Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』eスポーツ競技シーンでは、秋の世界大会「BLAST R6 Major Montreal 2024(以下、モントリオールメジャー)」が開幕。日本時間11月11日からは、三部構成の第2段階にあたる「フェーズ2」がスタートした。
世界の強豪16チームがスイスドロー形式で対戦するこのフェーズ2で、日本代表チームSCARZはオーストラリアのChiefsとの初戦を落とす。しかし同日の第2戦ではヨーロッパのG2 Esportsに勝利し、1勝1敗で次へと臨むこととなった。
『R6S』モントリオールメジャー・フェーズ2がスタート
- モントリオールメジャー配信サイト
モントリオールメジャー・フェーズ2は、「スイスドロー」というメジャーならではの特殊なフォーマットで行われる。これは勝敗数が同じチーム同士で順番に戦い合い、先に3勝した8チームが「フェーズ3」へ進出するというルール。3勝する前に3敗した8チームは、そこで大会敗退となる。
11月11日のフェーズ2 DAY1(大会DAY3)では、各チームが2試合を実施した。Falcons(MENA)、Liquid(ブラジル)、FaZe(ブラジル)、W7M(ブラジル)が2勝。逆にDplus(韓国)、G2(ヨーロッパ)、Soniqs、DarkZeroが2敗で後がなくなった。日本王者SCARZは、1勝1敗で次戦へと向かう。
G2 Esportsに勝ち星、SCARZは1勝1敗
SCARZはBLASTが主催する過去3つの世界大会(アトランタ、インビ2024、マンチェスター)にすべて出場したものの、海外チームに対して勝利がなく、10戦10敗という苦い記録をつけていた。
Esports World CupでフランスのWolvesに勝利し、日本国内リーグRJLでは引き続き最強であることを証明した後、改めてモントリオールメジャーに挑んだ。しかし、初戦ではオーストラリアのChiefsに5-7で敗れてしまう。盤外ではTaiyou選手やNina選手の体調不良も報じられており、いっそう悩ましい状況に追いやられていた。
そんなSCARZの前に現れた第2戦の相手はG2 Esports。フェーズ1からの出場チームで、2度のインビテーショナル優勝経験を誇るヨーロッパの名門どころ。さらに、フェーズ1では日本チームCAGをBO3で退けている。窮地のSCARZだったが、ここでその真価を発揮してみせた。
対戦マップは「山荘」。SCARZは防衛からスタートした。ドローンをはじめ、Grim(グリム)やDeimos(デイモス)を駆使した情報戦で優位に立とうとするG2に対し、SCARZは押し込まれつつも重要な瞬間では譲らず、4-2でリードして攻防交代に成功する。
防衛でもG2は、Azami(アザミ)やCastle(キャッスル)など、厄介なガジェットを活かして守りを固めてきた。対してSCARZは、Blitz(ブリッツ)やFuze(フューズ)の2枚盾、さらにチームの継戦力維持に適したFinka(フィンカ)も入れて的確にエリアを制圧しながらせん滅。6-3で先にマッチポイントを取る。
1ラウンドを返されたものの、最後の第11ラウンドではLion(ライオン)やGrimで効果的に囲い込み、スコア7-4で試合に勝利。Nina選手も11キルの活躍で本来のパフォーマンスを取り戻した。
フェーズ2中盤戦、次回はSecretと初対決
BLAST公式戦で、海外勢に対する久しぶりの勝利を得たSCARZ。フェーズ2を突破し、ベスト8に入るにはあと2勝が必要だが、そのポテンシャルがあることをファンの前で改めて証明してみせた。
そんなSCARZの次の相手に決まったのはTeam Secret。今季のヨーロッパリーグにおける序列2位のチームで、今回が初対戦となる。試合は日本時間11月12日深夜1時30分スタート。SCARZファンはもちろんeスポーツファン総出で、引き続きTwitchなどでチームの応援に参加しよう。
Source: R6S Esports
コメント
コメント一覧 (4件)
taiyo…
唐突におもろいコメント出てくるじゃん
完成度高くて笑う
サラッと英語挟めるカッコイイ僕くん()いて草
うーん どうでもいい…
So what?て感じ