2024年10月ごろから、スタートボタンなどの検索ボックスで検索できなくなったWindows 11の修正方法

FPSゲームやゲーミングデバイスは直接関係ないですが、「Windows 11」 + 「Google日本語入力」環境の人は大きな影響があるのでシェアします。一ヶ月以上も原因がわからず苦労しましたが、やっと修正することができました。

そもそもの症状「検索できない」

発生したのは2024年10月初旬ごろからで、以下のような症状が起こっていました。

1. Windows 11 のスタートボタン上の検索ボックスと、タスクバーの検索ボックスが反応しなくなる（入力できなくなる）。
2. 徐々に（？）スタートボタン自体が効かなくなり、電源ボタンなども押せなくなる（ピン留めアプリの起動は可能）。
3. スタートボタンが開いたままになり、自動で閉じてくれない。
4. それでも検索系を押していると、スタートボタンと検索ボックスの表示が重なりバグる。
5. しまいにはタスクバーの挙動もおかしくなり、アプリアイコンを押した際の挙動もおかしくなる（反応しない・いつの間にか裏画面で開いてるなど）。
6. PCの再起動直後は問題なく、タスクマネージャーで検索系を強制停止すると、しばらくは治るという状態。

検索できないので、「ピン留めしていないアプリが使えない」という超縛りプレイを強要されます。これらの症状から完全にWindowsアップデートのせいだと思い込んでいたのですが、原因は「Google日本語入力」と「Windows 11」の相性問題であることが判明しました。

検索ボックスバグの修正方法

1. Google 日本語入力のバーションを確認（“バージョン”と打って変換すると表示されます）
2. バージョンが2.30.5620.0以下（数字が小さい）の場合はアンインストール
3. 最新版のGoogleJapaneseInput-2.30.5620.0+24.11.9をインストール（公式サイト）

これだけで嘘のように治りました。詳細は省きますが、Gboardコミュニティのスレッドで同じ症状の方々を発見したことで解決しました。皆さんに感謝。

PowerShellの黒い画面で謎の呪文を唱えたり、レジストリをいじったりなどあらゆる手を試したが治らずで、もうWindows 11を再インストールする寸前でした。危ない。同じ症状でお困りの方はお試しください！