APEXのマッチが改善

BF4:秋パッチやホリデーパッチで大きく変わった「SA-18 IGLA」の波乱万丈な人生と今後

SA-18 IGLA Battlefield 4
  • URLをコピーしました!

「FIM-92 STINGER」と共に、『Battlefield 4(バトルフィールド 4)』の携行地対空ミサイルとして活躍する「SA-18 IGLA」。今回は、「IGLA」が歩んできた多難な過去、パッチの詳細、これからの予定などを紹介します。

「SA-18 IGLA」は『Battlefield 4』に工兵のガジェットとして「FIM-92 STINGER」と共に登場する対空ミサイル。打ちっぱなし式のSTINGERとロック維持が必要なIGLA。より良いバランスと住み分けのため、DICE LAによって多くの変更がなされてきました。

リリース時の性能

リリース時の性能はこのようになっています。

リリース ver STINGER IGLA
ダメージ 175 175
初速 20 20
加速 100 125
最高弾速 250 500
ロック距離 350 450
ロック必要時間 1 1
ロック角度 7 8.5
旋回速度 360 360

IGLAはロック維持が必要なロック距離でSTINGERの性能を100上回り、ミサイルの加速と最高弾速でも性能的には優位です。

しかし実際には、多くのプレイヤーがSTINGERを選択していました。理由としては、打ちっぱなし式によるダメージ効率、狙える時間の少ないビル群を飛ぶヘリや高速で移動するジェットへの使い勝手の良さ、無防備な時間の少なさなどが挙げられます。

秋パッチ前CTEで大きな変更

時は経ち、BF4の調整担当がDICE LAへと移行。STINGER,IGLA問題に懸念を抱いていたDICE LAは遂に、CTEパッチ「Community Map Conquest Release #3 [DEV ALPHA] (166311)」にてIGLAの大幅な仕様変更を試みます。

ロック方式の変更

CTEにてIGLAに新しく追加されたのは「Ignore Heigth Lock Distance」。これは「垂直方向へのロック距離を無視する」という意味で、イメージとしては、今までドーム状だったロック範囲を円柱状にするというもの。

Ignore Heigth Lock Distance

Ignore Heigth Lock Distanceのイメージ

効果としては「司令官の出すUAVをIGLAが破壊しやすくなる」などを目的としたものだと思われます。これにより両者の間の使用目的の違いが明確になり、使用シーンが差別化される...予定でした。

実装見送りへ

しかしこの仕様を新しくゲーム内で実現させることは難しく、完成には時間がかかるとされました。そのため、秋パッチでは「Ignore Heigth Lock Distance」は実装せず、ダメージやミサイルの速度等の対空ミサイル全般共通の調整のみが実装されることに。

秋パッチでの性能

前述の通り、対空ミサイル全般共通の調整がされた後の性能です。

秋パッチ ver STINGER IGLA
ダメージ 270 270
初速 20 20
加速 50 75 (350)
最高弾速 250 350
ロック距離 400 450
ロック必要時間 1.3 1.1
ロック角度 5 5
旋回速度 250 350

IGLAへの「Ignore Heigth Lock Distance」は無く、STINGERのロック距離のみ50増加したため両者の性能差はさらに縮まりました。一応、STINGERの旋回速度が低下しているためカウンターメジャー無しで回避できるというデメリットもありましたが、それでもSTINGERの優位は変わらず。IGLAを使用するメリットはさらに低下することとなりました。

超近距離特化対空ミサイル誕生

しかしそれで終わらないのがDICEクオリティ。なんと、75に設定されるべきIGLAの加速が350という5倍近い数字に設定されてしまったのです。

これにより、秋パッチ後のIGLAは超加速任せにカウンターメジャーを貫通し耐久を半分削るという、超近距離特化対空ミサイルと生まれ変わりました。

ホリデーパッチでの性能

その恐ろしいミサイルを修正するため、「Ignore Heigth Lock Distance」の完成を待たずして配信された「ホリデーパッチ」での性能です。

ホリデーパッチ ver STINGER IGLA
ダメージ 270 270
初速 20 20
加速 57.5 82.5
最高弾速 250 350
ロック距離 400 580
ロック必要時間 1.3 1.1
ロック角度 6 6
旋回速度 720 1008

IGLAの5倍近かった加速は修正されました。しかし、「Ignore Heigth Lock Distance」の代替としてロック距離が580に大幅増加。UAVだけでなく一部マップの敵ベースの航空機さえ攻撃できてしまうような超遠距離対空ミサイルへと生まれ変わりました。

また、対空ミサイル全般の旋回速度が向上し、より高い誘導精度になっています。

これからのIGLA

不人気兵器から超加速特化、そして超射程特化と、激動の年となった2015年のIGLA。今年最後のパッチでも充分な調整がされなかったIGLA。

「Ignore Heigth Lock Distance」が完成し、完全体となるであろう2016年のIGLAの活躍に期待です。

SA-18 IGLA Battlefield 4

FOLLOW EAA!!

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (13件)

  • 工兵「IGLAがあれば対空はバッチリだ!」
    戦車「よろしくニキーwwwwwwwww」
    LAV「よろしくニキーwwwwwwwww」
    工兵「あああああああああ!!!!!!(ブブブブ)」

  • AA地雷修正してほしい。どう考えてもロックオンが早すぎる。ジャマー使っても対応できない。それで、RPGで落として屈伸してるバカがいるし・・・それなら、サブにジャマーが使えるように戻してくれよ。バランス悪い。
    さて、フォーラムで行ってくるか・・・

  • 開けたマップでは使ってる
    射程強化で嫌がらせに拍車がかかるな
    というか上海みたいなマップではスティンガーでも逃げられる所では逃げられる

  • uav破壊してもすぐりキャストされて出せるから意味ないで!!

コメントする

CONTENTS