アメリカ、モンタナ州の田舎町を舞台に、武装したカルト教団と戦うオープンワールドシューター最新作『Far Cry 5(ファークライ5)』ですが、アメリカ本国でこの設定に不服を唱え、ゲーム内容の変更か発売中止を求める署名活動を開始したユーザーが登場。その常軌を逸した内容が話題となっています。
中止を求める理由は敵の設定?
事の発端はインターネット上で署名運動を行えるChange.org。Gamers Unitedなるユーザーが、「顧客の多くであるはずのアメリカ人を侮辱した」作品だとして、『Far Cry 5』の発売中止か設定の変更を求める署名活動を開始。
UBisoftに対してのこの請願は、Gamers Unitedは敵がアメリカ人のクリスチャンで白色人種であることや、設定から反米主義的な思想がみられることが気に食わない様子。敵役をイスラム教徒やギャングへの変更することや、アメリカ人のクリスチャンを敵にするなら白人だけではなく他の人種も混ぜるよう求めているようです。
その他にも敵の設定自体を弾圧された愛国者に変えることや、アメリカ国内向けだけでも敵の設定をカナダに変更するなどの提案も要求には含まれています。多くの海外メディアは今回の署名活動を「差別的」「冗談にしか見えない」として批判する内容の投稿を公開しています。
しかし署名が効いた?
Ubisoftは上記の画像を公開後、カバー画像の全体像を公開。右から2番目に黒人のキャラクターが確認できることから、「署名活動が効いた!」と冗談交じりに紹介するメディアも登場。
海外の声
- これネタだよね?
- 釣りか本気か分からないなあ
- 変な薬をやめさせろ
- 美しい。 Far Cry 5予約したわ。
- hahaha!
記事執筆時点で賛同者は1,911人で、この嘆願書を支持するユーザーはほとんどいません。中には大真面目に発売中止を願っている賛同者もいるかもしれませんが、ほとんどがジョークとして流されているようです。
Source: gamepur.com
コメント
コメント一覧 (27件)
主人公がイギリスやアメリカ出身のゲームで、周囲が迫害している集団(インド系だったりアフリカ系だったりモンゴル系だったり)に主人公が肩入れして受け入れられ、尊敬されるテンプレってあるよね。
ああいうのって逆だとダメなんだろうな。
ファークライはゲームの中で独特な世界感をかもしだしてて結構好きなんだよなぁ、今度のも面白そうじゃん
誰だ、右翼は言論弾圧しないとか言ったやつ…
hahaha! This is fucking USA!
今回のファークライは北米版は無しで良いやろwww
白人様はたまにはボコボコにされとけ
しかしこれ自体は半ばジョークとしても、こう思うとロシアとかドイツって大体いつもミリタリーFPSの敵役やらされてるけど
アレって普段何か反発とかないんだろうか
1,936人の賛同者
2,500人まで残り564人の賛同者が必要です!
こいつぁやべぇぞ
殆どが悪ノリだろうと願うばかり
たった2500人の署名じゃ何にもできないよ
一瞬マジかよってなったけどジョークならいいでしょう