Sledgehammer Gamesの『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』ではシーズン1.5アップデートがリリースされました。このアップデートでは、焼夷弾の弱体化と並行して複数のPERKに耐火炎性能が付与されたのですが、このうち強化された「フォーティファイド」の不自然なまでの強さが話題になっています。
「フォーティファイド」がぶっ壊れPERKに?
「言葉にできない(I’m at a loss for words)」と題されたこちらのクリップは、シーズン1.5アップデート後の対戦の様子です。投稿者はフレイムノートで目の前の敵を焼き払おうとするのですが、相手はどれだけ炎を浴びても倒れず、逆に投稿者は近接攻撃の連打で倒されてしまいます。
最新のアップデートでは、(リーサルの方の)焼夷弾が弱体化され、さらには他の火炎・燃焼ダメージ全般への対策として、PERKの「ドーントレス」と「フォーティファイド」に以下の効果が追加されています。
- ドーントレス
- 火と燃焼への無効効果を付与。これには焼夷弾(アタッチメントの方)、フレイムノート、地面でくすぶる炎も含まれる
- フォーティファイド
- 受ける火炎ダメージを30%減少
- すべての爆発物から受ける余剰分ダメージを減少
「フレイムノートがまったく効かなかったのは、ドーントレス強化のせいか」と納得しかけるのですが、キルカメラをよく見ると、相手が装備しているPERKはフォーティファイドの方でした。こちらは火炎ダメージを30%減少させるだけなのですが、それでもキルストリークであるフレイムノートを一方的に殴り倒せるのは壊れた性能と言えます。
このクリップに対する反応には、「(フレイムノートは)下級のキルストリークではない。このPERKをつけたプレイヤーに対抗できるくらいには強くするべきだ」というものもあれば、「相手の方が上手かっただけだよ」という冷ややかなものも見られます。一方で、耐性30%のはずがヒットマーカーがまったく出ていない点を疑問視するコメントもあります。
本当に「壊れている」だけか
不自然なほど強くなったフォーティファイドですが、TheXclusiveAceはこれについてバグである可能性を指摘しています。
彼がカスタムゲームを使ってフォーティファイドの性能を試したところ、実際には「火炎ダメージ30%減少」どころか、フレイムノートの火炎ダメージをまったく受けておらず、さらにテルミットの直撃ダメージと燃焼ダメージ、(アタッチメントの方の)焼夷弾からのダメージも無効化していることが判明します。
これらはすべてドーントレスに与えられたはずの強化であることから、「フォーティファイドに、ドーントレスの効果が合体してしまったバグ」と推測されています。
開発を手がけるSledgehammer Gamesからは今のところ、この件に関するコメントは出ていません。元々はドーントレスの効果なので、このバグだけでゲームバランスが崩れる心配はなさそうですが、一方では今回のクリップも含めて、これまで火炎系の装備品に頼っていたプレイヤーは、シーズン1後半では苦しい戦いを強いられそうです。
Via: DEXERTO
コメント
コメント一覧 (7件)
正直トレイアークよかマシ…
フレイムノートも効かないらしいからな。さすがにキルストまで無効ってのは。使う使わない別にして効果がないってのはダメだわ。
スレッジハンマー焼夷弾大好きよな
WW2から学んでない
いや、撃ち合いしたいだけなんでそもそも炎なんていりません。投げ物はフラッシュバンとグレでいい。
目新しさ入れて飽きられてんだからシンプルイズベストなFPS出してほしい。
マジで、一回でもテストプレイしたのかっていうバグを何か月も放置するし、もうこの苦行を続ける気持ちもいい加減切れたかな…。
始まった頃はガチャガチャしてても、まだ楽しいと思ってたのに。本当にもったいない。
まーたバグですか、スレハンの開発陣営割られ過ぎた結果やない?
ダメだこのゲーム。本当に終わったな