2025年9月25日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2)』の公式コミック最新作「調和と救済」を公開した。
オフィシャル・コミック「調和と救済」

「調和と救済」は、オーバーウォッチ2の有料コンテンツ「ストーリー任務」“アイアンクラッド”クリア後のムービーの続きにあたるエピソード。新生オーバーウォッチがヌルセクターと戦う中、数多くのオムニックが謎の装置によって意識不明に陥る――という状況から物語が進む。
今回のコミックでは、“アイアンクラッド”のラストシーンで迎えに来たソンブラとウィドウメイカーに導かれたゼニヤッタが、旧友でありヌルセクターの党首ラマットラと再会。二人が師と仰いだモンデッタ暗殺の地“キングス・ロウ”を舞台に、互いが正しいと思う道に、道を違えた旧友に戻ってきてほしいという思いを伝え合う内容となっている。


表紙を含めて8ページというボリュームに反して背景ストーリーとの繋がりが深い本エピソードだが、さらに新ヒーローを示唆していると考えられる描写も登場。そのビジュアルは、過去に「45人目のヒーロー」として噂された人物の姿によく似ている。
45人目のヒーロー?

「45人目のヒーロー」の噂が初めて浮上したのは、今年2月に配信された公式番組「オーバーウォッチ2:スポットライト」。新ヒーロー「フレイヤ」と「ウーヤン」を紹介する場面で、主任ナラティブデザイナー Jude Stacey 氏の背後に映り込んだ一枚のイラストが発端だ。
そのイラストは、エイプリルフール用スプレーのようにデフォルメされたキャラクターだったが、過去にはベンチャー、ジュノ、マウガといった新ヒーローも同様なタッチの“仮アイコン”として公開されていた前例がある。
さらにゲームディレクターの Aaron Keller 氏は後日行われたライブ配信イベントにて「スポットライトの映像内に新ヒーローを示唆する内容が含まれている」と発言。番組中で「近接(物理)攻撃主体のヒーロー」に関する話題も出たことから、剣を持ったイラストは噂の信憑性を一気に高めることとなった。
次に話題となったのは、新モード「スタジアム」実装時(厳密には先行プレイ実施時)のこと。スタジアム用プッシュマップ「Colosseo」内に、スポットライトで登場したキャラクターに似た後ろ姿と剣のオブジェクトが配置されていた。さらにその周囲にはローマ数字で「XLV(=45)」の文字。これにより「45番目に登場する新ヒーロー」説が濃厚となった。
イラリー以降の実装サイクル(サポート → タンク → ダメージ)から考えると、次に登場するのはタンクヒーローの可能性が高い。物理的な近接攻撃主体のタンクはすでにラインハルトが存在し、サブウェポンも含めればジャンカー・クイーン、ラマットラ、ハザードといった面々が存在するが、45人目が実際に剣を武器とするヒーローだとすれば、どう差別化されるのか大きな注目ポイントとなるだろう。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
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Source: Overwatch
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