『SWBFII』が歴史的炎上、すべての課金システムを一時停止

『SWBFII』が歴史的炎上、すべての課金システムを一時停止

これで一件落着となるのでしょうか。

本日発売日を迎えた『Star Wars Battlefront II(スター・ウォーズ バトルフロント 2)』ですが、Electronic Artsは発表当時から多くの混乱を招いてたゲーム内の課金システムを、すべて一時的に停止すると発表しました。

炎上理由はPay to Winとアンロック条件の厳しさ

SWBF2-ヒーローアンロック炎上
そもそもの発端は、『SWBFII』のゲームシステムが「Pay to Win(お金を出せば勝てる)」になる懸念や、人気のヒーローやヴィランをアンロックするためには数十時間という膨大な時間がかかること。

『SWBFII』は有料アイテムである「クリスタル」でランダムにアイテムが出現する「クレート」を購入できますが、クレートから出現するアイテムの性能には大きな差があります。序盤にレアリティが高い強力なスターカードを運良く入手さえすれば、ずっと優位に戦うことができる状態でした。EAはこの問題に対応し、なんと最高レアリティ「エピック・スターカード」の削除や、高いレアリティのスターカードをいきなり装備できないようにする(ランク上げが必要)にするといった対策を発表しました(詳細記事)。

二つ目の理由として、ヒーローは初期状態でビークル含め23種が用意されていますが、人気のダース・ベイダーやルーク・スカイウォーカー、そして本作の主人公であるアイデン・ヴェルシオなど7種がロックされています。これらはプレイ中に入手できる「クレジット」を使うことでアンロックできますが、1人のヒーローをアンロックするためにはマルチプレイヤーを40時間前後プレイする必要があることなどが指摘され炎上。EAは必要コストを一挙に75%も引き下げ、比較的早く好きなヒーローでプレイできるようになりました。

SWBF2-ヒーローアンロック炎上

海外では「(評判が悪かった時代の)昔のEAに戻った」との批判もありましたが、EAはこれらの指摘に対応してシステムを修正しています。しかし、海外掲示板Redditでは低評価がReddit史上最大かつ桁違いの「低評価」を受けることになってしまいました。

メタスコアも炎上

そもそも『SWBFII』は2017年6月にシーズンパスを廃止し、代わりにクレートシステムを導入すると発表(詳細記事)。しかしこのクレートシステムがPay to Winになるとしてコミュニティで大きな混乱を招いていました。それ以外の理由もあるでしょうが、執筆時点におけるMetacriticのユーザースコア0.8(100点満点換算で8点)と異常な数値になっています。

Star Wars Battlefront II
「2017年で最も議論されたPS4用ゲーム」という賞も

クリスタルの購入停止

『SWBFII』が歴史的炎上、すべての課金システムを一時停止
購入できない状態に

EAは公式サイトやTwitterにて、意図したものではなかったものの結果的に不公平になったしまったシステムについて謝罪。一時的に課金システムを停止し、ユーザーからのフィードバックを集め、バランス調整やチューニングに時間を費やすことにを発表しました。クリスタルの購入は利用可能になった際に詳細を伝えるとしています。

EAはゲーム内課金システムの停止以降も、当初の予定どおり無料でコンテンツを提供していくとしています。課金システムが再開されることは明言されていますが、健全な状態での再開に期待したいところです。

SWBFII | マルチプレイヤー「ヒーロー対ヴィラン」が最高に楽しい | EAA

Star Wars バトルフロント II』の発売日は2017年11月17日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。