『Bellum(ベラム)』はコンテンツクリエーターKarmakut氏と、経験豊かなベテランスタッフたちによる新作FPS開発プロジェクトおよびそのタイトル。シューター界における、過去10年の集大成となる野心的な作品を目指している。
現在は公式サイトと公式トレーラーが公開中。PCゲームであることを除いて販売形態やリリース日などは未定だが、いずれ注目作になる可能性を秘めている。どんなゲームなのか今からチェックしておこう。
シューター界10年の集大成『Bellum』プロジェクト
『Bellum』とその開発スタジオAstarte Industriesは、シューター系コンテンツクリエーターのKarmakut氏によるプロジェクト。この作品を製作するため、『Arma』、『Squad』、『Ready or Not』、『Ground Branch』といった、名作シューターでの開発経験を持つ優れたスタッフを呼び集めた。
タクティカルシューター10年の集大成
『Bellum』は次世代の戦争ゲームとして、タクティカルシューター・ジャンルにおける「過去10年の集大成的な作品」を目指しているという。開発には「Unreal Engine 5」を採用し、没入感のある環境を描画。熟考しつつ戦術的な決断を下せるような、アフリカの広大な地形を舞台とする。
ゲーム内容としてはPvPのチーム対戦型FPS。小隊規模でのゲームプレイを意図しているという。「小隊」となると、1チーム25~50人での大規模なゲームが想像される。
プレイヤーの使命は、敵軍を損耗させたり、重要な情報を活用したり、戦略的重要地点を占拠したり、作戦エリア内にある特定のターゲットを破壊すること。
公式サイトの説明や、公式Discordの「よくある質問」ページを合わせると、もう少し具体的なコンテンツ像が見えてくる。
- 「勢力」の要素があり、最初は「第75レンジャー連隊」、「ロシアのPMC」、「現地の反乱軍」が登場
- それぞれの勢力の兵員が、今日の技術水準に沿った最新の武器を装備している
- 2名以上で運用する武器(※迫撃砲、機関銃、対物ライフルのようなもの)も登場
- 装甲兵員輸送車(APC)や回転翼航空機(ヘリなど)といった移動用車両や、ドローンのような進化した電子機器を使用できる
- 他にも洗練された医療システム。包括的な指揮統制システムを導入予定
リリース日は未定も、続報に期待
Astarte Industriesでは今後数週間かけて『Bellum』の詳細を掘り下げつつ、開発スタッフの紹介をしていくとのこと。最初にコミュニティマネージャーのMooskle氏を、さらにシニア3DアーティストJOTA氏を紹介した。JOTA氏は『Ready or Not』にも携わった人物で、『Bellum』に登場する武器のアセット、さらには制服モデルを手がける。
長期的な開発体制を支えるための資金繰り手段として、『Bellum』では課金要素を導入する可能性があるという。ただし、課金プレイヤーが有利になるようなことにはしない。
プレイヤーの進行システムや、ゲーム内のカスタマイズ要素、MODサポートについても検討中。しかし、まずはゲームのコアシステムを完成させてからこれらに着手するという。アンチチートには「Easy Anti-Cheat」とプレイヤー主導のモデレーションを採用。
始まったばかりのプロジェクトという印象を受ける『Bellum』だが、スタッフらはいずれもシューター界での経験豊富ということで、リリースに向けて期待が高まる。以下のリンクをチェックしつつ、続報に注目していこう。
『Bellum』関連リンク
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Bellum Official
コメント
コメント一覧 (5件)
BFのHCモードぐらいが結局やってて一番面白い
PVなのにめっちゃショボく見えるな
タクティカルシューターならBBRみたいにカジュアル全振りして超人が走り込んでラン&ガンしつつ兵器もC4やロケランでどんどん撃破し、謎のナーフ地獄で豆鉄砲だらけにならなきゃいいなぁ
見る限りだとFPSというよりArma系の戦場シミュ寄りか?
後者ならとことんリアルに寄せてきてもおかしくないな
"大規模"と"タクティカル"は相性最悪だと思うけどなぁ
Battlebitがそうだったじゃん
大規模ならBFみたいにカジュアルゲーにした方がいいし、タクティカルシューターは少人数の方が競技性高いんだよなぁ...