データマイニングで発見=登場確定、というわけではありません。
プレイヤーによる『VALORANT(ヴァロラント)』のデータマイニングにより“Crusader”と“Shatter”という名のエージェントの存在が確認されていましたが、すでに開発が中止されたキャラクターであることをライアットゲームズの開発者が明かしました。
噂されたエージェント、“Shatter”と“Crusader”
データから発掘されたリーク情報によると、“Shatter”は自身のデコイを作って敵をだますエージェントとのこと。また、作り出されたデコイは前方に向かって走り、数秒後に爆発して近くの敵にダメージを与えるという噂もありました。
Shatter Clone Ability Audio:
Shatter is another one of the agents that has possibly been scrapped, but unlike others, this has not been confirmed.
After digging through dev audio files for hours, I have been able to match up some sounds to his clone ability. Enjoy! pic.twitter.com/8jRcupYQ76
— Valorant Express - Valorant Leaks And News (@ValorantExpress) July 20, 2020
“Crusader”はシールドを装備したエージェント。シールドはスパイクの設置中にダメージをブロックすることができるのに加え、投げることも可能と言われています。その他にも、手榴弾を装備しているとも伝えられています。
噂されたエージェントは古いものだった
このリーク情報に対してライアットゲームズのリードキャラクターデザイナーであるライアン・“Morello”・スコット氏が回答。“Shatter”と“Crusader”はすでに遠い過去に開発が中止されたキャラクターであり、プレイヤーがファイルを“読みすぎている”ため、今回のような古いリーク情報が出たとしています。
Super old cancelled characters. I've talked a bunch on my stream about Crusader getting the axe. Y'all reading too much into files - lots of stuff cut from the game over time https://t.co/goz3I3hiwJ
— Morello (@RiotMorello) July 20, 2020
ゲームファイルには開発が中止となったデータが残されていることもあり、データマイニングをめぐっては、過去に『BFV』にて特攻兵器「桜花」のファイルが発見され物議を醸したこともありました。
データが見つかったとしても、それが実際にゲームに登場するとは限らないことが改めて分かる事例です。ゲームファイルからの情報だとしても、あくまでも「噂」程度と認識しておきましょう。
無料FPS『VALORANT(ヴァロラント)』の発売日は2020年6月2日で、対象機種はPC(Riot Games)。
Source: Dot Esports
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