エレクトロニック・アーツが手がける『Battlefield 6(バトルフィールド6)』は2025年10月10日発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam、Epic)、PlayStation 5、Xbox Series X/Sで、すでに予約受付中。
9月11日より、公式記事にて本作の「バトロワモード」に関する解説が始まった。今週からラボテストが始まるという『BF6』のバトロワモードは果たしてどんなゲームになるのか、その概要を知ることができる。
『バトルフィールド6』バトロワモード解説
以前からチラ見せされていた『BF6』のバトロワモードについて、いよいよ語られるときがきた。「Battlefield Labs」に登録して招待を受けたプレイヤーは今週、『バトルフィールド』シリーズのユニークなDNAを受け継いだ、この新モードを体験できる。
なお、ラボテストでのプレイにはNDA(秘密保持契約)が求められるため、ベータとは異なり、具体的なゲームプレイの模様は基本的にはまだ見られない。
まず、全体的なポイントは以下の通り。
- マップと破壊要素
- さまざまなエリア(POI)に区切られた広大なマップは、BFシリーズらしく、ありとあらゆるものが破壊可能。壁を打ち倒し、ビルを倒壊させながら自分たちの道を切り開くことができる
- テストでは4人組の25分隊、最大100人のプレイヤーで対戦する
- ビークル
- ビークルはマップ全域に配置されており、エリア間の移動に役立つ
- さらに、詳細は語られていないが「パワフルな装甲車両をアンロックして戦闘の流れを変える」という要素がある
- リスポーン
- セカンドチャンスの要素もアリ。援護兵による蘇生をはじめ、「Mobile Redeploy(モバイル・リデプロイ)」という携帯型の再展開アイテムなど、複数のリスポーン手段がある
バトロワ史上最も危険な「即死リング」
従来のバトロワ作品と同じく、『BF6』のバトロワも時間経過でリングが収縮し、対戦エリアが徐々に狭まっていくしくみだ。
一方でこのリングは触れると即死。バトロワ界でも最も危険なリングであると紹介されている。
他社作品のように、いわゆるリングダメージを受けながら出たり入ったり、敢えてリング内をすり抜けて移動するような戦法は、『BF6』では使えない。付近でリングが収縮し始めたら大急ぎで移動することが求められるため、緊張感のある対戦につながる。
兵科の仕様と対戦の進め方
通常モードと同じく、各プレイヤーは突撃兵、工兵、援護兵、斥候兵の4兵科から選択して展開する。兵科は途中で変更できない。
- 対戦開始時、各プレイヤーは自分で選択した2種類のデフォルトガジェットを持つ
- 敵を倒したり、「ミッション」という要素を達成することで経験値を獲得。対戦中のプレイヤーレベルを上昇させていく。敵分隊を一掃するとボーナス経験値が得られる
- レベルを上げると各兵科の「戦闘技術」が進行し、追加の兵科特性を得られる。たとえば突撃兵なら、アーマープレートの装着スピードが上がるなどの効果がつく
- 「Intel Case(インテル・ケース)」というものがマップ内にあり、探索してこれを発見すると、分隊員全員に経験値が与えられる
コンクエストなどの通常モードと同様、分隊できちんと役割分担をしながら協力プレイすることが重要になりそうだ。
今週のテストでは、最適な分隊編成を考えることや、各兵科の特性が対戦全体に与える影響なども開発側の注目ポイント。たとえば「弾薬を維持するのに、援護兵の補給クレートはどのくらい重要になるのか」、「ビークルを使ったり、ビークルと戦う際に、工兵の能力がどのくらい効果的か」といった点がチェックされていく。
バトロワの武器と装備品
バトロワに必要な装備品は、マップを探索しつつ、クレートや「Class specific crate(特定の兵科のクレート)」というものを開けて集めていく。アイテムは、装甲車両をアンロックしたり、ミッションを達成したりすることでも入手できる。倒した敵から奪うこともできる。
クレートから手に入るのは、武器とそのアタッチメント、投擲物(フラググレネードなど)、ガジェット(RPGなど)、ストライクパッケージ(エアストライクなど)、アーマープレート、アップグレードキットだ。他にも、お気に入り武器のCustom drop(カスタムドロップ)も入手できる。
このカスタムドロップの詳細は不明だが、名前からして『CoD: ウォーゾーン』でいうカスタムロードアウト・ドロップのようなものが推測される。自分で事前にビルドしておいた武器を対戦の途中で入手できるのだろう。
ミッションについて
ミッションとは、『ウォーゾーン』でいう「契約」にあたる要素と思われる。敵との交戦とは別に達成する必要のあるミニゲーム的な要素で、クリアすると報酬が手に入り、バトロワを有利に進められる。
ミッションには「高価値な武器保管庫をアンロックする」、「任務上重要なターゲットを排除する」などがある。ミッションの達成報酬は、詳細画面を通じて事前に確認できる(武器保管庫、ビークルの鍵、モバイル・リデプロイなど)。
これらの報酬は空から投下される形で贈られるため、他の分隊に奪われないように気をつける必要がある。
さらなる詳細は後日
今回はその概要だけが説明されたバトロワモードだが、今週のラボテスト終了後から、さらなる詳細が語られる。
多くのプレイヤーは「コンクエスト」などの通常モードを目的に『BF6』をプレイすると思われるが、バトロワモードはどれだけの人気を得られるのだろうか。
今回の紹介から抱いた、バトロワモードの第一印象や感想を、コメント欄でぜひ聞かせて欲しい。
FPS POWER TUNE


Source: BF Official
コメント
コメント一覧 (16件)
べつにいやならやらなければいいだけ
ただ通常のマルチプレイとは別に分けてほしい
Vからバトロワに引っ張られて分隊人数4人になったの本当にクソだよなぁ
5で割り切れないって理由だけなら35vs35にすれば解決だったしな
しかも結局鍵分隊がいたら半端になるっていう...w
BFだから仕方ないけど分隊単位なのダルいな
フルパじゃないと厳しそう
まぁ今のFPSで複数ゲームモードがあるなんて当たり前だからバトロワ自体は別にあっても良いと思うけど
エリア外即死はマップ構造によってはとんでもないクソゲーになりそうだけど
まあバトロワ王者のPUBGの地位奪いたいのはわかる
BF6本体だけじゃどうあがいても定着率が悪いからな
バトロワモードって別にあってもいいけどなくてもいいよね、くらいの価値しか感じていない。多分ほとんどやらないだろうし
ファイアストームの進化版って感じではあるけど、今作はどうなるかねぇ
個人的にファイアストームも別に人口がいれば全然遊んだんだけどね
いかんせんBF民はコンクエブレスルしかやらんから
GG
バトロワあってもいいけどトロフィー対象じゃないとええな
ファイヤーストームやん