2025年10月11日の発売が迫る、大規模FPSシリーズ最新作『Battlefield 6(バトルフィールド6)』。ローンチ版では過去作と同様に、大半の武器やガジェットがロックされた状態でスタートする。アンロックにはプレイヤーレベルの上昇が必須だが、その道のりは決して短くない。
本記事では、事前プレビューで調査した効率的な経験値(EXP)の稼ぎ方を解説する。結論から言えば、「XPブースター」と「チャレンジ」を組み合わせ、特定のモードで「目標に絡み続ける」ことが最速の道だ。時間が限られたプレイヤーや、いち早く全ての装備を試したいプレイヤーは参考にしてほしい。
『BF6』EXP稼ぎの基本戦略
最重要:XPブースターはチャレンジ達成時に使え
『BF6』には、毎日正午に更新される3つのデイリーチャレンジと、週替わりのウィークリーチャレンジが用意されている。特にデイリーは内容が比較的簡単で、全て達成すれば合計10,500EXPを獲得可能だ。

最も重要なのは、これらのチャレンジ達成時に得られるEXPに対し、アイテム「XPブースター」の効果が重複する点。チャレンジ報酬が倍増することを確認している。
XPブースターは、チャレンジ達成直前のタイミングで有効化するのが最も効率的だ。達成後は、他のチャレンジ攻略や、後述する拠点周回に移行することで、ブースト時間を無駄なく活用できる。
また、チャレンジはBF Portalでも「フルXP」表示のサーバーであれば進行する。


XPブースターの入手方法と仕様
プレイヤーレベルを上げる上で要となる「キャリアXPブースター」は、ローンチ時点では入手手段が限られている。
- 入門チャレンジの達成報酬
- トゥームストーンパック事前予約特典「XPブーストセット」
- ファントムエディション特典「XPブーストセット」
今後のシーズン開始に伴い入手機会は増えると思われるが、当面は計画的な使用が求められる。

仕様として、ブースターは試合中のメニュー画面からいつでも有効化可能で、一度使用するとリアルタイムで効果時間が減少する。ゲームを終了してもタイマーは停止しないため、まとまったプレイ時間を確保した上での使用が推奨される。なお、複数のブースターを使用した場合、効果時間はそのまま加算される仕組みだ。
最適なゲームモードとマップ
おすすめモード:コンクエスト
『BF6』で最も効率的にEXPを稼げるのは、コンクエストでひたすら拠点に絡み続けることにある。今作では拠点での行動によって、以下のような固定スコアを獲得できるためだ。
- 占領中:4秒毎に50スコア
- 拠点無力化:200スコア
- 拠点制圧:300スコア
- 拠点内でのキル:通常のキルスコア +50スコア
これらのスコアは戦闘でのキル数に大きく依存しないため、安定したEXP獲得が見込める。そのため、拠点間の距離が近く、連続して占領行動に移りやすいマップがレベル上げの適地となる。
推奨マップ1:マンハッタン島

入り組んだ構造物が多く、歩兵専用のルートも豊富で、ビークルからの射線が通りにくいマップ。各拠点間の距離も比較的コンパクトなため、純粋な拠点制圧に集中しやすい。特にC拠点周辺は膠着状態に陥っても左右から裏を取るルートが複数確保されている。
B拠点以外は地上車両で巡回できるため、戦車やIFVで周回ルートを構築するのも有効な戦術だ。ただし、敵兵による対戦車地雷の設置には警戒が必要となる。
推奨マップ2:エンパイア・ステート

こちらも拠点間が近い上に、ビークルが登場しない歩兵戦に特化したマップ。戦闘が得意なプレイヤーであれば、キルによるEXPも相まって高い効率を期待できる。純粋な撃ち合いでスコアを稼ぎたいプレイヤーには最適だ。
忘れてはならないEXP獲得の基本
1. 分隊行動と分隊命令を徹底する
蘇生、回復、弾薬補給、キルアシストといったサポート行動は、分隊員に対して行うとボーナススコアが加算される。分隊命令の達成で獲得できる100スコアも大きく、可能な限り分隊員と固まって行動することを意識したい。

加えて、事前プレビューでは未検証ながら、パーティープレイ専用のボーナスを示唆する表示も確認できた。フレンドとパーティーを組むことで、さらなるスコアアップが期待できるだろう。

2. マッチ完了ボーナスは確実に受け取る
試合を最後まで完了すると、マッチ完了ボーナスEXPが付与される。このボーナスは決して少なくないため、途中抜けは避けたい。

戦闘が苦手なプレイヤー向けのEXP稼ぎ
「レーザー目標指示器」によるスポットアシスト
どうしても拠点確保が難しい場合は、斥候兵ガジェット「レーザー目標指示器」の活用が有効だ。敵陣営の高所に潜み、前線を見下ろしてスポットを繰り返すだけで、大量のアシストスコアを獲得できる。戦闘が激化しているエリアを継続的に観測すれば、3アシストで1キル分程度のスコアになることも珍しくない。特に「オペレーション・ファイアストーム」や「ニューソベク市街」、「ミラクバレー」といった開けたマップで効果的だ。

スポットした敵を分隊員が倒した場合は、アシストスコアに分隊ボーナスが加算されるため、極めて効率が良い。
ただし、ビークルへのロックオンまで行うと自身の位置が敵に露見しやすくなるため、状況に応じた判断が求められる。
EXP稼ぎの心構え

レベル上げだけを考えると、プレイは時に単調な作業になりがちだ。しかし、『BF6』の戦場は、プレイの過程そのものがプレイヤーを成長させる。一つ一つの戦闘経験が、マップ構造や武器の特性、最適な立ち回りといった感覚を体に刻み込んでいく。
そしてランクマッチが存在しない『BF6』においては、そうしたスキルアップを急ぐ必要もない。アンロックしたての装備を試したり、純粋に戦場の雰囲気を味わったりしながらプレイすること、それこそが『BF6』を楽しむ最短ルートだろう。そうして目当ての装備を手に入れた時の達成感は、費やした時間以上の価値をもたらしてくれるはずだ。
FPS POWER TUNE



FPS POWER TUNE


コメント