本日2024年5月15日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 のアップデートを実施。高ランク帯でのナロー・グループ形成条件緩和や連敗中の救済措置実装など、ライバル・プレイのアップデートが行われた。
OW2 ライバル・プレイのアップデート
補正「降格保護」の変更
- 補正「降格保護」の表示位置を視認性の観点から変更しました。これまでは、降格保護が適用されるとランク進行バーの下に補正が表示されていましたが、今後は進行バー自体から直接確認できます
- 降格保護が適用されても、その時に現在のディビジョンの範囲を下回っていることは通知されません。降格をかけたマッチに敗北した場合、ランク進行バーにはそのマッチと前回のマッチの調整分の合計ではなく、そのマッチの調整分のみが表示されます
新登場 - 補正「プレッシャー」
- このランク補正は、ディビジョン全体から見て上下末端にいるプレイヤーを対象としています
- チャンピオンなどの高ランク帯にいる場合、マッチに勝利しても進捗を十分に得られず、逆に敗北すると大幅に後退することを、この補正を介して確認できます
- ブロンズなどの低ランク帯にいる場合、マッチに勝利すると進捗をさらに得られ、敗北しても後退が少なくなることを、この補正を介して確認できます
新たに登場する補正「プレッシャー」の効果自体は既に導入されていたが、今後は表示されるように。補正を確認できるようにすることで、見た目的に不自然なランク変動が起きにくくなるだろう。
グループ制限の緩和
- グランド・マスターの場合、ナロー・グループとして認められるプレイヤー間のスキル差は3ディビジョンまで
- チャンピオンの場合、ナロー・グループとして認められるプレイヤー間のスキル差は1ディビジョンまで
これまでグループを組んだ時点でワイド・グループに分類されていた高ランク帯(GM、チャンピオン)でも、ナロー・グループの形成が可能に。
また、シーズン10で実装されたフレンドとのグルーピングは、プレイヤーの大半のマッチで質の向上が見られたと報告されている。加えて今後も高ランク帯を中心に、各プレイヤーとグループの待ち時間の削減に取り組んでいくとのこと。
マッチメイキングのアップデート(連敗救済)
- 今後は連敗した場合、マッチに勝利する可能性が統計的に低い側のチームに編入されないよう、可能な限りマッチングが調整されます
オーバーウォッチでは、できる限り勝利の可能性が五分五分になるようマッチングが行われているが、多くのマッチでチーム間に少なからず勝利する可能性の「差」が生じてしまう。こういった「差」は、既にランク補正「不利」「逆転」「金星」「有利」などの適用に利用されているが、今後はマッチング自体にも影響を与えるようになる。
本機能はあくまで通常の(できる限り五分五分の)マッチングを行った上で、少し有利になるチームに連敗中のプレイヤーを組み込むというもの。そのため、圧倒的な有利不利が生じるマッチングを行ったり、高確率で連敗脱却を保証するものではない。
しかし、マッチングにおける「ランダム要素」が「意図的な操作」に変更されるというのは、賛否分かれるところだろう。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Overwatch
コメント
コメント一覧 (3件)
これはEAAの書き方が悪い
公式の開発者コメントには「五分五分になるようマッチングが行われている」なんて文言は一切ないもん
たぶん最初のコメはそれを見て勘違いしてるんじゃない
むしろ公式に従うなら「今までは操作してなかったけど、これからは操作しますよ」っていう逆の意味になる
んでその操作に以前追加されたランク進捗補正システムを利用しますってのが今回の話
>運営自ら今までは懲罰マッチに入れてました発言してて草
なんか似たような事をTwitterでも見かけたんだけど、ちゃんと文章読んでないのか?
これからはマッチングに手を加えますって話であって、今まで手を加えてたかどうかなんて書かれてないんだが
今のランク補正の有利不利表記も、ただのチーム間のランク差の話でしかなかったし
今後自分が勝ってたら連敗してる奴を押し付けられる可能性があるってむしろシステムの劣化としか思えん
運営自ら今までは懲罰マッチに入れてました発言してて草
やっぱりマッチング操作してたんですね〜