EA DICEが開発を手掛けるFPS『Battlefield 6(バトルフィールド6)』にて、海外コミュニティ主導による非公式のアイテムトラッカーが熱心な更新を続けている。ゲーム内に存在する約6,000種類ものアイテムを網羅し、アンロック条件や達成状況を可視化するこのデータベースは、コンプリートを目指すプレイヤーにとって興味深い存在だ。
『Battlefield 6』非公式トラッカーの機能と使い方
本ツールは「BF6unlocks discord」のユーザーであるTecfan氏によって作成され、Googleスプレッドシート形式で提供されている。サービス開始初期から継続的にデータが追加されており、未取得のプロモーションアイテムや隠し要素の発見にも役立つが、利用にあたっては「言語の壁」という大きなハードルも存在する。
今回紹介するのは、「BF6unlocks discord」のメンバーであるTecfan氏が公開し、更新を続けているGoogleスプレッドシート形式のトラッカーだ。ここでは、このデータベースが持つ具体的な機能と、実際の導入手順について解説する。



6,000種以上のアイテムを管理可能な『BF6』データベース

『BF6』アンロック可能なアイテム情報を管理できるデータベース
このデータベースの最大の特徴は、検索とフィルタリング機能によって、ゲーム内に存在する膨大なアンロック可能なアイテム情報を自在に参照できる点だ。その数は執筆時点で5,901種類にも及び、通常のプレイでは存在に気付きにくいプロモーションアイテムや、隠し要素まで網羅されている。
また、配布元のDiscordサーバーでは、トラッカーの入力結果を専用チャンネルで報告することで、進捗率に応じた特別なロールアイコン(20%から最大97%まで)が付与される仕組みも用意されている。最高ランクのロール設定が「100%」ではなく「97%」であることからも、過去の限定アイテムなどを含めたフルコンプリートがいかに過酷な道のりであるかが窺えるだろう。

トラッカーの導入方法と運用の手間
本ツールはGoogleスプレッドシートで公開されているため、使用するには自身のGoogleアカウントへコピーする必要がある。
- 公開されている「Unlocks Tracker」のURLへアクセスする
- 見出し「How to get started」にある「MAKE A COPY」を選択し、自身のドライブへ保存する
- 自身の『BF6』ゲーム内データを参照し、手動でシートに入力していく
非常に多機能なツールだが、自動連携機能はない。製作者によると、初回セットアップ時の入力作業にはおよそ45〜50分を要するとのことだ。全てのデータはゲーム画面を見ながら手動で転記する必要があるため、導入には相応の時間と労力が必要なBFマニア向けツールだ。
また、本シートが更新された際の挙動にも注意が必要だ。Googleスプレッドシートの仕様上、配布元の更新内容は自身のコピーには自動反映されない。そのため、新しいアイテムが追加された最新版が公開されるたびに、新規シートのコピー作成と、旧シートからのデータの「コピー&ペースト」による移行作業が発生することになる。
ゼロから入力をやり直す必要はないが、更新のたびにデータの引っ越し作業といったメンテナンスが求められる点は留意されたい。
日本国内での運用課題とコミュニティの熱量
完成度の高いツールではあるが、日本のプレイヤーが導入する上では言語の問題が立ちはだかる。
最大の障壁となる「言語の壁」

日本の『BF6』プレイヤーにとって最も大きな課題は「言語の壁」だ。ツール内のアイテム名はすべて英語表記で、翻訳したとしてもゲーム内の日本語正式名称と一致しないケースが多々ある。膨大なリストから目的のアイテムを特定し、照らし合わせる作業は混乱を招く可能性が高い。
この問題を解決する「奥の手」があるとすれば、ゲーム側の言語設定を英語に変更してプレイすることだ。これならツールとゲーム内の名称が完全に一致するため、検索や照合のストレスは解消される。UIやテキスト全般が英語化されるため強硬策ではあるが、アイテム収集を最優先するプレイヤーにとっては有効な手段となるだろう。
「BFEE」に通ずる深い愛と公式への期待

ツール自体の利用は難しいものの、情報源としての価値は高い。配布元であるDiscordサーバーに参加しておけば、コミュニティによる新規アイテムの紹介や、1日でも逃すと入手不可になるような期間限定のログインイベント情報などをキャッチアップできるからだ。
『BF』シリーズには、イースターエッグ(隠し要素)の解明に特化した「BFEE(Battlefield Easter Egg)」という有名なコミュニティが存在するが、今回のアイテム収集に特化した動きも、それに匹敵する深い愛と情熱を感じさせる。サービス開始初期から地道に更新が続けられている点も特筆に値する。
『BF6』はまもなく待望のシーズン2開幕を迎えようとしている。言語の問題はあるが、このようなコミュニティの熱量は『BF』シリーズを支える重要な要素だ。新たな戦いに備えて自身の状況を整理しつつ、この情熱が開発元であるEA DICEに届き、将来的にゲーム内機能として「全アイテム検索・管理」が正式実装されることに期待したい。

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