先行アクセスで早くも200万本の売り上げを達成し、現在Twitchの放送数ランキングでは2位に位置しているブーム真っ只中の『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)』。数多くの武器用アタッチメントが用意された本作ですが、カテゴリ別に比較検証した動画が公開されたのでじっくりとご紹介。
リコイルパターン
『PUBG』のリコイルパターンは、武器ごとに大まかな癖はあれどランダム。集弾性とリコイルが一定している『CS:GO』などとは違って、『PUBG』は集弾率のコントロールが難しいようです。そのため検証動画では幾度かの射撃結果から結論を導き出しています。
グリップ
バーティカルグリップとアングルフォアグリップは、どちらもグリップがない状態よりもADS完了までの時間が約1/4秒ほど短縮されます。アングルフォアグリップの方がバーティカルグリップよりADS完了が早いようですが、スーパースローモーションでやっと分かる程度の差であり気にする必要はありません。
バーティカルグリップとアングルフォアグリップのリコイル
どちらもグリップ無しの状態より集弾率が上昇。 特にバーティカルグリップは詳細欄では横方向のブレを軽減とありましたが、実際には横だけでなく縦のブレも軽減しているようです。
マガジン
『PUBG』のマガジンアタッチメントにはリロード速度が向上する「クイックドロー」、マガジン内の弾数が上昇する「拡張マガジン」、両者の特性を併せ持つ「拡張クイックドロー」の3種類があります。
「クイックドロー」の詳細欄を確認すると、ファイアレートのバーが上昇していますが、実際はファイアレートには変化はないと実証されています。では何故ファイアレート上昇と記載されているかというと、「クイックドロー」のリロード時間はマガジン内が空っぽからのフルリロードで約1秒、マガジン内に弾が残っているタクティカルリロードで約0.5秒ほど早くなることから、1分間に撃てるレートが増えていることが理由のようです。
「拡張マガジン」は素のマガジンとリロード速度は変わりませんが、1マガジンにつき撃てる弾数が増えることが最大の強みです。 ピストルは5発しか増えませんが、本来なら1マガジンにつき13発しかないベクターは26発に増えるなど、弾数の上昇幅は武器ごとに変わります。「拡張クイックドロー」は両者の特性をデメリットもなく兼ね備えているので、マガジンを選べるならこれ一択となります。
マズルアタッチメント
銃口の先に付けるマズルアタッチメントは、「補正器」「フラッシュハイダー」「サプレッサー」の3種類が存在。「補正器」と「フラッシュハイダー」はリコイルのブレを軽減する効果があります。比較してみると「補正器」の方が縦横のブレの軽減率が高く、ブレ軽減が目的なら「補正器」が上を行きます。「補正器」は英語版ではコンペンセイターとなっており、日本語名より英語名の方が馴染みがある方も多いかもしれません。
ブレ軽減では負けた「フラッシュハイダー」には射撃時のマズルフラッシュを視認されににくする効果があります。『PUBG』では相手からの銃撃位置を特定するのに射撃音とマズルフラッシュが重要な要素。相手に視認されにくいという点ではブレ軽減特化の「補正器」にはない一面を持っています。
そして、3種の中でもっとも人気のあるアタッチメントが「サプレッサー」。他の2種と違いブレ軽減効果はありませんが、発射音を抑えることで相手に居場所がバレないまま攻撃できるサプレッサーは、『PUBG』では圧倒的な強さを誇ります。
ブレを軽減することで射撃の精度を上げる「補正器」、ブレ軽減とステルス性を両立させる「フラッシュハイダー」、所有しているだけで相手にプレッシャーを与える「サプレッサー」と、マズルアタッチメントはそれぞれの役割が明確なカテゴリになっています。
M416専用タクティカルストックは無意味?
アタッチメントが武器にもたらす効果が大きい『PUBG』にはアサルトライフルが4種用意されており、アタッチメント装着枠が5箇所もあるM416はゲーム中最強のARと語られることも多い人気武器です。 しかし、検証動画によると、M416専用のアタッチメント枠に収まる「揺れとブレを軽減する」タクティカルストックは、実は効果がないと実証されてしまいました。
8倍スコープを付けたM416でタクティカルストックなしと比較したところ、武器の揺れもリコイルのブレも全く変わらず、バグで効果がないのかテストが悪いのか疑問が残りますが、このアタッチメントにハッキリと分かる効果はないという結果が残りました。
素のM416とブレ軽減特化M416比較
何もアタッチメントを付けていないM416と、補正器、バーティカルグリップ、タクティカルストックを付けたM416の集弾性を比較しています。 両者の間に極端に大きな変化はありませんが、やはりアタッチメントありの方がコントロールはしやすく、銃撃戦で生死を分ける要因になります。
ここからはARではなく別武器種専用アタッチメントの解説となります。
Micro Uzi用銃床
M416専用のアタッチメントであるタクティカルストック同じ存在のMicro Uzi用銃床ですが、しっかりとリコイルが軽減され集弾性が上がる効果が実証されています。 しかし、こちらもやはり武器の揺れに対しては効果は見られませんでした。
弾帯
ショットガンとスナイパーライフルにはクイックドローマガジンと同様の効果の「弾帯」がありますが、これもリロードがアタッチメント無しより1秒ほど早くなります。もしこれらの武器を所有しており「弾帯」を見つけたら装備しない理由がありません。
SG用チョーク
ショットガンの散弾の拡散を抑えるチョークは大きな変化が見られます。同じ地点から発射したチョークなしとチョークありの着弾を比較すると、チョークありの拡散は約半分ほどとなっています。このゲームにはダメージの減衰が設定されておらず、ショットガンは近距離どころか中距離武器としても運用ができるため、チョークを付けることでより遠距離の敵を倒しやすくなります。
スナイパーライフル用チークパッド
Karなどのスナイパーライフルの揺れとリコイルを低減するというチークパッドですが、8倍スコープを用いたテストでは、揺れは微妙に実感できる程度で実戦では気にならない程度と語っています。さらにリコイルに関してはテスト上では効果がなかったとも。
クロスボウ用矢筒
『PUBG』の防具にはそれぞれ耐久性が設定されており、頭部を保護するヘルメットの最上位のLv3になると、一部のスナイパーライフルではヘッドに当てても1発では倒せなくなります。しかし、クロスボウは頭部に当てさえすればヘルメットLv3でも確殺という文面だけでみると強武器ですが、1発毎にリロードする必要があり、そのリロードがとてつもない遅さという大きな弱点もあります。
その弱点はクロスボウ用アタッチメントの矢筒を装備することで解消され、矢筒を付けたクロスボウのリロード速度は実用的なレベルにまで上昇します。
サイト
『PUBG』のサイトは大きく分けてアイアンサイトを含む3種の等倍サイトと、4種の倍率スコープがあります。 等倍サイトはADS中に息止めをすると揺れが軽減され倍率が2倍近くにまで上昇します。 等倍スコープは息止めで揺れが軽減されますが倍率は変更されません。
OCD - PUBG Weapon Attachments
以上、『PUBG』におけるアタッチメントの詳細比較となりました。今後もアップデートにより新MAPや新武器、新アタッチメントの追加が明言されている『PUBG』。果たしてこのブームはどこまで伸びるのか。ドン勝をおかわりしながら見届けたいと思います。
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コメント
コメント一覧 (3件)
とても有益な情報の提供感謝します。
ドン勝が分からんから買ってない
めっちゃ参考になった