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オーバーウォッチ2:新ゲームモード「スタジアム」詳細まとめ! 基本を抑えてライバルに差をつけよう

オーバーウォッチ2:新規ゲームモード「スタジアム」紹介の全4パートをおさらい
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本日2025年4月18日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2)』の公式ニュースページを更新し、次期シーズンで追加予定の新ゲームモード「スタジアム」について紹介を行った。

今回の更新をもって、予定されていた全4パートの公開が完了し、「アイテム」や「パワー」「キャッシュ」などのゲーム内仕様に加え、本モードにおける「ランクシステム」の全貌も明らかとなった。一部配信者やメディアに先行プレイが解禁されているが、正式デビューまでにしっかり予習しておこう。

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新モード「スタジアム」の基本ルール

「スタジアム」モードの基本となる流れは以下のとおり。

  1. スタート時に1人のヒーローを選択(チーム内構成は1タンク/2ダメージ/2サポートで固定)
  2. 各ラウンドの開始前に「アーマリー」でヒーローのスキルを強化(「パワー」と「アイテム」)
  3. マップ毎に設定された目標の達成を目指してラウンドをプレイ
  4. ラウンド中のパフォーマンスなどに応じた「キャッシュ」を配布
    • 以降2に戻り、どちらか一方のチームが4ラウンド獲得するまで繰り返す
オーバーウォッチ2「スタジアム」紹介パート1:新ゲームモード“スタジアム”の概要とカスタマイズ要素が公開

「スタジアム」では、「コントロール」「プッシュ」「クラッシュ」の3つの既存のコアゲームモードがミックスされて登場。使用されるマップには、これまでに登場したおなじみのものに加え、新たに用意された専用マップも含まれている。これらのゲームモードには、「スタジアム」専用の特殊ルールが適用された状態で対戦が行われる。

  • 各コアゲーム・モードに設定される特殊ルール
    • コントロール:1ラウンド区切りで、通常よりもキャプチャ速度が早い。
    • プッシュ:マップが小規模化され、バリケードを押す距離が短縮(約半分)。
    • クラッシュ:使用する目標ポイントは3つ、どちらかのチームが2つのポイントを獲得するまで継続。

以下では、本モード限定の要素である「パワー」「アイテム」「キャッシュ」などについて、公式ページで公開された情報をもとに紹介する。

カスタム要素その1「パワー」

スタジアムでは、ラウンド1、3、5、7の前に選択可能なカスタム要素「パワー」が存在する。パワーは各ヒーローには12種類用意されており、基本的には「アビリティ」「武器」「ヒーローの能力」のいずれかを強化するものとなっている。

  • パワー例:
    • キリコ「分身の魔法」:自身の分身を作り、一度に2か所を攻撃可能に
    • メイ「コールダー」:“クリオフリーズ”に移動能力を付与(メイらしくめっちゃうざい)
    • D.Va「イグニッション・バースト」:“ブースター”の軌道に沿って地面をマグマに変換(軌道すべてではなく途切れ途切れ)

パワーは特定のラウンド開始前に無条件で選択できるが、一度選択したパワーはマッチ終了まで変更できない

カスタム要素その2「アイテム」

交換・取り外し可能な強化オプションである「アイテム」は、目まぐるしく変化する戦況にフレキシブルに対応するうえで便利な強化オプションとなっている。パワーと異なり、購入価格と同額のキャッシュで売却できるのがアイテムの特徴で、マッチで稼いだキャッシュの総額を余すことなく、別のアイテムの購入資金へとラウンドごとに再分配できる。

アイテムのカテゴリは、次の3つに大きく分かれている。

  • 武器:キャスディやウィドウメイカーなど、武器に重点を置いたヒーローのアップグレードに最適。
  • アビリティ:オリーサやメイ、モイラなど、クールダウンのあるアビリティに重点を置いたヒーローのアップグレードに最適。
  • サバイバル:ヒーローの耐久力を増やします。ほぼすべてのヒーローに適していますが、マーシーやアナのような、対戦相手からの攻撃に弱いサポートヒーローには特に効果的。

また、アイテムにはレアリティ(レア度)も設定されており、コモン、レア、エピックの3つが存在する。

  • コモン アイテム:一番お手頃なアイテムで、数あるステータスの内どれか1つを少し強化。コモン アイテムはマッチの序盤や、残りの空きスロットを少ないキャッシュで埋める際に有効。
  • レア アイテム:ステータスを大幅に強化してくれるアイテム。高額なので、最初のラウンドを終えるまでは購入できない。ヒーローのあらゆるステータスをまんべんなく強化するものもあれば、特定の能力を突出させる、ハイリスク・ハイリターンなものも存在。
  • エピック アイテム:特に高価なアイテム。たいていの場合、接戦となって終盤のラウンドまでもつれ込んだ時にしか購入できない。エピック アイテムがあれば、組み合わせたパワーの効果を増強することも、相手のビルドに応じたカウンターをとることも可能となる。

アイテムは装備時にステータス画面を開くことで、ライフの増加量、攻撃速度の上昇率、クールダウンの減少率といった、そのアイテムの強化内容を確認できる。

ほとんどのアイテムは複数のヒーローが対象となっているが、レア・エピックのアイテムには、特定のヒーロー専用のものも存在。これらは「ヒーロー・アイテム」と呼ばれ、特定の武器やアビリティ、その他ヒーロー独自の能力を強化できる特別なアイテムとなっている。

  • ヒーロー・アイテム例:
    • オリーサ「ヘリコプター・ブレード」:“ジャベリン・スピン”の使用で短距離の飛行が可能に
    • メイ「スノーブーツ」:スピードスケートの要領でスピーディな移動が可能に
    • アナ「トランキライザー」:“スリープ・ダーツ”のヒット判定が500%拡大

「アイテム」は前述のようにラウンドごとに好きに売り買いできるので、あまり悩まずに決めてしまっても大丈夫だ。

モード内通貨「キャッシュ」

上で紹介した「アイテム」を購入するのに必要なのが「キャッシュ」。キャッシュに関する基本的なルールは以下のとおり。

  • 一般的なキャッシュの獲得方法
    • 試合開始時、各プレイヤーにはコモン「アイテム」3つ分に相当するキャッシュ(3,500)が支給
    • 以降、各ラウンドの終了時に追加でキャッシュを獲得
    • 追加分のキャッシュはラウンド中の活躍度合によって変動(活躍すれば獲得量UP)
      • 活躍度合とは、「与えたダメージ」「回復の量」「キル」「キル・アシスト」など
    • そのラウンドで最も活躍したプレイヤー(MVP)は、ボーナスとして1,000キャッシュを獲得

キャッシュの獲得は、より多く・高価なアイテムの購入を可能にし、プレイヤーを有利にするがそれ以外にも「キャッシュの総額が500増加するたびに最大ライフが1増加する(アイテムの購入に消費した分を含む)」効果を持っている。この効果は、パワーやアイテムの増加分とは別で最大300まで有効。さらにタンクヒーローの場合は、キャッシュを250獲得するごとに、スピードなども増加する。

このように、基本的には有利なチームがラウンドを重ねるごとにさらに有利になっていくが、常にそうならないよう逆転の可能性を生むキャッシュの獲得システムとして「バウンティ(懸賞金)」が存在する。

  • 「バウンティ」の基本ルール
    • 各プレイヤーの懸賞金は、最初は300に設定
    • 以降、1キルごとに懸賞金は75ずつ増加(最高額は2,000)
    • 懸賞金の額が750を超えると「バウンティ」として画面上部などに表示される
    • 1人のバウンティを複数人でキルした場合は、貢献度に応じて分配
    • キルされたプレイヤーの懸賞金は300にリセットされる
    • 懸賞金が300の状態(初期状態)でキルされたプレイヤーは、懸賞金が200に減少

必然的に有利チームの懸賞金は高く、劣勢チームは低くなっていくので、このシステムを上手く利用すれば十分逆転を狙えるだろう。

「パワー」や「アイテム」の公式ビルド例

ソルジャー76 - 「スプリント」と「バイオティック・フィールド」を中心に強化すると、敵を翻弄しやすくなります。「バイオティック・フィールド」を強力な範囲攻撃系の武器に変化させるパワー、例えば「トラック・アンド・フィールド」や「俺に続け!」、「失せな!」、「前線兵」などを、ラウンドを通じて装備しましょう。「脚力系雑務」や「緊急回復」などのヒーロー・アイテムを組み合わせれば、敵を撃つまでもなく周囲を走るだけで〈バイオティック・フィールド〉のエネルギー波で敵にダメージを与えることができます。

キリコ - 投射物系の武器に慣れている方には、キリコのクナイを強化する手がおススメです。「狐火の刃」、「鋭利なクナイ」、「三重の刃」、「天の衣」などのパワーは、自動リロードや着弾時の爆発などの効果もあいまって、高度なスキルを駆使するほど威力を発揮します。「勝利のお守り」や「サイクリスト・グローブ」などのヒーロー・アイテムと組み合わせて攻撃速度をブーストすれば、ダメージ・ロールのチームメイトと一緒に前線で活躍することもできるでしょう。

対戦相手のビルドを確認

カスタマイズによってどんどん強力になっているヒーローたちだが、対戦相手が選んだパワーやアイテムはマッチ中に確認可能。これらの情報を元に自身が装備するアイテムやパワーを選択することで、不利なヒーロー対面(「スタジアム」モードはマッチ中のヒーロー変更不可)を覆したり、相手のビルドに対するカウンターを用意することもできるだろう。

ただし、アイテムやパワーをカスタムするフェーズ(アーマーリー)中に、対戦相手が選んだ強化オプションを確認することはできない。

公式によるカウンタービルドの例

例えば、マーシーの敵プレイヤーが「ガーディアン・エンジェル」の移動速度やクールダウンの効率を重点的に強化していた場合、彼女を捉えるのは至難の業です。ジュノの「パルサー・デストロイヤー」や、ソルジャー76の「スーパー・バイザー」、キャスディの「クイック・ドロー」などのパワーやアイテムを装備すれば、オートロックでマーシーを捉えやすくなるでしょう。

敵のアッシュが「ダイナマイト」強化系のビルドを使っていて、複数のチームメイトが炎上状態に悩まされている場合は、キリコのアイテム「生命の御守」とパワー「双子鈴」を使うと、鎮火しやすくなります。

もし自分がオリーサを使っていて、敵のザリアが「パーティクル・キャノン」のメイン攻撃に特化したビルドを構築している場合、普通であれば、こちら側が不利になってしまいます。しかし、「フォーティファイ」を強化するパワーと、サバイバル・カテゴリのエピック アイテム「オグンディム式防御フィールド」とを組み合わせれば、ザリアのほとんどの攻撃に耐えられるようになります。

特殊な決着条件「コールド・ゲーム」とは?

スタジアムはBest of 7形式(4ラウンド先取)となっているが、特定の条件が満たされると3ラウンド終了時点で決着(コールド・ゲーム)となる。その条件は一方のチームが「3連勝」と「連勝チームが相手チームよりも15,000キャッシュ以上稼いでいる」の両方を満たすこと。

「コールド・ゲーム」は、最初のラウンドからどちらかのチームが3連勝してもワンサイド・ゲームになるとは限らないが、大きく不利に立たされたプレイヤーが新しいマッチの開始まで長時間待つことがない環境を整えるために用意された仕様。

もし3連敗しても、15,000キャッシュ以下ならまだ諦めずに勝利を目指そう。

スタジアムの「ランク・システム」

スタジアムには7つのリーグが存在し、それぞれ5つのスキル・ディビジョンで構成されている。ライバル・プレイに設けられている認定マッチは存在せず、すべてのプレイヤーは、最下層の「ルーキー」の最低ディビジョンからスタートする。以降プレイヤーは、マッチに勝利するたびにスタジアム・ポイント(進捗)を獲得し、上位のディビジョンやリーグに進んでいく。

その他「ライバル・プレイ」との違い

進捗の増減システムに関しても、ライバル・プレイとは異なるものが採用されている。具体的には、ライバル・プレイではMMRの補正に基づきマッチ後の進捗が増減するが、スタジアムでスタジアム・ポイントが減少するのは上位リーグ限定となっている。要は、最初は勝敗を気にせず気兼ねなく楽しめるわけだ。

  • 「ルーキー」「ノービス」:敗北してもスタジアム・ポイントの減少はなし
  • 「コンテンダー」「エリート」:敗北後に僅かにスタジアム・ポイントが減少
  • 「プロ」以上:敗北時のポイント減少量が勝利時の増加量と同等

また、ランクリセットのタイミングもライバル・プレイと違い、毎シーズン終了時にリセットが行われる。これはスタジアムが、新シーズンのたびに新たなヒーロー、マップ、モード、強化オプションなどが導入されメタが大きく変化することを考慮してのもの。

フレンドとのプレイに際しても、フレンド間のランク差に応じて「ナロー」や「ワイド」に分類されることはなく、自由にマッチに参加することができる。

スタジアム限定報酬のスキンやチャームなど

異なる点の多い両モードだが、嬉しい共通点も存在しており、スタジアムにもシーズン終了時の専用報酬が用意されている。報酬は、シーズン中に到達した最高リーグに応じたものを獲得可能。スタジアム限定の武器チャーム、ネームカード、称号を入手できるほか、特定のリーグに到達することで、限定スキンも獲得できる。

限定エピック・スキンは他のスタジアム向けの報酬と違い、一度獲得すればシーズンの切り替わりに関係なく、常時コレクション可能。

エピック・スキンの報酬はロールごとに1つ用意されており、「エリート」のリーグに到達した時点で、そのロールの報酬を獲得可能。スタジアムが開幕するシーズン16では、タンク・ロールで「エリート」に到達するとオリーサの限定スキン、ダメージ・ロールで到達するとゲンジの限定スキン、サポート・ロールで到達すると、モイラの限定スキンを獲得できる。

加えて、スタジアムではマッチに勝利するたびに、10個の「ライバル・ダスト」を獲得できる。ライバル・ダストは、「ゴールデン武器」「ジェイド武器」「ギャラクシー武器」といった武器バリエーションのアンロックに利用可能。

さらに、いずれかのロールで「オールスター」のリーグに到達したプレイヤーには、ジュノ用レジェンダリー・スキン「オールスター」が配布される。本スキンの入手は、スタジアムがローンチされるシーズン16限定。

オーバーウォッチ2「スタジアム」紹介パート1:新ゲームモード“スタジアム”の概要とカスタマイズ要素が公開

スタジアム開幕記念「イベント・チャレンジ」

スタジアムのローンチを記念して、シーズン16の期間中にイベント・チャレンジ「スタジアム開幕記念イベント」も実施される。このイベント・チャレンジの報酬には、ネームカードやプレイヤー・アイコン、エピック トレジャー・ボックス、レジェンダリー トレジャー・ボックスに加えてソルジャー76用限定エピック・スキン「ルーキー」が用意される。

もちろん、バトルパスXPも獲得できるのでシーズン16のバトルパスを効率的に進めたい方は、本チャレンジをお見逃しなく。

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アイデアは2年半前から!まるで別ゲームな『オーバーウォッチ2』新モード“スタジアム”開発者インタビュー 本日2025年4月15日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2)』の新ゲームモード「スタジアム」を正式発表。4月23日(水)に始まる新シーズンの開幕と同時にプレイ可能となる。 EAA!!ではこの発表に先駆けて行われたメディア合同インタビューに参加。メイン開発スタジオであるBlizzard Entertainmentから、3名の開発者が登壇し、新モード「スタジアム」の特徴や企画の裏側を語ってくれた。
  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch

Source: Overwatch


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