オーバーウォッチ:ブリザード、チートツール販売業者を訴訟

オーバーウォッチ:ブリザード、チートツール販売業者を訴訟

人気ゲームには必ずと言って良いほど付きまとうチートツールの存在。『Overwatch(オーバーウォッチ)』も例に漏れず「レーダー上に敵の位置を表示する」といったチートツールが存在しますが、開発元のブリザード・エンターテイメントがチートツール開発会社へ鉄槌を下すために訴訟に乗り出したことが判明しました。

チートツール業者を訴訟

訴訟の対象となったのは、「Watchover Tyrant」というチートツールの販売を行っているドイツのBossland社。ブリザードの『World of Warcraft』や『Diablo 3』、『Heroes of the Storm』といったタイトルでもチートツールも販売している因縁の相手とも言うべき存在です。

米カルフォルニアで提出されたとされている訴状には、ブリザードがチートツールによって売上にして数百万から数千万ドルの損害をこうむり、信用と評判を傷つけられたことに加え、著作権の侵害、不正競争、DMCAの迂回防止条項の侵害なども確認できるとしています。

ブリザードはすでに数千にも及ぶチート利用者に対して対処を行ったとしていますが、対するBossland社はチートツールの発見がより困難になる変更を行なうとも発表。故意にエンドユーザ使用許諾契約に反するような行動を取っていることも確認されているとのこと。

チートツール「Watchover Tyrant」の画面。
チートツール「Watchover Tyrant」

業者は余裕の構え

ブリザードとBossland社の戦いは2011年から続いていて、『Diablo 3』のゴールド売買のケースではBlizzard側が敗訴となり、訴訟にかかった費用の支払いを行ったという過去があります。Bossland社がまだ存在していることからも分かるように、ブリザードは思うようにチート業者撲滅の成果を出せていない状況。

Bossland社のCEOであるZwetan Letschew氏はメディアに対して「ドイツでの告訴はまだ受理されていない」と発表しており、もし告訴されたとしても「カルフォルニアの裁判所はドイツ、ツヴィッカウにあるBossland社への司法権はない」と余裕を見せています。

Source: Kotaku