Valveの手がける『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(以下、CS:GO)』は、スキンやステッカーなどのゲーム内アイテムをリアルマネーで売買でき、一攫千金も狙えるのが大きな魅力。
一夜で大金持ちになるロマンを追求した『CS:GO』のストリーマーOhnePixelは、『CS:GO』史上最高額とされる約1,800万円分のケースやパッケージ、カプセルを開封する夢の配信を敢行しました。
視聴者から約1,800万円相当の寄付をされたOhnePixel
今回彼がこのような一大ギャンブルに挑んだのは、配信中にとある視聴者から118,346ユーロ、日本円で約1,800万円分に相当する武器ケース、カプセル、お土産パッケージ(いわゆるガチャができるアイテム類)を大量に寄付されたことがきっかけ。
寄付を行った人物はOhneの大ファンで、先日ギャンブルで大勝したことで彼にも寄付をすることにしたそうです。
元々『CS:GO』界隈の著名なストリーマーの一人であり、スキンのコレクターでもあり、過去にも高額開封配信をしていたことで知られるOhneですが、この規格外の寄付には、思わず配信しながら母親に電話をかけるほど興奮していました。
転売はしない!すべて開封へ
これらのケースやカプセルはそれ自体に価格がついており、未開封状態で売買することも可能。寄付品の中には、「Krakow 2017 Cobblestone 記念パッケージ」(1箱約25万円)、「Katowice 2014 カプセル」(1つ約30万円)など高額なものが数多く含まれており、そのまま転売するだけでもリアルマネーで大金が得られたはずです。
しかし、Ohneはファンへの感謝を述べるとともに、ケースの中に入っている夢の高額アイテムを求め、これらをすべて次回の配信で開封することを発表しました。
1,800万円分ガチャを一挙開封!
- 開封したケース、パッケージ、カプセル(総額約1,800万円相当)
- ESL One Cologne 2014 Challengers / Legends カプセル:8個
- Operation Bravo ケース:89箱
- CS:GO 武器ケース:78箱
- ESL One Katowice 2015 Cobblestoneなどお土産パッケージ:40箱
- EMS Katowice 2014 Challengers / Legends カプセル:2個
配信開始時は、今日手に入るかもしれないさまざまな激レアアイテムの市場価格を調べてテンションを上げつつ、いよいよ高額パッケージやカプセルの開封に挑んだOhne。武器ケースの開封では、Covert(赤)等級のアイテムが目の前を通り過ぎるたびに、本人やチャット欄は大騒ぎ。
しかし、Cologne 2014カプセルを空振後、高値が付かないパターンのAK-47 Case Hardenedを2度引けたくらいで、150以上のケースを開封しても「お宝」と呼べるものはゼロ。
さらに、入手自体が困難なパッケージの開封では、最もレアなAMP用Dragon Loreを求めて「損傷度は何でもいい!とにかく1つでいい、来い来い来い!」と叫ぶOhne。そんな熱とは裏腹に、引けども引けども求めたアイテムはやっぱりナシ。チャット欄も次第に不穏な空気に...。
予想外に敗色濃厚となり、次第にテンションが落ちていくOhne。残された希望は、Katowice 2014のカプセルから最高レアリティのTitanホロステッカー(取引価格700万円以上)を引き当て、大逆転勝利を狙うことのみとなりました。
結果、大爆死
しかし無情にも、最後のカプセルから出てきたのはNinjas in Pyjamasのステッカー。これ自体も5万円ほどで取引できるアイテムですが、Titanホロには遠く及びません。
結局、今回の大ギャンブル配信で引けたアイテムの総価格は、およそ4,000ドルから5,000ドル。日本円にして60万円程度の大惨敗。いわゆる「大爆死」に終わってコミュニティの伝説となりました。
この結果に、思わず「なんだこりゃ...?」とつぶやくしかないOhneでした。
伝説誕生!新たに2万人がサブスク
超高額ガチャに挑んで派手に散っていったOhnePixelでしたが、ストリーマーとしての宣伝効果は絶大でした。
今回の開封配信を見るために集まった平均視聴者は、個人配信とは思えない規模の85,498人。最大で232,224人が視聴するという大盛況。チャンネルの平均視聴者数は、前回の配信から764%増加。6時間の配信で新たに27,724人がサブスクリプションをしてくれました。
せっかく寄付をしてくれたファンや、いつも配信を見てくれている方々のためにも、リアルタイムで超高額アイテムを引き当てたかったOhne。結果自体は残念なものでしたが、今回の超高額ガチャは、長きに渡る『CS:GO』コミュニティの歴史に新たな1ページを刻んだことは間違いありません。今回の敗北にめげず、彼の次なる挑戦に期待したいところです。
見ている分には楽しいのですが、結果的に市場価値にして約1,800万円がわずか数時間で消え去っています。皆さんがギャンブルをする際はくれぐれもほどほどに…。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Pressrelease
コメント
コメント一覧 (1件)
くだらねー…
ガチャってクソだなそりゃ規制されるわ