Respawn Entertainmentは『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』における最新の大型アップデート、シーズン26「ショーダウン」を公開した。
この記事では、日本時間8月6日午前2時にスタートする新シーズンのうち、ランクマッチの新報酬「オーラ」や、「ドロップゾーン」ルールなど、ランクシステムの改変内容を中心に解説していく。
『APEX』シーズン26ランクマッチのアップデート
新リアクティブアイテム「オーラ」登場

シーズン26では、新リアクティブ・コスメティックアイテムとして「オーラ」が実装される。装備したプレイヤーの背後に、仏像の光背のようなオーラが浮かび上がるというものだ。
オーラはシーズン中の自分のランクと連動しており、ランクが上がるにつれて、オーラもさらに威圧感のある外見になっていく。
ランクプレイヤーは全員、このオーラを無料で獲得できる。新規プレイヤーも、ランクへの参加が可能になったところでオーラを獲得できる。

このオーラは対戦中ずっと表示されるわけではない。プレイヤーのオーラは、ダイブ、エモート、フィニッシャー、蘇生のアニメーションが発動しているときのみ表示される。このうち、フィニッシャー中や蘇生中のオーラは、関係している2プレイヤーの画面にのみ表示される。
そもそも「必要ない」という方もいるだろう。オーラを装備していくかどうかは、あくまでプレイヤーの選択に委ねられる。必要なければ、ロッカーやロビーでオン・オフの切り替えができる。
ランクのシステム調整:キルデスの価値を低下へ

- キルとアシストから得られるRPを減少。勝利するうえでキルは重要だが、バトロワの目標はあくまで「最後まで生き残ること」である点を再度考慮した
- ブロンズ帯にランクエントリー料が課されるようになる。ランクではより慎重なプレイをしてもらうため
- ゴールド帯とプラチナ帯も、エントリー料をやや増加へ
- 自分より高ランクの相手に打ち勝った際のRPボーナスは、さらに増加する。ロビーのランク分布が自分の望むものでなかったとしても、強い相手に挑むモチベーションを持ってもらうため
キル/アシストの価値が、再び下げられると説明された。具対数はまだ不明だ。しかしキルではなく「生き残ることが目標」と言われると、ベテランの中には嫌な予感がする方もいるだろう。
しかし、悪名高いかつてのハイド戦法(ラッティング)は再現できないよう、新しいポイントについては注意深く調整されているという。詳しい数値をパッチノートで確認したい。
(※補足:かつてシーズン17では、キルとアシストの価値を下げ、最終順位が相対的に高く評価されるしくみが導入された。つまり「生き残ってさえいればOK」であるため、終盤まで戦闘を避けて隠れ潜むという消極的な戦法が流行した。この環境ではゼロキル・ゼロダメージでプレデターにたどりつくことさえ可能と判明し、マスター人口も激増。エーペックス史上最も簡単なランクマッチとして、コミュニティで大激論になった)
「ドロップゾーン」で公平性アップ

ランクにおける競技の公平性を確保するため、開始前に「ドロップゾーン」が決まるようになる。これは競技シーンで導入されているルールに似た形式で、チームのスタートエリアが前もってゲーム側で決められるというものだ。
- シーズン26より、各チームはランダムに選ばれたドロップゾーンからランクマッチをスタートする
- 自分たちのドロップゾーンは、レジェンドを選択する前の段階で確認できる。つまりスタート地点を見てから、それに合わせてチーム構成を考えることになる
- ドロップシップから降下してスタートする点は同じだが、ジャンプマスターのシステムはなくなり、以前よりも低いところから降下し始める
- 具体的な降下地点はダイブ中に調整が可能
- 各エリアのアイテム配置を調整。公平になるよう、ドロップゾーン導入による影響は今後も監視されていく
ソロキューに新機能(シーズン後半)
こちらはシーズン26スプリット2で実装予定の新機能。
ソロでプレイしたとき、対戦終了後に、他の野良プレイヤーたちとチームを維持したまま再プレイするかを選べるようになる。3人全員がOKすれば、パーティーが維持される。
なお野良の途中抜けや、その防止策に関しては、追加機能などの続報はなかった。
新たなミニチャレンジ「勲章」システム
バトロワの究極目標は最後まで生き残ることだが、たとえ勝利は逃しても、バッジや各種のチャレンジを通じて自分の高いパフォーマンスをアピールできる。
新たに追加される勲章(アコレード)は、そうした個人チャレンジをサポートするコンテンツだ。たとえばダブルキルを取ったり、ボックスを大量に開けたり、チームメイトのためにダメージをブロックしたりすると、それに対応した勲章とXPが贈られる。
各勲章にはティアが設定されており、高ティアの勲章ほど難度が高い。たとえば3キル取ると「キル勲章」を獲得し、1ティア上昇するが、次の「キル勲章」を獲得するには8キルが必要になるという具合だ。1つの勲章は4つのティアで構成されている。
自分がその対戦で獲得した勲章のうち、価値の高い3種は、対戦終了後のサマリー画面に表示される。
また、ロビーの「勲章」メニューでも、シーズン中に獲得してきた勲章一覧を確認できる。
勲章の獲得状況はシーズンごとにリセットされ、新シーズンでは新しい勲章が追加されていく。
チャレンジのアップデートでプレイの多様性をサポート

チャレンジまわりのシステムも再度アップデートされる。
さまざまな創造的なプレイを可能にするエーペックスだが、一部のチャレンジは特定のプレイスタイルや、特定のゲームモードでしか達成できず、プレイヤーの自由を制限していた。
そこで、バトロワとミックステープでチャレンジを分割。特定のモードをプレイし続けるだけでも報酬を得られるようにした。一方で、チャレンジ完了にかかる見込み時間は、各モードで平等になるように調整される。
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- タイトル:Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
- 配信日:2019年2月5日
- 対象機種:PS4, PS5 / PC (Origin, Steam) / X1, Xbox X | S / Switch

Source: Pressrelease
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コメント
コメント一覧 (1件)
素直にマークが出るのはダサイやろ相変わらずセンスが無いな
オーラなんだから炎が燃える感じのやつに色付いたのでええやん…