本日2024年5月22日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』に対し、アップデートを実施。本アップデートでの変更点は、ベンチャーへのバランス調整とザリアの不具合修正のみとなっている。
OW2 ヒーローのアップデート
ベンチャー(バランス調整)
- “ドリル・ダッシュ”
- クールタイムの消化開始タイミングをアビリティ使用時に変更
- アビリティを地中で発動した際のクールタイム半減効果を削除
- 地中に居る間、クールタイムの消化を90%加速させる効果を追加
- “バロー”
- 地中に居られる制限時間が切れた後に0.2秒のチャージ猶予を追加
“ドリル・ダッシュ”の調整は、すべてクールタイム関連。地中発動時に即時反映される「クールタイム半減効果」はなくなったが、代わりに地中滞在時間に対応するクールタイム軽減効果が追加されている。
“ドリル・ダッシュ”を中断する形で地上に出現したり、“バロー”終了間際に“ドリル・ダッシュ”を使用するとこれまで以上にクールタイムが増加してしまうが、地中に居る時間が長ければ“ドリル・ダッシュ”の回転率が向上する。また、地上で発動した“ドリル・ダッシュ”も“バロー”を使用することで再使用までの時間を短縮できる。
クールタイムの消化開始タイミングの変更は、シンプル強化。地上で使用した場合は、モーション時間の短さから恩恵を視認しにくいが、クールタイムの消化速度が2倍弱になる地中使用時は恩恵をはっきりと確認できる。
これらの変更を組み合わせることで「地上“ドリル・ダッシュ”」→「“バロー”」→「地中“ドリルダッシュ”」の流れが可能に。アビリティを使い果たしてしまうため頻繁な使用は難しいが、戦線復帰のシーンでは大幅な時間短縮が見込める。
“バロー”は、チャージ飛び出しの失敗を減らす調整。“ドリル・ダッシュ”のクールタイム短縮効果は「地中に居ること」が条件であるため、チャージ中もしっかりと恩恵を受けられる。そのため今後はチャージミスで発生する損失が、これまでよりも大きくなるので良い調整だろう。
今回の変更は、一部シーン限定で裏目に出てしまう事もあるが、総合的に強化と呼べる調整内容。
今後は1度目の戦闘で“バロー”以外を使い果たしてしまっても“バロー”1つでマガジンと“ドリル・ダッシュ”を補充し、“探検家の決意”のシールドを獲得した万全の状態で2度目の戦闘に参加できるようになる。戦線復帰の加速とあわせ、マッチを通して十分な戦闘時間を確保できる性能になりそうだ。
不具合の修正
ザリア
- “パーティクル・キャノン”(サブ)
- タンクのノックバック耐性強化を考慮し、自身に与えるノックバックの影響を増加。
本項目は一見すると普通の調整に見えるが、調整の結果生じた現象への対応という事で「不具合の修正」に含まれていると考えられる。
タンクのノックバック耐性がS10のミッドシーズンアップデートで強化されたが、ザリアは自身のサブ射撃のノックバックを利用して高所取りや加速を行うこともあるため、今後もそれを利用できるよう自身へのノックバックに限り増加されている。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Overwatch
コメント
コメント一覧 (1件)
CSのランキング見てておかしいから調べたらコンバーターBANをもうはじめてんだね
シーズン11までにどれだけBANできるかわからんけど頑張れ