本日、『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーにアップデート(1.42.0.0)が適用されました。内容はPTRサーバーでテストされていたものに加え、新規でのヒーロー調整や大きな仕様変更も含まれているのでご確認ください。
オプション機能追加(PC版限定)
- 「マウスの高精度入力を有効化」の項目を追加
「オプション」→「ゲームプレイ」の最下部に項目が追加されています。該当機能をオンにする事で、従来に比べ意図したタイミングでの射撃がしやすくなります。
オンにした場合、PCへの負荷が若干増加してしまうという点やマウスのポーリングレートなどPCそのものやデバイスの性能に左右される項目となっていますが、PCのスペックに困っておらず対応したマウスを所有しているのであれば、一度試してみる価値はあると思います。
特に、素早くエイムカーソルを振り敵に重なった時に射撃するフリックショットのような射撃を多様するプレイヤーにはお勧めです。ただしオーバーウォッチは、それ以上にヒーロー選択や立ち回りの重要性が高いゲームなのでこの項目をオンに出来ない環境でも、致命的に不利になるということはありません。
Blizzardの公式フォーラム(英語)では、動画を用いて解説されているので本項目に興味のある方は見てみてください。
ライバル・プレイの仕様変更
- シーズンの開始と終了日時を変更
- マップの「プール制」を導入
シーズンの開幕が現在の隔月1日から、隔月第1木曜日の18時に変更。日本時間では隔月第1金曜日の3時への変更となります。
ライバル・プレイ限定でマップのプール制を導入。現在の全マップからランダムに1マップを選択する仕様から、シーズンごとに定められたプール内(各ルール3マップずつ)から1マップを選択する仕様になります。次期シーズンであるシーズン19では以下のマップから選択されるようになります
アサルト | Hanamura、Temple of Anubis、Volskaya Industries |
エスコート | Dorado、Watchpoint: Gibraltar、Havana |
アサルト/エスコート(ハイブリッド) | Hollywood、King's Row、Eichenwald |
コントロール | Nepal、Lijiang Tower、Busan |
ヒーロー調整
全般
- メイの《アイス・ウォール》、バティストの《イモータリティ・フィールド》、シグマの《グラビティ・フラックス》の配置優先度を遠距離からエッジ優先に変更
PTRでの調整通り、上記3つのアビリティ限定で位置決定の優先度が変更されました。
バティスト (強化)
- 《バイオティック・ランチャー》
- 回復速度を秒間0.45から秒間0.36に短縮
- ランダムな弾の拡散を削除
- 距離減衰の開始距離を20mから25mに緩和
《バイオテック・ランチャー》の攻守両面に強化調整が入りました。回復弾は、回復量60や射撃レートは据え置きで回復に掛かる時間が0.45秒が0.36秒に短縮されているので、とっさの回復能力が優秀になっています。
攻撃弾はランダムな拡散を削除されたことで、3点バースト射撃が素直な上反動のみに変更され比較的精密な射撃が可能に。距離減衰も緩和されており、サポートヒーロー唯一の距離減衰持ちという欠点がマイルドに。前回の調整で《イモータリティ・フィールド》が弱体化され、サポートヒーローとしてのアイデンティティが弱くなっていたバティストには嬉しい調整です。
トールビョーン(強化)
- 《モルテン・コア》
- 発動に必要なコストを10%減少
元々それほど評価されたヒーローではありませんでしたが、2枚盾構成の台頭によっていよいよ居場所が無くなってしまっていたトールビョーンに強化調整。
目標に干渉し合うオーバーウォッチにおいて《モルテン・コア》のような面攻撃は優秀なのですが、タレットや本体の非力さが相変わらずなので本調整を受けてもそこまでの活躍には期待できそうにありません。最近はダイブを構成するヒーロー達に強化が入ることが多かったので、その辺りからメタが回ってくれれば可能性も。
以上が今回の主な変更点となります。その他、ワークショップ関連やバグ修正についてはパッチノート(英語)をご覧ください。
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4、Xbox One(海外のみ)、PC。
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Source: Overwatch Patch Notes
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