Raven Softwareの『Call of Duty: Warzone(コール オブ デューティ ウォーゾーン)』ではシーズン1が進行中。現地時間1月4日には、販売を手がけるActivisionが、この『ウォーゾーン』用チートツールを販売していた大手業者を提訴し、同社が主張する違法行為1件につき最大で2,500ドルずつの損害賠償を請求しています。
Activisionがチート業者を提訴
CoDシリーズの販売を手がけるActivisionは現地時間1月4日付けで、チート業者の中でも大手に相当するEngineOwningを提訴したことをCharlie Intelが報じています。訴状データはこちらで確認することができます。
Activisionは、このチート業者の提供する第三者ツールが、CoDにおける公平な対戦環境を傷つけ、コミュニティにも被害を及ぼしただけでなく、同社に深刻な損害を与えたとして、すべての違法行為に最大で2,500ドルずつの損害賠償を請求しています(※総額は不明)。実際のところ、2021年にBANしたアカウントのうち、何万ものアカウントがこのEngineOwning製のツールを使用していたそうです。
Activisionは他にも、EngineOwningが『オーバーウォッチ』のチートを作成しようとしている証拠を掴んでおり、他社のIPにも損害を与えようとするこのチート業者に対し、裁判所に差止請求も行っています。Activision側の弁護士が言うには、チーターによる損害はこれまで何百万ドル分にも及んでおり、法廷ではその証拠を提出する用意があるそうです。
訴状には、ドイツに拠点を置くこのチート業者の所有者とされる人物の名前が掲載されています。本当にドイツ(外国)の企業であれば訴訟が難航する可能性がリプ欄で指摘されていますが、訴状によると活動そのものは米国で行われているとのことです。
続報:2024年5月29日
各種修正アップデートも実施予定
なお、現在『CoD:V』および『ウォーゾーン』では、リリース後から現在に至るまで未だにバグが多いことでコミュニティから不満が寄せられており、リプ欄でも「訴訟の前にゲームを修正しろ」との声が多く見られますが、CharlieIntelはそれとこれとは別にして欲しい旨、苦言を呈しています。
「皆さんは、Activisionは訴訟を起こすのではなくゲームの修正をするべきだと、あたかも弁護士たちが華麗にゲームのコーディングも手がけ始めたかのようにツイートしていますね」
気になる次回のアップデート内容については日本時間1月4日にその一部が発表されており、各種のバグについてもここで修正が見られるものと思われます。
以前からチーターおよびそのツールを販売する業者に苦しめられていたCoDシリーズでは、2021年の新作『CoD:ヴァンガード』のリリースに合わせ、最新のアンチチートシステムである「RICOCHET(リコシェ)」を稼働させています。今回の訴訟開始と合わせ、2022年はさらにCoD対戦環境の健全化が見られるのかもしれません。
Source: Charlie Intel
コメント
コメント一覧 (5件)
他のゲームでもどんどん訴訟起こせるように、チートで損害賠償とる前例作って欲しい。
これはGJ
中国人の殆どがクズチーターだったがリコシェの後マルチでかなりチーターは減ったように思うしあからさまなウォールハックな奴は報告後2度と会わずに済んでいる。
今見掛ける中華ネームの連中は総じて下手なのが多い。
異常な高レベルキャラも殆ど見掛けなくなった。
何よりDOYOUTVだのパンダTVだのといった中華ネット喫茶からのチート接続プレイヤーを見なくなったのが嬉しい。
ゲーム修正はそうだが、普通に訴訟してチーターどもに制裁してくれ
別個でそれぞれがんばってくれ
正直Warzoneがチーターに侵食されて結果的には良かったよ
アンチチートも作ってくれて訴訟までしてくれたんだから
チーター騒ぎ以前の状態のままだったら、北米欧州はチーター遭遇率全然ない代わりにうちらアジア圏はチーターに蹂躙される超格差社会だったから
やれば出来るんだし他社に比べたら頑張ってる方なんだからこれからも頑張ってほしい、マジで