Blizzard Entertainmentは、本日2020年3月6日『Overwatch(オーバーウォッチ)』のエクスペリメンタルに対してアップデートを行いました。今回は2-2-2のロールキュー環境となっており、全体的にメタ環境を意識したテスト内容といった印象です。
以下調整は『エクスペリメンタル』限定の調整であり、クイックやライバルなどのゲームモードへの影響はありません。
ヒーロー調整(エクスペリメンタル)
アッシュ(強化)
- 《B.O.B》
- アナの《スリープ・ダーツ》 を受けてもスリープ状態にならないよう変更
Ultで登場する《B.O.B》は《スリープ・ダーツ》を受けてしまうと射撃時間10秒の内、最長で6秒もの間無力化されてしまいます。射撃中は足を止めてしまうので簡単に当てられてしまう上、120ダメージの突進を相手に当てる場合どうしても敵陣中央や後衛に走らせる必要があるため味方のバリアで守るという事も難しかった所に、対アナと状況は限られますが有効な強化が入りました。
《ハック》や《EMP》によって受けるハック状態には相変わらず弱いままですが、《ハック》で無力化できる時間は5秒であり、被弾で《ハック》が中断されてしまうので《スリープ・ダーツ》に比べ難易度が若干高いです。
バティスト(強化)
- 《エグゾブーツ》
- 最大チャージまでに必要な時間を1秒から0.7秒に短縮
- 《リジェネ・バースト》
- クールタイムを15秒から13秒に短縮
《バイオティック・ランチャー》周りの弱体化や《イモータリティ・フィールド》の効果時間短縮、《アンプリフィケーション・マトリックス》のコストアップなど弱体化が相次ぎ一線を退いたバティストに強化。
今までに調整が入ってこなかったアビリティの強化なのでどの様な結果になるか予想が難しいですが、どちらも自身の生存率を高める強化なので、より粘り強い戦いが可能になるのは間違いありません。
D.Va(弱体化)
- 《ブースター》
- クールタイムを3秒から4秒に増加
現在PTRでテストされている内容と同じ調整です。
メイ(弱体化)
- 《アイス・ウォール》
- クールタイムを10秒から13秒に増加
現在PTRでテストされている内容と同じですが、5本中1本の破壊で全ヒーローが通過可能になる調整は行われていません。単純に数値を変更する様な調整でないと、エクスペリメンタルでのテストは難しいのかもしれません。
オリーサ(強化)
- 《フュージョン・ドライバー》
- ダメージを10から11に増加
射撃ダメージが1月24日以前と同様の数値に戻っています。射撃ダメージの変更と合わせて《フォーティファイ》のクールタイム増加や《ストップ!》の効果時間短縮など、多くの弱体化が行われたので一部を戻して様子見する感じですね。
シグマ(強化)
- 《グラビティ・フラックス》
- 発動に必要なコストを10%減少
- 浮遊時の移動速度を30%増加
こちらはPTRでテスト中のコスト減少に加えて、さらなる強化案が実験されています。スタン系アビリティやキルによるシャットダウンが若干されにくくなるでしょうか。
ソルジャー76(強化)
- 《ヘリックス・ロケット》
- クールタイムを8秒から6秒に短縮
現在PTRでテストされている内容と同じ調整です。
ソンブラ(強化)
- 《マシン・ピストル》
- 射撃時の拡散率を10%軽減
定期的に強化されているソンブラの《マシン・ピストル》。本調整により200族を1マガジンでキルする動きがより安定するようになります。
繰り返しになりますが、今回紹介した調整内容は試験的な調整を試すゲームモード『エクスペリメンタル』限定の調整となっており、クイック・プレイやライバル・プレイ、アーケードなどには影響ありません。
前回の『エクスペリメンタル』
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
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