Destiny 2：10年続いた光と暗黒の戦いが決着する新DLC「最終形態」のレイドが6月8日解禁、DLC 2週目から新ストーリーも始動

Bungieが開発している基本プレイ無料FPS『Destiny 2（デスティニー 2）』向けに、日本時間6月5日（水）に配信される有料拡張コンテンツ「最終形態」のレイドが日本時間6月8日（土）午前2時に解禁される。

「最終形態」の第2週目からは10年続いた光と暗黒の戦いが完結したあとの新しい旅の始まりとなる新ストーリーが展開されることも明かされた。

D2 新レイドは6月8日

『Destiny 2』の有料拡張コンテンツの目玉要素はレイドだ。 最大6人のメンバーがチームを組み、複雑な謎を解きつつ強敵を攻略していく。 特にレイド配信と同時に始まる世界最速クリアレースは大人気コンテンツだ。

”最終形態”でも新しいレイドが導入され、日本時間6月8日（土）午前2時からスタートすると発表された。また、開幕から48時間以内はパワー値が制限されたコンテストモードが導入されることも明かされた。

Bungieでプロジェクト・リードを務めるCatarina Macedo氏によると、このレイドで10年間続いた「光と暗黒の戦い」を描いたストーリーで敵側の親玉として君臨していた”目撃者”と戦うようだ。

...would not be the grand finale of the Light and Darkness saga. You will be facing off against the Witness in the raid, and for non-raiders there will be an opportunity for everyone to experience the conclusion sometime after the raid.

— Catarina Macedo (@CatamyKX) April 19, 2024

DLC配信からレイド解禁まで3日しかない理由

前作『Destiny』から一大テーマとして描かれた「光と暗黒の戦い」は”最終形態”で決着が着く。10年続いたストーリーに一つの結末が用意されているわけだ。

しかし、大きな節目となるDLCのレイドが、DLC配信からわずか3日後という点にコミュニティからは大きな反発と疑問が寄せられている。10年追いかけ続けてきたストーリーが終わるのだから、”最終形態”のメインキャンペーンはじっくりプレイしたいという人が多いのも頷ける話だ。

ところが、新レイドへの準備時間はたった3日しかないのでゆっくりしている暇はない。 新レイド攻略はレイド開幕前から始まっているのだ。

この点について、Macedo氏は「Bungie内部でもレイド配信時期に熟考を重ね、キャンペーンクリア後のコンテンツとレイド解禁条件の達成は、まとまりと満足のいくストーリー体験には不可欠であり、レイド配信時期を6月8日と決定した」と説明している。

目撃者との戦いの結末を見届けるにはレイド参加が必須というのは、カジュアルプレイヤーにとっては条件が高い。 だが、「光と暗黒の戦いの完結となる体験」は、レイド解禁後に幾ばくかしてから全プレイヤーが経験できるようになっているようだ。

これまでの『Destiny 2』の流れから考えて、世界初のレイドクリア者が出ると新しいムービーが流れる、もしくはミッションかなにかが解禁されると予想される。

新たな旅の始まり

先日公開された”最終形態”のプレビュー動画の冒頭で、エグゼクティブクリエイティブディレクターのルーク・スミス氏が、『Destiny』シリーズの物語は「光と暗黒の戦い」以降も続いていくとメッセージを届けた。

Macedo氏のポストによると、”最終形態”の第2週目からは”Episode Echoes”という新しい旅が始まるようだ。

Source: Bungie, @CatamyKX