットがある。
- スキルマッチへの賛成意見(一例)
- 初心者にとっては、上級者とばかり戦うようなストレスが緩和される
- 上級者にとっては、初心者ばかりが味方に来るような対戦が少なくなる
- スキルマッチへの反対意見(一例)
- ロビーが同じ実力のプレイヤーばかりだと対戦が激しくなり、気楽にゲームができない
- そもそも「スキルの近いプレイヤー同士で対戦する」のはランクマッチで十分
詳しくは以下の関連記事も参考にして欲しい。
- スキルマッチの争点:CoD:MW3:スレハン「スキルマッチについて数週間内に解説します」から1ヵ月半が経過、いつ解説される? 何が問題なのか
- 開発側からの解説:CoD:MW3:スキルマッチはなぜ必要? マルチのマッチメイキング仕様公開 / "最優先される要素"とは? / 「クリエイター優遇?」などよくある質問にも回答
ゲーム性が近いことで『コール オブ デューティ』とよく比較される『エックスディファイアント』では、カジュアル(アンランク)のゲームモードにはスキルマッチが無い。これはベータ時点から明言されてきた。
『エックスディファイアント』のマッチメイキングについて解説した今回の開発者ブログでも、「スキルマッチがないことは、長きにわたって楽しく多彩なゲーム体験をするうえで最重要」とあらためて強調。スキルマッチはあくまで、ランクのシステムとして扱われる。
とはいえ後述するように、ロビーにプレイヤーを集める際にスキルは考慮されないが、チーム分けをする際には考慮される点は留意しておこう。
『エックスディファイアント』のマッチメイキング方式
『エックスディファイアント』の各プレイリストでは、マッチメイキングにおいて以下の要素が考慮される。ゲームモードによって、各要素の優先度は異なる。
- カジュアルプレイ
- 接続時間の早さを優先。可能な限りレイテンシ(遅延)と地域を合わせる
- ランクプレイ
- 対戦のクオリティを優先。適切な相手を待つのに時間がかかることも
- プレイヤーは「ランクレベル」で分けられ、そのランク範囲内でマッチメイキングが行われる
- 可能な限りレイテンシ(遅延)と地域も合わせる
- ランクプレイは今後のシーズンで追加予定
カジュアルプレイのマッチメイク要素
- 1.レイテンシ
- Pingの近さを優先
- 2.回避プレイヤー
- ミュート機能を通じて回避しているプレイヤー間では、マッチングを制限
- 3.パーティー人数
- パーティー人数が近いパーティーとのマッチングを優先
- 4.地域
- 地域や言語が同じプレイヤーを優先
- 5.入力デバイス
- 入力方式が同じプレイヤーを優先
- 6.プラットフォーム
- 同じプラットフォーム(PC、Xbox、PS)のプレイヤーを優先
ランクプレイのマッチメイク要素
- 1.ランクポイント(RP)
- 受容可能なランクの範囲内でのみ対戦する
- 2.レイテンシ
- Pingの近さを優先
- 3.パーティー人数
- パーティー人数が近いパーティーとのマッチングを優先
- 4.地域
- 地域や言語が同じプレイヤーを優先
- 5.入力デバイス
- 入力方式が同じプレイヤーを優先
- 6.プラットフォーム
- 同じプラットフォーム(PC、Xbox、PS)のプレイヤーを優先
チームバランスなどについて追記
他にも、チーム間のバランスの決め方や、ロビーの維持方式についても解説されている。また、デバイス差を利用して優位に立とうとするプレイヤーへの対策も実装済み。
- チームバランス
- ロビーに人がそろうと、「スキルレーティング」にもとづいてチームのバランスが取られる
- カジュアルのロビーでは、スキルで対戦に参加するプレイヤーを決めないが、楽しい対戦になるようにチーム間ではスキルでバランスが取られる
- 入力デバイスのロック
- ランクなど一部のプレイリストでは、入力デバイスにロックがかかる
- マッチメイキングを開始すると、自分の使っているデバイスが「ロック」され、ロビーを出るまで入力デバイスを切り替えられなくなる
- これは、違う入力デバイスを使ってマッチメイキングシステムをだまそうとするプレイヤーを阻止するためのもの
- ロビーの維持
- カジュアルのプレイリストでは、対戦間でロビーを維持するのがデフォルト設定
- 次の対戦では往々にして、前回と同じプレイヤーたちがいることになる
- チームは対戦ごとにシャッフルされる
キュー待機
プレイヤーは以下の場合にオープンスロットにキューをかけられる。
- パーティーに入っていて、既にチームが満員である場合
- 満員状態の特定のロビーに入る場合
事前ダウンロード&リリース日程
『エックスディファイアント』は、各プラットフォームにて以下の日程で事前ダウンロード可能。その後正式リリースされる。待望のプレシーズンにいちはやく乗り込むためにも、忘れずにダウンロードしておこう。
- 事前ダウンロード:日本時間5月17日午前2時より
- 正式リリース:日本時間5月22日午前2時より
- タイトル:『XDefiant(エックスディファイアント)』
- 発売日:2024年5月21日
- 対象機種:PC / PS5 / Xbox Series X|S
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: XDefiant Official
コメント
コメント一覧 (8件)
プロコン使えなくなる程度でコンバーターをちゃんと対策してくれるなら正直そっちのほうがいいと思うんだけど
そもそも純正コントローラー使えばいいだけの話だし
R6Sの場合だけど、あれ現状は正確にはBANじゃなくて遅延追加だから前準備があるのよ
大半の場合はある時いきなり試合が始まると遅延を感じて、終わると警告が出る
んで中には警告は出ないけど遅延は発生してるユーザーがちらほらいる
つまりは検知の間を行ったり来たりする人がいるんだよね(こうなるのはPADが多い)
OW2はそもそもBANされたユーザーはコンバーターユーザー全体で見ると少ない
ランクマ上位ユーザーのみだから一番多い層は未分類でBANしてないんだよねあれ
コンバーターでちゃんとBAN出来たのはPCのreWASDぐらい
使ってる奴はみんな使ってないって言うからな、公には
BANくらってそのままならそれが答えよな
悪いけどBANされてもBANが解除されたら誤BANって言えるけど解除されないならデバイスチート使用者として見るよ
本人はコンバーター使ってないって言ってたけど知り合いに晒されてコンバーター使用がバレて堂々と使用してたやつも昔フレンドにいたしデバイスチートでBANされたやつの言い分は解除されるまで基本信用しない
プラットホーム事に優先かぁー・・箱だからアクティブ人数が常に低い場合はとっととクロスの方に繋げて欲しいな
ハートランド食った以上、収益を出してもらえないと困る。
ゴミのために潰えたらマジで胸糞悪い。
対策はされてるだろうけど
コンバーター対策は綺麗にコンバーターだけを検知してる訳じゃなくてPADとして認識されたデバイスの動きから検知してるから、そこから抜けて来る人達がいる。
厄介なのはこれ抜けようとしたらしたぶんだけエイムアシストが強くなる事ね
XIMもこれから検知かれるようなゲームはPADに紛れるための技術を発展させるって言ってるからランクで上位になればなるほどフリークとかホールエフェクトみたいな精度を重視したデバイスやプレイをしてると誤BANされるリスクも上がるようになってて既にR6Sではこの状況になりつつある
このまま進むとどのゲームでもエイム精度が良くなるようなパーツやプロコンが巻き添えを食らうかもしれん
とりあえずコンバーター対策もよろしく
OW2でBANしてるみたいだからこっちに流れてくる可能性あるし