オープンワールドFPS『GZW』プレイ映像

『オーバーウォッチ 2(Overwatch 2)』のPvE & PvPモード先行プレイレポート!

発表されたばかりの『オーバーウォッチ 2(Overwatch 2)』のPvEモード & PvPモードプレイレポート!
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正式発表されたばかりの『オーバーウォッチ 2 (Overwatch 2)』のPvEとPvPのデモ版をプレイできましたので、早速プレイレポートをお届けします。

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PvE編「ストーリー任務」をプレイ!

オーバーウォッチ2 OW2

これまではほぼPvPがメインだった『オーバーウォッチ (Overwatch)』ですが、続編となる『オーバーウォッチ 2』では「前作のヒーローと新たなヒーローが加わった新オーバーウォッチの壮大なストーリー」を追体験する「ストーリー任務」と、リプレイ性が高くヒーローをレベルアップすることでアビリティを強化カスタマイズできる「ヒーロー任務」というPvEが用意されています。 PvEでは4人でチームを組んで、敵であるAIが操作するオムニックのヌルセクターと戦っていきます。

PvPとの操作感に違和感なし

OW2 オーバーウォッチ2


今回のデモ版では「ストーリー任務」を体験。舞台は新マップのリオ・デ・ジャネイロ。新たなゲームエンジンによって用意されたPvE用の広大なマップです。デモ版ではトレーサー、ラインハルト、メイ、ルシオの4人が選択可能で同キャラ選択は不可。筆者はアタッカーのトレーサーを選択しました。

PvE用の微調整はされていますが、トレーサーはブリンクとリコールを多用し、パルス・ピストルとアルティメットのパルス・ボムのみという瞬間火力は高いものの攻撃手段に乏しいという特性や、体力が150という用意されているキャラクターの中で最低という部分が『オーバーウォッチ』のPvPに近く、操作感をほぼ統一することにより、前作プレイヤーは違和感なくプレイできます。

前作に興味があったけれどPvPオンリーということで手が出せなかったプレイヤーも遊べるようになっています。

アビリティのカスタマイズ要素

OW2 オーバーウォッチ2

しかし、PvEではアビリティのカスタマイズが可能になっています。例えばトレーサーですと以下のカスタマイズが確認できています。

  • アダプティブリロード: スキルを発動したときにパルス・ピストルがリロードされる
  • ハインドサイト: リコールを使用すると直近のダメージを与えた敵達に追加ダメージを与える
  • フラッシュ: ブリンクで敵を通り抜けるとダメージを与える
  • チェインリアクション: パルス・ボムでダメージを与えた敵に追加の爆発が発生する
  • ボーテックス: リコール発生場所に敵を吸い寄せ鈍足化させる
  • スピードキルズ: トドメをさすとクールダウンが短縮される

これらのアビリティはすべて選択可能というわけではなく選択数に上限がありました。アビリティのカスタマイズはヒーローのレベルアップにより解禁されていきます。 デモ版では2つのスキルのみ解禁されており、選べたのはそのうちの1つのみです。

オーバーウォッチ2のストーリー

ストーリーは「オーバーウォッチ 2 シネマティック・トレーラー | “Zero Hour”」でのパリの戦いの後から始まります。 世界中でヌルセクターの侵攻が発生。まずはリオ・デ・ジャネイロにいるルシオと協力して敵を鎮圧し、そこを足がかりに世界中の侵略に立ち向かおうという任務。地上の敵を片付けたあとにヌルセクターの司令船への移動時には、新ヒーローと目されていたエコーが小型船を操作してプレイヤーを運んでくれます。

戦闘の流れ

戦闘は各エリアごとに敵を殲滅、殲滅が完了すると次のエリアに移動して殲滅というのが基本的な流れ。エリア間の移動時にはアイテム箱が用意されており、そこにはお助けアイテムが入っています(例: 設置した範囲内のヒーローを回復するヒーリングステーション、自動で敵を攻撃するタレット、敵の攻撃を一定量防ぐ範囲バリアなど)。 アイテムは共有されており、たとえば宝箱の中にある回復アイテムを誰かが取得すると他の人はそのアイテム箱からは拾えません。

アイテムは使い切りタイプではなくクールダウンがある代わりに何度でも使用できるので、追加アビリティと捉えても良いかもしれません。 所持できるアイテムは一つのみで、別のアイテムを取得すると所有していたアイテムは地面にドロップします。ドロップしたアイテムは他のプレイヤーが回収もできます。

敵はヌルセクター

OW2 オーバーウォッチ2

PvEの敵となる「ヌルセクター」はバラエティに富んでおり、一体一体の行動は複雑ではありませんが物量で推してくるタイプなので油断するとあっさりと倒されてしまいます。とくにHPが150しかないトレーサーはラインハルトの盾やブリンクを多用してヘイトをそらす必要があります。

もし倒されてしまっても45秒間の猶予があり、その間に味方に蘇生してもらえば体力が全快します。ダウン中は這いずっての移動が可能で、味方がダウンしていると他のメンバーには激しい通知音が定期的に鳴ります。 もしチームが全滅してしまっても最後のチェックポイントから再開できます。ただし、やり直せるのは4回まで

ちなみに筆者はダウンした味方がいればすぐに蘇生に向かったのですが、普段のゲームだと蘇生のキーをEに割り当てているのに対し、デモ版の蘇生はFで固定されていたため、いつもの感覚でEを押すとダウンした味方の目の前まで走ってきてリコールでもとの位置に帰るという事案が頻発。もはやトロール。

ボス戦はギミックあり

オーバーウォッチ2 OW2 オーバーウォッチ2
ヌルセクター ベヒモス

ボス戦は司令船のコアの破壊が目的で、コアにダメージを一定まで与えるとボスが登場します。ボスはただ体力が多いだけでなくギミックが用意されているようで、特に全ての床が電撃のダメージ床になるギミックが強力。筆者以外のチームは何度も全滅していました。 一方、我がチームはたまたまなのか狙ったのか、メイがボスを完封するまさかのハメ技を発動してギミック無視でタコ殴りで終了。どこか某『運命2』みのある終わり方でした。

PvE総評

冒頭でも述べましたが、本作はPvEを実装することによりほぼPvPオンリーの前作をプレイできなかったユーザーでも楽しめるような作りになっています。PvPと操作感が統一されていることで、PvEをプレイし続ければ各ヒーローの操作性が把握でき、PvPをプレイするキッカケにもなります。

一方で、PvEオンリーとして見るとたしかに気軽に楽しめる作りになっているのですが、全ヒーローのレベルを上げ終わった後はどのようにモチベーションを維持させるのか気になるところです(と言っても既存のヒーローだけで31キャラ、そこに新キャラがプラスされるので大ボリュームです)。スコアアタックやタイムアタックといった要素もあるとより楽しめそうです。

オーバーウォッチ2のPvP新ルール「プッシュ」をプレイ!

PvEに力を入れている『オーバーウォッチ 2』ですが、もちろんPvPも手つかずではありません。前作OW1にあったルールは全て持ち越されるほか、OW2には新ルールの「プッシュ」が追加されています。

「オーバーウォッチ 2 ゲームプレイトレイラー」

新ルール「プッシュ」とは

OW2 オーバーウォッチ2

「プッシュ」はマップの中央に目標物を押し出すロボットを、敵チーム陣営まで誘導したチームが勝利となるルール。ロボットの周囲にいる人数が多いチームに従うので、ロボットの周りを確保しつついかに敵を退けるかが重要なルールです。ロボットの周りに誰もいないとロボットは小走りでもとの位置に帰ってしまいます。 一言で表すとエリアが移動する「コントロール」と言えます。マップは新マップのトロントで、大きなうねり道が続く道に沿ってロボットが目標物を運搬していきます。

OW2 オーバーウォッチ2

このロボットがなかなか仕事熱心で、ちょっとでも敵の数が増えるとすぐに対象物を反対側に押し出し始めます。 その結果、ロボット周りで混戦状態になり、ロボットがあっちに行ったりこっちに行ったりで膠着状態に陥って、そのままオーバータイムに突入することが多々ありました。 また、戦闘に夢中になってロボットそっちのけで戦闘が始まってしまい気がつくとロボットがもとの位置に帰っているなんてことも。

泥仕合に陥りやすいルールですが、ルールの理解が進むと誰にロボットのコントロールを握らせて、残りのメンバーがどのように立ち回るか戦略性が生まれそうです。

OW2 オーバーウォッチ2

OW2仕様のヒーローとOW1のままのヒーロー

『オーバーウォッチ 2』では『オーバーウォッチ』に登場した31人のヒーローを全て選べます。ただし、エンジンがアップグレードされたことによりキャラクターの外観に変化が加えられたこともあり、今回プレイしたデモ版ではトレーサー、ウィンストン、ルシオ、メイ、ゲンジ、マーシーが『OW2』仕様のデザインに変化。

デザインが変わったといってもキャラクター性能には大きな変化はありません。実際にプレイしてみるとUIが変化していたりシェーダーがスッキリしているのかクリーンになった感覚を覚えました。

なお、BlizzCon会場からプロプレイヤーのXQC氏がプッシュのゲームプレイを配信していますので気になる方はこちらをご覧ください。

Overwatch 2 Gameplay - New Push PvP Mode Gameplay on Torono! WORLD EXCLUSIVE!

『オーバーウォッチ 2』の発売日は未定で、対応プラットフォームはBattle.net(PC)/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。

Source: Overwatch

発表されたばかりの『オーバーウォッチ 2(Overwatch 2)』のPvEモード & PvPモードプレイレポート!

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コメント一覧 (7件)

  • 「ただの解像度upDLCみたいなレベルじゃん…」
    文盲湧いてて草

  • うーーん?
    ただの解像度upDLCみたいなレベルじゃん…

  • キャラクターの魅力と操作の楽しさはトップレベルだから期待してる
    PvPだとぼっちプレイヤーにはちょっとキツくてあんま触ってなかったし

    • pvpじゃんOWって…
      AI相手のPvPずっとやってたりすんの

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