Fallout 76:プレスカンファレンス情報まとめ、協力プレイ含むオンライン要素を導入し11月14日発売

Fallout 76:プレスカンファレンス情報まとめ、協力プレイ含むオンライン要素を導入し11月14日発売

Bethesda E3 2018 Showacaseにおいて、『Fallout』シリーズ最新作、『Fallout 76』が今年の11月14日に発売されることが発表され、新トレーラーとともに様々な情報が公開されました。Xbox One先行でベータテストの実施も予定されていますが、日本での実施は未定です。

Fallout 76 新トレーラー

Fallout 76 フォールアウト 76

日本時間10時15分に開始された発表会で、『DOOM Eternal』や『RAGE 2
など、様々なシリーズの情報が公開されました。その中でトリを務めたのが『Fallout 76』。注目作揃いのベゼスダ作品の中でも、ひときわ注目度の高いシリーズ最新作です。ベゼスダ・ゲーム・スタジオのゲームディレクター兼製作総指揮であるトッド・ハワード氏が満を持して壇上に登場しました。

Fallout 76 – Official E3 Trailer

#BE3 | 2018 Bethesda E3 Showcase – 6/10 at 6:30pm PT

※トッド・ハワード氏の登場は2:09:42頃から
※マルチに関する説明動画は2:25:00頃から
※クラフト要素に関する説明は2:27:10頃から
※核ミサイルに関する説明は2:29:30頃から

完全オンライン対応、4人協力プレイ

これが一番大きな変更でしょう。『Fallout 76』ではこれまでの方針を大きく変更し、ゲームプレイにマルチプレイ要素を取り入れることになりました。これまでにFalloutで出来ていたことが全てオンラインで遊べるといったイメージとなっています。

fallout 76 フォールアウト 76 マルチプレイ
敵と戦闘開始した時点、および敵にトドメを刺した時点それぞれでキャップが入手できている。HPを削られても即死はしないようなので、味方がいれば復帰できるのかもしれない

fallout 76 フォールアウト 76 マルチ

fallout 76 フォールアウト 76 マルチプレイ
同一の場所における別チーム視点の戦闘と思われる2枚。PvPがあるのはほぼ確定だと考えられる

チームを組めるのは4人までで、1つのワールドに3チームが同時に存在する仕様のようです。積極的に交流して平和な社会を築くのか、はたまた頭ヒャッハーなレイダーとして全てを奪い取るのか。参加するメンバーの思想によって、ゲーム内容がかなり大きく変わるでしょう。

Fallout 76 フォールアウト 76

クラフト

また、『Fallout 4』から実装されているクラフトも引き継がれており、“C.A.M.P.”と呼ばれるツールを使って壁や防衛設備、これまでのように家具などを作ることが可能です。今作ではお馴染みの通貨であるCAPを使うようで、動画では設置時にCAPが消費されている場面が映し出されています。さらに設置した施設は移動可能であるため、どこに住むのかという選択肢も重要になりそうです。

fallout 76 フォールアウト 76 マルチ
クラフト中と思しき場面。それぞれのプレイヤーでスキル強化の傾向を変えると効率よくクラフトできるかもしれない
fallout 76 フォールアウト76
前作のワークベンチにあたるツールと思われるC.A.M.P

Fallout 76 フォールアウト 76

もちろん、Fallout世界においては「一度拠点を作ったらもう安心」ということはありません。動画中では敵のミュータントに激しく攻められている様子が映っており、敵の攻撃によって施設が破壊されているのが確認できます。敵の攻撃を想定して拠点を強化しつつ資源を集める必要が出てくるでしょう。

Fallout 76 フォールアウト 76 拠点

Fallout 76 フォールアウト 76 拠点 破壊

Fallout 76 フォールアウト 76
それぞれのオブジェクトの耐久度も気になる所。こちらの風力発電機は敵の超音波らしき攻撃により一撃で破壊されているように見えるが…

核ミサイル

そして今作でも、『Fallout』シリーズの代名詞ともいえる“核ミサイル発射”が可能であることも判明しました。敵プレイヤーの拠点やモンスターの生息地を問答無用で吹き飛ばすことができます。核ミサイルが着弾した土地は高濃度放射能汚染地域になり、敵が強くなる代償として貴重な物資が入手できるようです。

Fallout 76 フォールアウト 76 核

Fallout 76 フォールアウト 76 核ミサイル

Fallout 76 核

Fallout 76 フォールアウト 76

核ミサイルを発射するには?

核ミサイルを発射するためには、敵がドロップする核ミサイル発射コードを複数個集める必要がりあります。そして管制基地に乗り込み、そこで集めたコードを使用する必要があるようです。ランダムドロップである可能性もあるので、他のゲームで言うところのエンドコンテンツのような扱いになると推測されます。

Fallout 76 フォールアウト 76 核

Fallout 76 フォールアウト 76 核

Fallout 76 フォールアウト 76
核戦争後間もない時期が舞台とあって、自然も豊かで施設も多く残っている印象を受ける。ミサイルを落とす場所によっては2次災害3次災害が起きるかもしれない

大胆な方向転換がどう作用するか注目

その他、これまでの『Fallout』と比べて確実にブラッシュアップされている点もあります。例えば、舞台の西バージニアが前作のマサチューセッツの4倍広かったり、グラフィックが大幅に強化されていたりといった点です。

Fallout 76 フォールアウト 76

Fallout 76 フォールアウト 76

ですが、そんな堅実な進化の印象を霞ませるほどのインパクトが今回のオンライン発表にはありました。リアルタイム放送に寄せられるコメントでも意見が真っ二つに別れていて、まさに賛否両論の見本市のような状態になっていました。確かにこれまでの作品と比較すると、オンライン化に際して不安なことが全く出ないといえば嘘になります。

例えばFalloutシリーズではレベルと装備により、戦闘力に非常に大きな差が出るのが通例です。プレイ初期に一撃でバラバラにされていた敵であっても、プレイ終盤になれば改造した木製バット(とドラッグ)でしばき倒せるゲームです。それだけの格差があるプレイヤーたちを同じワールドに放り込んだとしても、PvEをまともに楽しむことはできないでしょう。

また、拠点を破壊可能で、核ミサイルまで存在していることも不安を煽ります。汗水をたらして資源を集め、愛情を込めて作った拠点でも、あっというまに破壊されるのではないか。プレイ時間が長く、強力なメンバーが揃っているチームに一方的に蹂躙されて、搾取され続けるのではないか。敵の強さがマルチ基準なのであれば、ソロプレイヤーはまともに楽しむことが出来ないのではないか。そんな意見が数多く上がっていました。

一方、賛成派の意見としては、チームアップをすることにより楽しめるという評価が多かったです。ともすれば退屈になりがちな資源集めも味方とやれば共同作業として楽しめる。ソロプレイでは大味になりがちだった育成や戦闘に戦略性が出てくるかもしれない。中には、「これまで俺たちがレイダーにやっていたことをやり返される。まさに最高のFallout体験だ!」という過激な意見も出ていました。

その他、「NPCが登場しないのであればストーリーはどうなるのか」、「オフラインにしている間は拠点は攻撃されないのか」など、多くの疑問点も散見されました。これはベゼスダ側も意識しているようで、プレスカンファレンス中では何度もソロプレイ可能であることが強調されていました。最も簡単に生き残る方法がチームを組むことというだけで、決してソロプレイが出来ないのではないという説明です。

いずれにしても、まだまだ情報が足りていません。ベゼスダもこれからβテストなどを通してフィードバックを得ていくと述べています。保守的になりがちな大作の大胆な方針転換を歓迎しつつ、じっくり見守りたいところです。

関連リンクBethesda.net

『Fallout 76』の発売日は11月14日で、対象プラットフォームはPlayStation 4,Xbox One,PC。

Source: Youtube