PS3のパフォーマンスを引き出すため最大限に最適化された『The Last of Us (ラスト・オブ・アス)』のPS4への移植が決定、この夏リリース予定の『The Last of Us Remastered(ラスト・オブ・アス リマスター)』ですが、Naughty Dogのクリエイティブディレクターがその移植作業の苦労をデジタルメディアEdgeに語っています。
「我々は“PS4モードをオン”のようなボタンがあればいいのに、と願ったが、ない。」クリエイティブディレクターのNeil Druckmann氏はそう語る。
「我々はその作業が地獄だと予想していたが、実際に地獄だった。」「単に画像をスクリーンに出すだけで、シャドウが壊れ、ライティングが壊れ、そして30秒毎にクラッシュした...長い時間がかかったよ。」
さらには「作業がどれほど困難だったか、言葉に言い表せないほどだ。」と続き、想像できないほどの困難な状況を語ってくれています。
移植作業がここまで困難となった原因は、Naughty Dogのエンジニアらが特にPS3のSPU最適化を専門とした業界屈指の技術で、PS3のSPUへバイナリレベルでPS3に最適化していたため。PS3最高峰の技術が、移植に関してだけは足かせとなったのです。
このような地獄の苦しみで行われたPlayStation 4版へと産まれ変わるための移植作業ですが、苦労のかいあってゲームプレイとカットシーンで1080p、60fpsを達成したとのこと。
The Last of Us Remastered Announce Trailer
200を超える賞を受賞した名作アクション『The Last of Us』のリマスター版、『The Last of Us Remastered』の発売日は2014年夏です。
Source:Edge Online
コメント
コメント一覧 (3件)
楽しみすぎる。
ps3のやってなかったから楽しみだわ
バイナリレベルで移植作業をしたってことはもはやリマスターじゃなくてリメイクなんじゃないの