Ubisoftは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の次回大型アップデート「オペレーション・コリジョンポイント」で登場する、「Blackbeard(ブラックビアード)リマスター」の姿を公開。おなじみのサングラス+黒ヒゲはそのまま、ライフルシールドを無くして防弾シールドらしきものを新たに装備している。
『R6S』新Blackbeardは盾持ちか
次回の大型アップデートであるイヤー9シーズン4(Y9S4)「オペレーション・コリジョンポイント」では、新オペレーターが登場しない代わりにオペレーターリマスターが実施される。
リマスターの対象となるのは、攻撃オペレーターBlackbeard。実装時は800HPだった固有ガジェット「ライフルシールド」も、弱体化に次ぐ弱体化を経て今や20HP。「ヘッドショット1発のゲームで、自分だけ頭を守れるのはコンセプトとして良くない」という点が以前から指摘されていた。
リマスターを経て、Blackbeardは盾持ちになったことがうかがえる。
しかし他の盾持ちとは異なり、アサルトライフルMk17 CQBを持っている点は非常に気になる。Ubisoftが手がける『ディビジョン』シリーズの、クルセイダーシールド(アサルトライフルが使えるが脚が露出する小さめの盾、いわゆる半盾)のようなものだろうか。
「盾+メイン武器」のオペレーターには既にOsa(オサ)がおり、こちらは両方を同時に構えながら移動できない点がポイントだが、どのように差異化を図るのかも気になるところ。
新Blackbeardはブリーチングもできる?
キーアートと並んで、テストサーバーの映像らしきものも公開されている。突然正面の壁が破壊され、その向こうには新Blackbeardらしきシルエットが。
リマスターされたBlackbeardは、Oryx(オリックス)のように盾を使ったソフトブリーチができるのではないだろうか。
まとめると「アサルトライフルが使えて、ソフトブリーチもできるが、他の盾よりも一回り小さい半盾を持つオペレーター」と予想される。
「5盾チーム」に期待も、盾は弱体化予定…
Blackbeardが盾持ちになるのは分かりやすい変更だ。これでMontagne(モンターニュ)、Blitz(ブリッツ)、Fuze(フューズ)、Osa、そしてBlackbeardによる「攻撃オペレーター全員盾持ち構成」が成立する。シージ初期の「盾新兵」以来の光景で、強力かはともかく、新しい遊び方になるだろう。
しかし、盾には弱体化が予告されている点には注意が必要だ。
UbisoftはY9S4の公開パネルに先がけて、新コンテンツの概要や既存コンテンツの調整を発表済み。その中で「盾の弱体化」も明言された。内容は明らかになっていないものの、現環境で猛威を振るうMontagneやBlitzが大きな影響を受けそうだ。
かつての開発者インタビューでは、新オペレーターを作るのにかかる時間は6~9ヵ月と解説されていた。Blackbeardのリワークに着手したのがちょうど盾のリワークをリリースした時期と考えると、新Blackbeardの登場と盾の弱体化は、タイミング悪く重なってしまったのかもしれない。
新Blackbeardも、リリース時から弱体化された状態になってしまうのだろうか。しかしBlackbeardの盾は他の盾とは仕様がまったく異なり、影響を受けない可能性もある。いずれにせよ、日本時間11月18日午前4時から始まる公開パネルを見逃さないようにしよう。
- モントリオールメジャー&新シーズン公開
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: X
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コメント
コメント一覧 (3件)
元ディビジョンエージェントのワイ、大歓喜で小躍りしてしまう
使用すると地面に固定して動けなくなる代わりに頭部分の防弾ガラスを解除して身体を守りながらARを撃てるようになる攻め旧タチャンカ(の頭と身体逆バージョン)みたいな感じかな
スレッジとオサのハイブリッドになるのかなという予感