新作『Battlefield(バトルフィールド)』に関して、待望の続報が届いた。間もなく行われるという第1回プレイセッションに先がけて、本作のゲーム内要素がいくつか解説されている。
最初の情報は「ガンプレイ」と「移動のメカニズム」について。大幅に改善されるこれらのシステムの、開発方針や、具体的な変更内容をチェックしていこう。
新作『バトルフィールド』初のコミュニティアップデート
新作『バトルフィールド』開発チームは、発表時からプレイヤー・フィードバックを重視し、高い透明性を確保。プレイヤー主導で開発する姿勢をアピールしている。招待制コミュニティテスト「Battlefield Labs」が象徴的だ。とはいえ、コミュニティでは次の発表を待っている状況が続いていた。
今週はBattlefield Bulletinなどから、「Battlefield Labs」の第1回プレイテストが間もなく始まる可能性が指摘されていた。
そんな噂に呼応するように、公式サイドからも動きがあった。新作『バトルフィールド』を構成するさまざまな要素のうち、「ガンププレイ」と「キャラクターの移動メカニズム」について、その開発方針がコミュニティに共有されている。
新作『バトルフィールド』のガンプレイと移動メカニズムの開発方針

まず、新作『バトルフィールド』開発にあたっての考え方、方向性が説明された。やや抽象的に感じるかもしれないが、ゲーム自体がまだまだ詳細不明であることを踏まえると、その思惑を少しずつ考察できるだけでも重要だ(最初にする話が「ガンプレイ」と「移動」である点も含めて)。
ガンプレイと移動のメカニズムは、これまでの『バトルフィールド』シリーズを通じて進化し続けてきた。新作『バトルフィールド』でも、「直感的に操作できる」ことを重視し、「ベテランも新規プレイヤーも、どちらも学びながら楽しめる」ようなゲームプレイを提供するという。
- ガンプレイと移動システム
- 過去のタイトルにおける最高のゲーム内要素を洗練させることに集中し、それらを最新式のものにしていく
- 同時に、プレイしていて楽しく、かつ達成感のあるものにする
- 直感的な操作性と、ダイナミックな戦闘の間で適切なバランスが取られるようにする
- あらゆるスキルレベルのプレイヤーが、ガンプレイと移動システムを楽しめるようにする
その目標は、「武器を正確に扱えるスキルに報いるゲームプレイと、ベテランプレイヤーに移動の選択肢を提供すること」だという。一方では、新規プレイヤーたちが楽しんで学べるような直感的な体験も提供していく。
- ガンプレイについてさらに詳しく
- アクションを通じて、スキルやマッスルメモリーを成長させられるようにする
- たとえば銃器は、その反動の方向が自然に伝わるようにする。銃器からの反動を感じ、それを学習していくというループによって、その銃を理解し、エイムを調整できるようにする
- これにより、異なる武器を扱うのも容易になっていくようにする
これにより、武器のバリエーションを豊かにするだけでなく、それぞれの武器にユニークな感覚を持たせ、それに応じたプレイスタイルを拡張していくことができるという。
移動のメカニズムもまた、直感的に操作でき、かつ戦闘中にゲーム内世界を移動しているとき、達成感を得られるものにすることを目指している。ガンプレイと移動システムのポテンシャルを最大限に活かしている他のプレイヤーと対戦する際にも同様だ。
第1回プレイセッションでの注目ポイント
方針に続いて、もう少し具体的な話も共有されている。以下が、記念すべき最初のプレイセッションで試用できる、新作『バトルフィールド』の主要な変更点だ。
- 銃撃体験を向上
- 発砲してから、弾丸が画面に出現する時間を短縮。入力ディレイが短縮されることで、射撃時の反応性の向上が感じられる
- これは移動するターゲットをうまく追い、弾を命中させるのに役立つ
- 60Hzに最適化
- リフレッシュレート60Hzに最適化。ゲームサーバーは、全プレイヤーの位置やアクションをより高頻度で更新していく
- すべてのプラットフォームと、すべての入力デバイスでの反応感が高まり、より精密な銃撃と移動ができるように感じられる
- ダメージのフィードバックも高まり、他のプレイヤーの位置や、戦闘の結果が正確にゲーム内に表現される
- 反動システム調整
- 武器タイプに応じて、発砲した際にそれぞれユニークさを感じられるように反動システムを調整
- これによりガンプレイ時の反動、カメラの揺れ、発砲と着弾、弾丸1発ごとの反動の方向が、ゲームプレイ中のアングルに合わさるようになった
- 武器は、より正確に操作するほどビジュアルが安定し、実際にその武器で撃っているように感じられる
- 旧作の移動システム復活
- 移動システムを進化させるべく、アニメーションを刷新
- 「しゃがみダッシュ」、「コンバットダイブ」、「着地ローリング」などを再導入
- インジケーターを追加し、「乗り越え」や「リーン」などが可能な場合はそれを容易に把握できるようにする
現在はプレ・アルファビルド
現在の開発ビルドは「プレ・アルファ」。ゲーム内の機能は、まだ仮置き状態だったり、作業中だったり、バグやパフォーマンスの不具合も存在したりするという。テストの目的は主に、サーバーパフォーマンスなど「Battlefield Labs」のシステムと安定性を確認することにある。
つまり完全な未完成品であるため、クローズド環境で行われるプレイセッションからたとえ悪評が漏れ聞こえてきたとしても、現時点では気にする必要はないだろう。
一方では、上述した開発方針が、その後のフィードバックで変わっていく可能性もある。今回の内容に、ベテランプレイヤーはもちろん、新作に興味のあるプレイヤーはどんな感想を抱いただろうか。
来週以降も続報
今後の予定としては、まず来週以降、最初のプレイセッションから学んだ事柄について検討していく。そして、他のゲーム内要素についてもアップデートを共有していくという。
次はどんなシステムが公開されるのか。引き続き新作『バトルフィールド』の全貌に注目していこう。EAの予定通り、2026年3月末までには無事リリースされることに期待したい。

Gaming Device Power Tune for FPS
Source: X
コメント
コメント一覧 (16件)
発売日には絶対買わないよ👍
動画がリークしてたけど雰囲気は過去作のBFに近かったから良かった
しかもちゃんと戦場に女性もいてポリコレ面への配慮も完璧だった もう待ちきれないよ
なるほどね、お前のような存在がBFを亡き者にしたんだな
リフレッシュレートではなく、チックレートでは?
TPSのことっぽいよね
1番言いたいのは変な状態で発売だけは絶対すんなだわ
サイバーパンクも変な状態で発売して荒れたが誠意ある対応やアプデで信頼を取り戻し立て直せた。2042はそこまでユーザーは付き合ってくれなかった
また同じことしたらBFは完全に終わる
次作はbot要らないから、そこよろしく
2042は色んな人種が出てきて誰でもヒーローになれるという勇気を貰った
なのでまたヒーローは出して欲しい
ウケも良かったからたぶんそのシステムは続投だろうが
モーションやガンプレイが2042に酷似してるの嫌すぎる😫
BFならダイレクトストレージに注目して4分割した大型マップでそれぞれのプレイヤーがサーバーをまたぎながら高速ロードによってシームレスにエリア移動が可能で、各サーバーにミッションがあって成功するとその効果が別エリアにも影響するような(BF 2142のミサイルサイロのような)プレイが可能で、戦闘機プレイヤーはその4分割エリアを全て戦闘機でまたげるようになったら再び参戦するわ
誰もお前の参戦は待ってないから
お前の参戦も待ってないぞ^^
なんか語ってる奴いて草
きしょ
ガンプレイとかキャラコンもいいけど、気になるのはマップとバグとチート対策なんだよなー
マップが命だ。期待してるぞ。、