CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』に向けて、現地時間8月21日からプレイヤー側に大きなアップデートが要求されると発表された。
これは『BO6』シーズン1まで5段階にわたって実施。全体ファイルサイズの最適化や、「CoD HQ」の一新などが見込まれる。結果としてゲームファイルは現在よりも小さくなり、管理が容易になる。
『BO6』5段階の大型アップデート
『CoD:BO6』のリリースに備え、「CoD HQ」に統合されている各タイトルのゲームファイルが最適化される。
これは5段階で構成され、現地時間8月21日の『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』の「シーズン5リローデッド」から開始。『CoD:BO6』シーズン1まで続く。
- 目的
- 「CoD HQ」メニューの改善
- ダウンロードサイズの縮小
- ダウンロードの選択肢を拡大
これからプレイヤーは大量のデータをダウンロードすることになる。しかし完了後は、全体のファイルサイズが小さくなる見込み。
全プレイヤーを対象とした5段階のプロセスは、以下の日程・内容となる。
- 現地時間8月21日(MW3シーズン5リローデッド):『BO6』のベータに向けて、新技術の導入とデータの再構成を行う
- 日本時間8月31日:『BO6』ベータがスタート
- 10月中旬:『BO6』に向けた最終準備。CoD HQをアップデート
- 現地時間10月25日:『BO6』リリース
- (日程未発表):『BO6』シーズン1アップデート
『MW3』シーズン5リローデッドで最初のアップデート
特に重要なのが、5段階のうちの最初にあたる8月21日のアップデート。具体的には以下が行われる。
- ゲームファイルの再構成
- 年間タイトルのデフォルトダウンロードから『ウォーゾーン』を分離
- 新しいテクスチャ・ストリーミング技術の導入
現在は『MW3』などの年間タイトルをダウンロードすると、『ウォーゾーン』のファイルも一緒にダウンロードされる。しかし今後は両タイトルを個別にダウンロードするか、一緒にダウンロードするかをプレイヤーが選べるようになる。
また、テクスチャのストリーミング技術も改善。ゲーム内のテクスチャをネット上でストリーミングさせてファイルサイズを抑える現在の技術だが、これをさらに発展。使用頻度の低いテクスチャは自分のPCにダウンロードせず、ストリーミング上で再利用していく。
キャッシュを読み込む過程で、古いコンテンツほど短時間は低解像度で表示される可能性がある。そこで、キャッシュから読み込むテクスチャの解像度についてはプレイヤー側で設定可能になる。
- 最適化(デフォルト):コンテンツを高品質なグラフィックで表示。インターネットの帯域使用率が増加
- 最小化:コンテンツのグラフィック品質は低下。帯域使用率は減少
全体ファイルサイズは減少
8月21日のアップデートでは、具体数は記載されていないものの、それなりの大きさのファイルをダウンロードすることになる。しかし前述の通り『BO6』に向けたシリーズ全体の最適化が目的であり、ダウンロード後の全体ファイルサイズは小さくなる。
PS5版は4分割でダウンロード
PS5版プレイヤーは、8月21日のダウンロードを4回に分けて行うことになる。1回目は『コール オブ デューティ』起動前に行い、2回目は『MW3』または『ウォーゾーン』の起動後に行われる。その後、再度『MW3』を起動すると3回目が、『ウォーゾーン』を起動すると4回目のダウンロードが始まる。
他のプラットフォームではこれまでと同様、起動前にファイルをまとめてダウンロードする。
おわびのアイテムプレゼント
8月21日のダウンロード後は、おわびの「コミュニティパック」を全プレイヤーに配布。シーズン5終了までに完了させると、ログイン時に以下のアイテムを獲得できる。
- XP2倍トークン(1時間)x10個
- 武器XP2倍トークン(1時間)x10個
- バトルパス・ティアスキップトークンx10個
10月中旬に「CoD HQ」の画面が一新
10月中旬のアップデートでは、各タイトルを統合するCoD HQの画面が一新される。
プレイしたいタイトルやモードにアクセスするのに、これまでは上下左右にスクロールしていく手間があった。新しい画面ではトップページが「ランディングゾーン」となり、注目コンテンツや最後にプレイしたコンテンツが1画面にまとめられる。
『BO6』ベータのダウンロードサイズが発表
今回の大型アップデート・スケジュールに並行して、8月31日からスタートする『BO6』ベータの関連情報も公開された。
ファイルサイズや事前ダウンロード日程、正式版のファイルサイズに関する話も合わせて、以下の記事で解説。
ベータ終了後はいよいよ、10月25日に『BO6』が正式リリース。その後の「シーズン1」によって、今回発表された一連のアップデート作業が完了する。
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One
Source: CoD Official
コメント
コメント一覧 (6件)
WZ分割は偉い。楽しいけど日本だと過っ疎過疎でまともなロビーで遊べないしマッチング時間も長すぎるんよ。
これSteamでBO6買うと、BO6自体のプレイ時間は2時間未満でもCall of Duty HQのプレイ時間が参照されて返金できないんだっけ?
もうHQに統合するのええって、[Call of Duty]として常にDLされるからプレイヤーの総プレイ時間かさ増しさせたいだけだろ
h2m目的でmwリマスター買ったユーザーもたくさんいたのにリリース一日前に脅して消させたカス企業の新作ゲームなんて買いませーんw
無断modなんて礼賛してるカスが買わなくても売り上げに影響なんてありまへんw
無断MODってなかなか面白いワードだな
MODって8~9割無断だろ