現在、Blizzard Entertainmentの『Overwatch(オーバーウォッチ)』(旧『Overwatch 2』)が、Steamにおける同時接続プレイヤー数で大きな盛り上がりを見せている。もちろん多くのユーザーもいるであろうBattle.netは別だ。
本作はSteam上で過去数年で最大となる同時接続数のピークを記録し、一時的ながら『Battlefield 6』や『Call of Duty』シリーズといった大作FPSタイトルを上回る水準に到達した。
Steam同時接続数が急上昇、『Overwatch』が競合FPSを逆転

SteamDBの統計によれば、『Overwatch』は直近で約6万8,000〜6万9,000人規模の同時接続プレイヤー数を記録した。これはSteam版リリース時に次ぐ高水準であり、近年やや落ち着いていたプレイヤー人口が再び増加していることを示している。
特に注目すべき点は、この数字が同時期の『Battlefield 6』や『Call of Duty』シリーズを一時的に上回っていた点だ。基本プレイ無料か否かという違いこそあるものの、SteamのFPSジャンルにおいて『Overwatch』が再び存在感を示した形となった。
この急激なプレイヤー数増加の背景には、Blizzardによる大規模な方向転換とリブランディングがあると見られている。Blizzardは『Overwatch 2』という名称を改め、タイトルを『Overwatch』へと回帰させる方針を打ち出し、コミュニティ内外で大きな話題を呼んでいる。シリーズの再出発を強く打ち出すこの動きは、かつて離れていたプレイヤーの関心を呼び戻す要因のひとつとなっているようだ。
魅力的なコンテンツ満載:次期シーズンへの期待
さらに、先日の「スポットライト」配信で行われた新シーズンに向けた情報公開も、プレイヤー数増加を後押ししている要因のひとつだろう。
明日11日より開幕する新シーズンでは、過去に類を見ない新規ヒーロー5名の同時実装が予定されている。そのラインナップも、「ロボットアームを装備した女性タンクヒーロー」や「ジェットパックを装備したネコ」など、オーバーウォッチらしいユニークさを維持しつつ、手放しに“かっこいい”“かわいい”と評価できるヒーローが揃っている。
このうち、新規ダメージヒーロー「アンラン」については、現在先行プレイ(トライアル)が実施されており、正式実装前に体験することが可能だ。

そのほかにも、新たな概念となる「サブロール」の追加や「サンリオ」コラボ、新たなストーリー展開などの要素が発表され、SNSやコミュニティを中心に話題が広がっている。こうした新コンテンツ群が、「今のOverwatchは一度触ってみる価値がある」という空気を生み出していると言えるだろう。
もっとも、PC Gamerも指摘しているように、Steamの同時接続数は『Overwatch』全体のプレイヤー数の一部に過ぎない。本作は従来からBattle.netでも提供されているほか、PlayStationやXboxといったコンソール版も展開されている。そのため、実際の総プレイヤー人口はSteamの数字を大きく上回っている可能性が高い。
それでもなお、Steamという可視性の高いプラットフォームで競合FPSを上回る数値を記録した事実は、本作の復調を示す象徴的な出来事と言える。
評価の低迷を覆す「V字回復」の兆し

『オーバーウォッチ 2』はSteam登場時、過去の約束(PvEモードの規模縮小など)を巡るファンの不満から、プラットフォーム上で「圧倒的に不評」という極めて低い評価を受ける、異例のスタートを切った。
しかしその後も開発チームはヒーローのバランス調整や新コンテンツの追加を継続し、着実に改善を重ねることで、ここまでのアクティブユーザー数を取り戻すに至っている。
明日より始まる新たな『Overwatch』の幕開けが、これまで積み重ねてきた信頼回復の流れを確かなものとし、プレイヤーの期待を裏切らない展開となることを期待したい。
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- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
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Source: PC Gamer



コメント
コメント一覧 (1件)
死に体の2つと比べてどうすんだ・・・w