『エーペックスレジェンズ』シーズン22"ショックウェーブ"全情報：PC版エイムアシスト弱体化 / リコンとコントローラー強化 / 武器2種の"アキンボ"機能など

Respawn Entertainment（リスポーンエンターテイメント）は『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』におけるシーズン22「ショックウェーブ」の全情報を公開。

この記事ではレジェンドや武器へのバランス変更など、既存のコンテンツに関する先行情報を共有。さらに2つのクラスの新パッシブや、P2020とモザンビークの「アキンボ」機能など、新要素についても紹介する。

『APEX』シーズン22 レジェンドのバランス調整

シーズン22「ショックウェーブ」は8月7日スタート。今回は新レジェンドがおらず、レジェンドのリワークもない。

代わりに既存レジェンドの調整に注力。メディア向けイベントでは、シーズン22開始時に以下のレジェンドたちが調整されると発表された。

• ランパート
• ヴァンテージ
• ワットソン
• クリプト
• ライフライン
• コースティック
• オルター
• シア
• バリスティック

強化か弱体化かは明言されていない。しかし後述するクラス・アップデートとも関連しており、特にランパート、ヴァンテージ、ワットソン、クリプトについては強化であることが仄めかされた。詳細はシーズンパッチノートにて明かされる。

コントローラーとリコンに新パッシブ

チームの情報戦に関わるリコンクラス。さらにコントローラークラスが調整。

レジェンド関連を担当するゲームディレクターJohn Larson氏によると、調査ビーコンとリングコンソールは競技シーンを含むトッププレイヤーの間では十分に活用されているが、カジュアルマッチでは滅多に使われていないという。

カジュアル層にとって、これらは重要な要素でもなければゲーム的に楽しい要素でもないことが原因と分析されている。シーズン22ではこの体験を改善するため、コントローラーとリコンにパッシブを追加して情報戦を促す。

• コントローラー：
  • 新パッシブ獲得。リングゾーン内にいると「ゾーン・オーバーチャージ」状態になり、追加で25HP分のシールドが自動で付与される。ゾーンを出るとこの効果は消える
  • ただし赤アーマーを着ている場合は+125HPのまま。+125+25=150HPとはならない
• リコン：「スレットビジョン」の新パッシブを獲得。ADSすると敵が赤く強調表示され、視認性が向上（壁やスモーク越しには見えない）
• 調査ビーコン：
  • ビーコンの出現数を増加
  • ビーコンがよりスピーディに複数回敵をスキャンしていくようになる
  • スキャンされた際のフィードバックを改善
  • 効果範囲が半径500メートルに縮小
  • 使用時の獲得EVOが75に減少

コントローラーについては、オブジェクトを設置する系のアビリティも改善。たとえばコースティックは、設置したガストラップをこれまで以上に離れたところからすぐに回収できるようになる。チームが急いで場所移動をする際、設置した物を無駄にせずに済む便利機能だ。

武器のバランス調整

PC版エイムアシスト弱体化

• 対象：
  • PC版でコントローラーを使用するプレイヤー
  • クロスプレイでPC版ロビーに入るプレイヤー
  • （コンソール版ロビーは無関係）
• エイムアシストの強さを25％弱体化

リードゲームデザイナーEric Canavese氏によると、PC版ロビーでのエイムアシストは「強すぎた」とのこと。シーズン22で弱体化が入る。

ただしコントローラーを使うプレイヤーにとっては重要な機能であるため、コンソール版は対象外。エイムアシストそのものを削除する予定もない。

「25％の弱体化」とは、実際のゲームプレイではどのくらいの変化を感じるものなのか。PC版プレイヤーはシーズン22で早速確かめてみよう。

「アキンボ」の追加

銃器を二丁持ちする、いわゆる「アキンボ」機能。他のタイトルではしばしば見られる要素だが、ついにエーペックスにも登場する。P2020とモザンビークがこのアキンボに対応し、同じ武器を2つ拾うことで自動的に二丁持ち状態になる。以下はアキンボの仕様。

• オート射撃が可能になり、連射速度アップ
• ADSすると、腰撃ち状態がより引き締まった姿勢になる（上画像）
• 2丁分のマガジンは1つに共有される
• アタッチメントを獲得すると左右両方に適応される
• 射撃モード切り替えボタンで、1丁持ちに戻すことも可能

アキンボは接近戦に特化したデザイン。しっかりしたエイムができないため、中～遠距離の精度は損なわれる。その代わり2丁分の弾丸を敵にたたき込める。特にP2020は、長押しするとマシンピストルのような新鮮な操作感が得られる。

LMG強化：新ホップアップ＆腰撃ち精度上昇

高ダメージのSMGやアサルトライフルに対抗できるように、LMGをアップデート。守備的に動きたい場面での活躍の機会を増やすのが目的。

新ホップアップ「ガンシールド・ジェネレーター」をつければ、半透明なシールドで使用者の身が守られる。ジブラルタルでこのホップアップつきLMGを使うとガンシールドの性能が上がる。シールドは最大40ダメージを吸収可能。破壊されるとクールダウン状態になり、その後シールドが復活。

LMGは腰だめ撃ちも変更。ケアパケ版ディボーションのみの仕様だった「腰だめ撃ち時の命中精度が高い」設定が、すべてのLMGの標準仕様になる。

ショットガンのペレット仕様変更

マスティフとピースキーパーは、1発あたりのペレット数が減少し、ペレットあたりのダメージが増加。合計ダメージは現在と同等だが、命中させた際の与ダメージを安定させることが目的。

ピースキーパーはペレットの拡散パターンも変更。星形に散らばっていたものが、逆三角のような形にまとまる。

その他の武器変更予告

全体はシーズンパッチノートで明かされるが、その他の武器変更についても一部が公開された。

• ハボック弱体化：腰だめ撃ち時の命中精度を大幅に低下
• ヘムロック弱体化：
  • ベースダメージが20から19に低下
  • バースト間の時間が延びる
  • 白マガジンと青マガジンの装弾数が減少（白21、青24。デフォルトは18のまま）
• ライトアモ：1スタックを72に増加
• ショットガンアモ：1スタックを20に増加
• エネルギーアモ：1スタックを54に減少
• ライトアモを使用する武器はデフォルトの装弾数が増加
  • RE-45：18発
  • R301：21発
  • ※先行ビルドでは一部の武器のみ増加が確認できた

ケアパケ武器については具体的に説明されなかったが、訓練場ではR-99が加わりEVA8が消えていた。正式にはパッチノート待ち。

Source: Pressrelease