本日2024年7月16日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』で「クイック・プレイ: HACKED」を開催。本日に限り、クイック・プレイは特殊ルールが適用された対戦のみプレイ可能となっている。
今回のクイック・プレイ: HACKEDは「選べるパッシブ」となっており、通常の対戦ルールに加えてロールの個性を引き上げる追加パッシブアビリティを選択する仕様となっている。CoDにおけるPERKのようなシステムで、よりプレイの自由度も上がる楽しい試みだ。
クイック・プレイ: HACKED「選べるパッシブ」
短期間限定のクイック・プレイハックイベント「クイック・プレイ: HACKED」が、本日16日限定で開催されている。イベント期間中は、クイック・プレイ(ロールキュー、オープンキュー共に)でのプレイ時に特殊ルールが適用される。
今回のクイック・プレイ: HACKEDのテーマは「選べるパッシブ」。ヒーロー選択画面で各ロール3つのパッシブアビリティから好きなものを選んで戦いに挑むこととなる。
開発者コメント:今回の「選べるパッシブ」は、チーム構成やカウンターの練り方が追加アップグレードの導入で変化していくのかどうかを確かめるためのテストです。可能であればこのテストを通じて、ゲームプレイの複雑さがどの程度増すのかも確認できたらと考えています。皆さんからのご感想やその他ご意見をお待ちしています!
- 「選べるパッシブ」は7月16日の間だけ、通常のクイック・プレイと置き換わる形で登場。
- ヒーローの能力を上げるパッシブがロールごとに3種類用意。
- プレイヤーを問わず、提示された3種類のパッシブの中から1つだけ選択可能。
- 選んだパッシブは、マッチが開始する際や、リスポーンエリアにいる際、キルされてリスポーンする際に変更可能。
- 標準のロール別パッシブは引き続き適用される(固有パッシブも同様)
選択可能なパッシブ(タンク)
- アンイールディング - デバフの持続時間が40%減少
- アーマード - ライフ100をアーマーに置き換える
- ラスト・スタンド - ライフが50%を切ると、クールダウンが50%減少する
「アンイールディング」と「アーマード」は、タンクのタフさをさらに高める選択パッシブ。特に「アーマード」は持っていて腐ることがないため、気軽に選択しても必ず役に立ってくれるので迷ったらコレ! 一方「アンイールディング」は、相手にデバフ付与のヒーローが居なければ機能しないため、カウンター向きの性能。
「ラスト・スタンド」は攻守両方に対応するが、被弾や回復などによって左右するため自身で管理するのは少々難しい。ラマットラやジャンカー・クイーンなどの耐久上げと攻めの起点を兼ねているヒーローであれば、劣勢からもうワンチャンス作り出せるため好相性。
選択可能なパッシブ(ダメージ)
- スレイヤー - ライフの少ない敵が壁越しに見えるようになる
- トリガー・ハッピー - 弾薬数が20%増加する
- フレンジー - キルすると、一時的にスピードが30%ブーストされる
「スレイヤー」は、ソンブラの旧パッシブ“オポチュニスト”と同じ能力。奇襲や機動力、与ダメージ能力(爆発ダメージ等)に優れたヒーローと好相性。
「トリガー・ハッピー」は、あと一発(もう一押し)が欲しくなるヒーローに採用したい。しかし、そういったヒーローはもとの弾数が少ないため20%増しになっても、1~2発しか増加しない(例:ジャンクラットは5発→6発)ので過信は禁物。もちろんその一発で倒し切れる場面も多いが、トレーサーやソジョーンのようなヒーローの方が活かしやすそうだ。また、マガジンが∞のハンゾーは一切恩恵を受けられないので注意。
「フレンジー」のキルは、自身がとどめを刺す必要がないため(キルにカウントされればOK)、比較的達成は容易。ベンチャーやリーパーといった、攻撃を当てやすいインファイター向きのパッシブとなっている。
加えて、選択パッシブの変更はヒーローの変更と異なり、変更時にアルティメット・チャージが減少しない仕様となっている。そのため、ゲンジ使用時に“龍撃剣”を発動するウェーブのみフレンジーを採用するといった選択なども強力だ。
特定のタイミングのみ選択パッシブを変える運用は、他のロールでも有効だがヒーローのベース性能を重視して選択することが多い(一発にかけるタイミングが少ない)ため、特にダメージヒーローで有効だろう。
選択可能なパッシブ(サポート)
- リソースフル - クールダウンが20%減少する
- スウィフト・セーブ - ライフが35%以下の相手に対する回復量が50%増加する
- クロース・コール - ライフが50%を下回ると、一時的にスピードが20%ブーストされる
「スウィフト・セーブ」は、わかりやすい緊急回復向きの性能。回復力が低いヒーローに採用すれば安定感が増し、回復力が高いヒーローに採用すれば他の仕事をしやすくなる。また、35%が危険域ではないタンクヒーローを軸に、ラスト・スタンドを最大限活用する構成も面白そうだ。
「クロース・コール」は、自身の生存能力を高める選択パッシブ。アナやゼニヤッタなど、機動力を補助するアビリティを持たないヒーローに適している。逃げアビリティを持っているヒーローであれば、次に紹介するリソースフルで代用できる事も多いので要検討。
リソースフルは、タンクの選択パッシブ「ラスト・スタンド」と異なり「常時発動(短縮率は20%と控えめ)」。故にアビリティ依存度の高いヒーローに採用したい。また、トリガー・ハッピーハンゾーと同じく、ゼニヤッタは本選択パッシブの恩恵を受けられないので注意。
これだけでも充分戦略の幅が広がり、更に数を増やせば新たな段階の『OW2』となりそうだが、皆さんの意見は?
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Overwatch
コメント
コメント一覧 (3件)
これ昨日までだったのか
ダメージしかやったこと無かったの勿体なかったな 個人的にはメイ シンメトラ でトリガーハッピー使うと弾かなり増えたから良かったくらい
他のパッシブの感想
瀕死の奴壁越しに見えても
敵サポートがすぐ回復させるし
倒した後素早くなっても効果時間が短いから微妙
パッシブの効果だけみたら
タンクとサポートが動きやすくなったイメージ
ザリアにラストスタンド付けると、バリア使い切って死にかけても約2秒で次のバリアが補充されるぞ。バリア使い切ってそのまま死ぬザリアの典型的なパターンを克服できるし、弱ったザリアを倒そうと畳み掛けてくるから一瞬でフルパワーになる。もちろんヒールが無いとそのまま死ぬ。
ザリア強かったな