『BFV』プロデューサーが『CoD:MW』に援護射撃 「ミニマップ無しも一つのスタイル」

『BFV』プロデューサーが『CoD:MW』に援護射撃 「ミニマップ無しも一つのスタイル」

ミニマップの実装方法を巡って議論が過熱している『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア / CoD:MW)』のプレイヤー界隈ですが、『CoD』シリーズのライバルにしてFPS界隈を共に盛り上げる同志とも言える『BFV』のプロデューサーからも、『CoD:MW』のミニマップに対する意見が述べられました。

「CoD:MW にミニマップは不要だ」と述べるプレイヤーと議論する『BFV』プロデューサー

発言があったのはEAのゲームチェンジャーとしても活動されているTheTacticalBritさん(@TheTacticalBrit)のタイムライン

「もう一度言うが、Modern Warfareにはミニマップという補助輪は要らない」とアグレッシブな姿勢を見せるTheTacticalBritに対し、横槍を入れたのは『BFV』のプロデューサーのJaqub Ajmal氏。じっくりと長いコメントを寄せています。

BFVプロデューサーの意見は?

「ミニマップは単に補助輪というわけでもなくて、戦術的な奥深さもゲームに加えてくれるんだ。ミニマップに慣れたプレイヤーはより慎重な立ち回りを試みるようになる。武器を撃った時点で相手のミニマップに映るので、後先考えずに撃ちまくるということは出来ないからね。

一方、ミニマップが無い場合はステルスプレイが捗るようになって、一部のプレイヤーにとっては没入感も高くなるだろう。

こんな感じに、ミニマップの有る無しに関しては明確にどちらが上かという話ではなくて、どちらも違ってどちらも良い、異なる2つのプレイ体験を提供しているんだなとは思うよ。

単純明快にランボーの様なアグレッシブプレイを楽しむ人は多いだろうけどね。でも、もし『CoD:MW』がアンチ・ランボーな、常設ミニマップをなくした事による慎重な立ち回りと、タクティカルグレネードの運用に注目したゲームだとしても良いと思う。どちらのスタイルもそれぞれ好みなプレイヤーが沢山居るさ。

ただ一つ心配なのは、『CoD:MW』は歴代通りにかなり短めのTTK(※タイムトゥーキル/キルにかかる時間)になっているね。シリーズ過去作ではビジュアル上から手に入る情報が多かったのでそれでも構わなかったんだけど、『MW』のミニマップ無しの設定では初心者には厳しいので、初心者視点からすれば『MW』のライフサイクル中に新規参加するのはちょっと難しくなりそうだ。

コミュニティからすると、『そんなん雑魚が泣き言を言ってるだけだろ』っていう意見に行き着くかもしれないんだけど、実際問題として新規流入はゲームの健全さを保つには必須なんだ。プレイスキルのレベルに関わらずとも楽しめる場を用意するのは、ゲームにとってはとても重要だ。

そしてその対応策も様々なんだけど、『CoD』シリーズは主にスキルベースのマッチングによってその問題に対処してきたね。でも、そのマッチングバランサーを維持するには世界中から本当に膨大な数のアクティブユーザーが必要で、ゲーム発売数ヶ月もすると健全なマッチングが難しくなったりしまうんだ。

でもミニマップが有るにしろ無いにしろ、新規確保は結局とても難しい問題になっただろうから、これはそこまで関係はなかったかな。

とりあえずミニマップの有り無し自体に『どちらがより正しい形だったか』という答えは無いはずだ。重要なのはどっちつかずの誰も得しないという状態を避けて、その仕様を選んだ上でなるべく大勢を楽しませることができるバランスを探す事だと思う」

意外な方向からの助け舟と「ミニマップ」論争の行方

真逆の方向性を取っているが故にコミュニティ間では積年のライバルのような雰囲気も出ている『CoD』と『BF』ですが、実は両シリーズの開発者同士はそこまで仲が悪くないとの話題がこれまでも何回か囁かれてきました。

今回の『BFV』プロデューサーJaqub氏も、ミニマップ有無の優劣を比べるというわけではなく、「真に重要なのは選択した上でなるべく大勢のプレイヤーを満足させること」と、『CoD』コミュニティの荒み具合を心配しつつも開発者たちの判断を後押しする、同業者としての関心と応援を見せた発言となっています。

まだまだ白熱しているミニマップ議論ですが、昨日のインタビューで『CoD:MW』プロデューサーのDinoさんが「実際にベータを遊んでぜひフィードバックをお寄せください」と述べていますし、明日からは早速ミニマップが敵を映さないという制限つきながらも、コミュニティの要望を聞き入れるという形で再実装されることになりました

「聞いただけの印象と遊んでからの印象は真逆になることが多い」というのはゲーム界隈ではよくある話ですが、だからこそのベータテストと、それを心得ているInfinity Wardの迅速な対応。より完璧なゲームに近づけるためにも、これからもどんどんベータを遊び込んで感想や声を出していきましょう。

『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア(CoD:MW)』の発売日は2019年10月25日で、対象機種はPlayStation 4Xbox One、PC(Battle.net)。

Source:Twitter

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