Blizzard Entertainmentは2025年8月30日、『Overwatch 2(オーバーウォッチ2)』の安全対策とコミュニティ改善を担当する「ディフェンス・マトリックス」チームによる最新アップデート(英語)を公開した。今回の発表では、シーズン18から実装されるコンソール版でのマウス&キーボード対応や、不正デバイス使用者への厳罰化、さらにチャット機能の安全性向上などが紹介されている。
コンソールでもマウス&キーボードが正式対応
シーズン18より、公式によるコンソール版でのマウス&キーボード対応が実装された。利用を選んだプレイヤーは従来の「PCプール」にあたるマウス&キーボードプールでマッチングし、同じデバイスを使うプレイヤー同士で競い合うことになる。コントローラー利用者はコントローラープールでマッチングする仕組みに整理され、公平性が確保される。
既にパッチノートに記載されている内容だが、今回のニュースページでは以下のように整理されている。
- マウス&キーボード利用者(PC、CS問わず):マウス&キーボードプールで対戦、エイムアシストは無効
- コントローラー利用者(CS限定):従来通りエイムアシストが有効。PCフレンドとのクロスプレイでも適用
- PCでコントローラーを使用する数少ない勇敢な人:公平性のためマウス&キーボードプールに分類
さらに将来的には、コンソール版の体験を改善するため、ゲーム全体のエイムアシスト強化やスタジアムモードにおける三人称視点の改良も予定されている。
不正デバイスへの取り締まりを強化

これまで一部のプレイヤーは、コンソールで非承認の周辺機器(コンバーター等)を用い、不正に有利を得ていた。Blizzardはすでにこれに該当する2万3,000件以上のアカウントを処分してきたが、シーズン18からはさらに強力な検出技術が導入される。
また、正規のマウス&キーボード環境が公式に提供されたことで、「アクセシビリティ目的」という言い訳は通用しなくなり、不正デバイス利用者にはより厳しい罰則が適用されるようになる。今回のブログ記事では、具体的に以下のような処分の変化が示されている。
- シーズン17以前:一時的なライバル・プレイへのアクセス禁止およびマッチングプールの移動
- 主にライバル・プレイ(ダイヤモンド以上)で実施
- シーズン18以降:ランクやモードを問わず、ゲームアカウントの永久停止
チャットの安全性向上

テキストチャットには「不適切なテキストのリアルタイム対応」機能が導入され、有害な発言が自動的に非表示となる仕組みが実装された。この機能を有効化した状態でも、必要に応じて全文を確認し、通報することは可能である。この技術はすでに『World of Warcraft』で成果を挙げており、『オーバーウォッチ 2』にも導入された形だ。
累計100万アカウントをBAN
Blizzardは、『オーバーウォッチ 2』のローンチ以来、累計100万件以上のアカウントを不正行為でBANしたことも明らかにした。対象にはエイムボットやウォールハックの使用者だけでなく、彼らと組んで利益を得たプレイヤーも含まれている。
最後にBlizzardは「勝敗はスキルと情熱で決まるべき」と強調し、チート行為を完全になくすことは終わりのない戦いであるが、今後も公平なプレイ環境の維持に取り組む姿勢を示している。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Overwatch
コメント