メタルギア サヴァイヴ:3徹プレイ正直レビュー「欠点ありの面白スルメゲー」

メタルギア サヴァイヴ:3徹プレイ正直レビュー「欠点ありの面白スルメゲー」

人気タクティカル・エスピオナージアクションタイトル『メタルギア』シリーズ最新作となる『METAL GEAR SURVIVE(メタルギア サヴァイブ)』(MG:S)が2月22日にSteamでリリースされました。ゲーム自体以外の部分や課金関連で色々と話題ですが、メタルギアシリーズのファンの一人として購入。するとベータ時の残念な印象から一転、予想外にハマってぶっ続けで失神直前のまさかの3徹。エンドロールまできっちり確認したのでレビューしたいと思います。

注:ネタバレ要素が含まれます

そもそも『メタルギア サヴァイヴ』とは?

【公式】 「METAL GEAR SURVIVE」LAUNCH TRAILER (ローンチトレーラー) | KONAMI (CERO)

「メタルギア × サバイバル」戦略と協力が運命を決める、新しいスタイルの『メタルギア』。

『MGSV:TPP』の高いアクション性をそのままに、サバイバルアクションとして再構築したスピンオフ作品。
“潜入(ステルス)”、“防衛(ディフェンス)”、“生存(サバイバル)”が融合。

舞台となるのは有害な霧に覆われ、怪物が跋扈する絶望の世界。
ユニットの配置、敵の行動予測、仲間との連携――戦況を見極め、最良の行動を選択し、生存への扉を開け。

ゲームエンジンは小島監督がKONAMI在籍時に開発した「FOX ENGINE」を流用しており、操作性・UIなど前作『MGSV』のゲーム性を色濃く残しています。根本的な『MGSV』のアクション性はそのままに、満腹・渇きゲージや、素材を集めてアイテムをクラフトするといったサバイバルゲーム要素が大々的に追加されました。

『メタルギア サヴァイヴ』はつまらなくない!

まず最初に言いたい。『メタルギア サヴァイヴ』はつまらなくない。プレイしていて単純に面白いし、やり込み要素もあり、Coopプレイもまた別の楽しさがあります。もちろん目新しさの無さや、感情移入できないストーリー、マッチングの遅さなど悪い部分もあり、点数をつけるとしたら100点満点で60点程度でしょうか。良いと思った部分といまいちな部分を1つずつ挙げていきます。

『メタルギア サヴァイヴ』の良い部分

1. シビアなサバイバル生活

『メタルギア サヴァイヴ』のウリでもある生存(サバイバル)アクションがかなりシビアな設定。本タイトルでは「渇きゲージ」と「満腹ゲージ」が存在し、どちらか一方でも0になると快適なプレイは望めません。というか死ぬ。ゲージが減る速度は非常に早くて、体感では10分ほど放置してると主人公は死んでしまいます。このシステムによってプレイヤーは常に食料と水の確保を迫られますが、資源を獲得できるポイントが非常に少なく、生肉をそのまま食べたり、汚い水を浄化せずに飲むと感染症にかかってしまい、さらに状況が悪化してしまうことに。探索を続ければ拠点で牧畜や農業が可能になりコンディションマネジメントの頻度は下がるものの、主人公が食いしん坊すぎてすぐにゲージが減ってしまうので油断はできません。

MGS メタルギア サヴァイヴ
捕まえた野生動物を牧畜することが可能

それに加えて主人公がスペランカー体質。装備にもよるものの、ザコ敵の攻撃でも3回連続でくらうとほぼゲームオーバー必至。伝説のタフガイ スネークではないので当然かもしれませんが。ライフの回復のためにも、コンディション管理が非常に重要となってきます。

このシステムには「ゲージ管理に集中させらてれ他のことに集中できない」「シビアすぎる」という批判の声もあるものの、逆に筆者はこのスレスレ感がスパイスとなってプレイを楽しめました。普段から『Escape from Tarkov』や『7 Days to Die』などのサバイバルゲームをプレイしているユーザーにとってはむしろグッドポイントとなるかもしれません。

2. 楽しいタワーディフェンス要素

Coopプレイのミッションで、一定時間エネルギー採掘機を守るミッションがあり、これがタワーディフェンスライクでプレイしていて非常に楽しめました。時間一杯までおびただしい数の敵が襲ってきて、ルートを加味しながら罠や防衛ユニットを配置し、敵を排除する爽快感。また、敵の「ワンダラー」という結晶質のゾンビは部位破壊が可能で、破壊するとガラスをバリンと割ったようなサウンドとエフェクトが出現。複数のワンダラーを粉砕するのは非常に心地良く感じます。

MGS メタルギア サヴァイヴ
おびただしい数の敵が迫ってくる

タワーを守るために、様々なユニット・武器の制作もできます。武器には「燃えるバット」や「ドリル付きのヤリ」など様々な種類があり、「敵を燃やす床」や「オートタレット」などユニークなトラップも存在。これらを作るためのレシピ(設計図)も多数用意され、ゲームをクリアしても所持していないレシピの方が多いほどです。Coopミッションなどで新しいレシピを獲得でき、これがかなりゲームプレイのモチベーションとなります。このレシピを取得したいがために、ストーリークリア後も定期的にプレイしたくなって、エンドコンテンツとしてなかなかのやりごたえを感じています。

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